まつげ育毛とは

まつげ育毛とは

まつ毛育毛とは、ビマトプロストという薬剤でまつ毛を濃く、長く育毛することです。

ビマトプロストはもともと緑内障の目薬に配合されていた成分で、眼圧を下げる効果があります。

しかし、それを使用している患者のまつ毛が濃くなったことから、まつ毛の育毛効果もあることが明らかになりました。

日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)は、2008年にビマトプロストをまつ毛の育毛剤として承認しました。

商品名は「ルミガン」で、ジェネリックに「ケアプロスト」があります。

ルミガンは点眼薬ではなく、細いアイブラシでまつ毛の根元に塗る薬で、上まぶたのまつ毛だけに使用します。それによってまつ毛の数の密度が増して、1本1本のまつ毛が太く、長くなります。

ルミガンを使用してから2ヵ月くらいで効果が現れて、4カ月くらいで最大の効果が得られます。使用を止めるとしだいに元のまつ毛の状態に戻ります。詳しくは「ルミガンの有効成分ビマトプロストの効果」をお読みください。

まつげ育毛の重要性と問題点

エクステでまつげダメージ

女性のチャームポイントの中でも目元の美しさはもっとも重要なものです。そして目元の美しさをおおきく左右するのがまつ毛です。

濃く長いまつ毛は目の表情を美しく縁取って引き立てます。

それだけに女性はアイメイクには気を配って、時間もかけています。しかし、問題はその時間がかかりすぎることです。

いそがしい朝のメイクの時間の大半をアイメイクにかけている女性も少なくありません。

また、目の美容のひとつであるまつ毛パーマやまつ毛のエクステンションには事故やトラブルがよく起きています。

消費者センターには、まつ毛のエクステをしてから目が痛くなった、涙が止まらないなどの相談が多数寄せられています。

まつ毛パーマも慣れない施術者にあたると、パーマ液で目を傷めてしまったり、まつ毛自体がダメージを受けるというトラブルが起きています。

アイメイクのもう1つの問題点は、汗や涙でマスカラが流れてパンダ目になってしまうことがある点です。

濃くて長い自前のまつ毛があったら、アイメイクにそれほど時間をかける必要がなく、パンダ目になる心配もありません。エクステやパーマによるトラブルにも無縁になります。

そんな美しい自前のまつ毛は女性の夢ですが、その夢をかなえてくれるのがまつ毛の育毛です。

まつげ育毛剤ルミガンの成分と効果

ルミガンとは

まつ毛の育毛剤「ルミガン」有効成分ビマトプロストは、まつ毛の長さ、密度、色の濃さを増す作用があります。

ルミガンの米国での承認前に行われた臨床試験では、278人の治験者の78%にまつ毛の育毛効果が確認されました。

16週間の試験の結果は、平均で以下というものでした。

  • 長さが25%伸びた
  • 密度が6%濃くなった
  • 色の濃さが18%アップした

効果は4週目から出始めて、16週目に最大になりました。使用を中止すると数か月で元の状態に戻ります。

この結果を受けて米国の食品医薬品局(FDA)は2008年にルミガンをまつ毛の育毛剤として承認しました。

日本では未承認ですが、美容外科などでは処方されています。個人輸入で購入することもできます。

同成分のまつげ育毛剤にケアプロストもあります。日本からの個人輸入はケアプロストの方が人気化もしれません。

ルミガンはビューラーの使い過ぎなどでダメージを受けたまつ毛の回復にも効果があります。

ビマトプロストになぜまつ毛の育毛効果があるのか、詳しい作用機序は明かになっていませんが、毛包にあるプロスタグランジン受容体に作用して増毛機能を活性化すると考えられています。

ビマトプロストは元来は緑内障の治療薬で、ルミガンの添付文書にはその作用について次のように記されています。

「ビマトプロストは、体内の生理的な物質であるプロスタグランジンの誘導体です。

眼球を満たす液体である房水の流出を促進させることで、眼圧を下げ、緑内障における視野の悪化を抑えます。」

▼ルミガンの使用方法

ルミガンは1日1回、上まぶたのまつ毛の根元に専用のアイブラシで塗布します。目に薬液が入らないように注意してください。

アイメイクを落とした夕方に使用してください。皮膚が薄い下まぶたのまつ毛には使用できません。

コンタクトレンズをしている人は、外してから使用します。また、ルミガンの使用中は、まつ毛パーマやまつ毛のエクステンションはしないようにしましょう。

ルミガンの副作用は?

ルミガンは上まつげの生え際に

ルミガンは安全なお薬で副作用はほとんどありません。

報告されている副作用は、痒み、目のまわりの黒ずみなどです。痒みは使用に慣れると出なくなることがほとんどです。

目のまわりの黒ずみは緑内障の目薬として使用したときは高い頻度で発生しますが、まつ毛の育毛剤として、まつ毛の根元にだけ塗布するときは目立つほどの症状はほとんど現れません。

塗るときに皮膚の他の部分につかないように注意しましょう。

眼の中に薬液が入ると、目の痒みや充血、涙が出るなどの症状がでることがあります。しかし、もともと目薬の成分なので、重い症状になることはありません。

塗るときに目に入らないようにする注意も大切です。

まつげ育毛剤の塗り方について動画で学ぼう