尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマのできる場所

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルスというウィルス菌が原因となる性病の一種です。ヒトパピローマウイルスは別名「HPV」とも呼ばれています。

主な症状は性器や肛門周辺にイボができ、悪性の場合はこのまま子宮頸がんの原因にもなる怖い性病です。

痛みなどがあまりないのでなかなか感染したことに気が付かない人が多いです

また、軽傷の場合は症状に気が付かないまま自然治癒力で治ってしまう場合もあります。

感染については、皮膚や粘膜などにある傷を通して菌が体内に入り込み感染してしまうので、感染経路で一番多いのは性行為です。

口からの感染率も高く、オーラルセックスを好む人も感染率は高くなっています。

また、粘膜からの感染なので、性行為だけではなく、温泉などお風呂場などからも感染してしまいます。

感染力は年々高まってきていて、日本における感染者数は年間で10万人に30人にもおよぶ割と多い性病です。

感染者が増えているということは、それだけ感染リスクも高まっているといってもいいですよね。

性に対する意識が緩んできている今、自分の身は自分で守るのがとても大切。

感染リスクをできるだけ減らしながら楽しんでいきるように性病についての知識をもつようにしましょう!

尖圭コンジローマの症状

尖圭コンジローマはクラミジアなどの性病に続いて日本でも男女共に感染者数が年々増えている、とても感染力の高い身近な性病です。

主な症状は、性器や肛門周辺にカリフラワーのようなボツボツとしたイボができます。

初期症状は小さなイボに始まって、ひどくなると大きなイボができてしまいます。

男性も女性も同じような症状がでて、ほとんどの方は痛みもかゆみもあまり感じないのが特徴です。

そのために、感染していても自覚症状はほとんどないのも問題です。

そして、コンジローマはヒトパピローマウイルスというウィルスが原因になっていて、このウィルスは感染してすぐに症状がでる人もいれば、体内に潜んでいて数カ月後に発症する、という人もいます。

この病気は性行為を行ったことがある人なら誰でも感染している可能性を持っていて、特にパートナーが多い人ほど感染率は高いと言えるでしょう。

感染しても無症状の人が多いこと、感染に気が付くのが遅れてしまうこと、パートナーが多いといつ誰から感染してしまったのかの特定も難しいです。

自分の感染リスクも高く、感染させてしまう可能性も高いということは頭に入れておきましょう!

イボには良性と悪性のもがあり、悪性の場合はガンになってしまう可能性もあるのでたかがイボと思っていてはとても危険。

お互いのためにも違和感がある場合にはすぐに医師へ相談にいくことを心がけてくださいね。

尖圭コンジローマのできやすい場所

尖圭コンジローマとは、主に性交渉によっておこる、性行為感染症(STD)のひとつです。

HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因であり、なかでも6型、11型HPVという種類のウイルスが深く関わっています。

性行為だけでなく、それに類似した行為やオーラルセックスでも感染することがわかっています。

皮膚の表層よりも内側にある、基底層とよばれる部位の細胞への感染が必要となるため、表皮に損傷を受けやすい箇所が好発部位となります。

性行為の際に、性器が触れたりこすれたりする部分は、好発部位と考えてよいでしょう。

男性では、亀頭の先端部分や冠状溝とよばれる部分、包皮の内側・外側、陰のう、会陰部(陰のうと肛門の間)、肛門周囲などです。

女性では、大小陰唇や腟前庭とよばれる部分、子宮頸部、会陰部、尿道口、肛門周囲などです。

尖圭コンジローマは、皮膚や粘膜にある小さな傷に侵入して感染しますが、感染後すぐに発症するわけではありません。

3週間~8ヵ月(平均2.8ヵ月)くらいの潜伏期間を経て、尖圭コンジローマの症状があらわれることがわかっています。

尖圭コンジローマの症状としては、乳頭状(乳首のような形)や鶏冠状(ニワトリのトサカのような形)、カリフラワー状のイボがあらわれます。

イボの大きさは1~3ミリ前後から数センチ大のことが多く、色も白やピンク、褐色、黒色とさまざまです。

尖圭コンジローマは自覚症状がほとんどないことが特徴ですが、まれにかゆみや痛みを感じることもあります。

膣壁にできたものなどは目視ではわからないため、子宮頸がん検診などの細胞診の異常をきっかけに、発見されることも少なくはありません。

尖圭コンジローマは産道感染してしまうおそれもあるので、妊娠中に発症すると、再発性呼吸器乳頭症(RRP)などを発症してしまうことがあります。

尖圭コンジローマの原因

尖圭コンジローマは性病の一種で、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウィルスによる感染症です。感染の主な原因は性行為や性行為に似たような行為と言われています。

粘膜を通して感染してしまうので、性行為だけではなく、傷口などがある場合はそこからも感染してしまう可能性は十分にあります。

そして、感染リスクがとても高いのがアナルセックスで、肛門に挿入するときに小さな傷ができ、そこから感染してしまう症例が多くあります。

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しやすい人として多いのが男性で、その中でも包茎の人は特に感染しやすいと言われています。

包茎は包皮に常に覆われているので内部には汚れが溜まりやすくて蒸れやすく、ウィルスにとっては最高の環境なのです。

なので、感染リスクは高いと言えます。包茎ではない人でもペニスの衛生環境はとても大事です。

できる限り衛生面に気を付けて清潔に保つことを意識してみましょう。

尖圭コンジローマはとても感染率が高いので、感染している人と性行為を行うと70%以上の確率で感染してしまいます。

感染者の多くは性行為を活発に行っている若い世代に多いく、実際に感染していても気がついていない人が多いので、どれだけの人数が感染しているのかが分からないのも現状です。

感染してしまったら早期治療を行い、大切な人への感染を防ぐ努力をしてください!

尖圭コンジローマの検査方法

尖圭コンジローマの検査方法は男性と女性で異なります。

医師による問診および視診は同じです。理由は、視診によって十分に診断がつくことが多いからです。

ヒトパピローマウイルスによる病巣を確定する際は、組織を取って組織学的に診断します。

ヒトパピローマウイルス(HPV)はDNAウイルスであり、PCRという機械でウイルスを増やして調べたりHybridCapture(HCⅡ)法という機械を用いてHPVの型を調べたりします。

多くは6型および11型の感染ですが、これらは悪性化することはありません。  

以下が男性と女性の検査方法の概要です。

※ただし、医療機関によって検査方法は異なります。

<男性の場合 >
泌尿器科や皮膚科で受診して検査します。まず、医師が問診してその後に、イボができている部分を視診します

亀頭(ペニスの先端)や冠状講(亀頭と陰茎体の間)、包皮内外板(ペニスの皮の内側と外側)、陰嚢、必要に応じて肛門の周りや内側を診たりします。

視診で判断がつきにくいまたは確定診断するために、イボを切り取って組織学的な検査をすることがあります。その際、外来で小手術をします。  

<女性の場合> 

婦人科で受診して検査します。はじめに医師と問診します。

その後、内診ができるか確認をします。

婦人科の診療では内診があり、外性器の状態をみて、その後、膣鏡(クスコ)という器具を入れて膣の内側がただれていないか、イボができていないか診ます。

そして、指を膣の中に入れて、もう片方の手でお腹の上から押して、子宮のかたさや位置を診ます。

これらはだいたい2〜3分ほどで終わります。 力を入れすぎると痛いのでリラックスするようにしてください。

お腹に手を当てて、2〜3回ゆっくり深呼吸すると楽になります。

他の性感染症の疑いがあるときは、荀液検査や尿検査、他におりものの検査も受けることがあります。

コンジローマ治療薬の種類

尖圭コンジローマに感染すると、感染部位にイボができるのが主な症状です。

治療としては、イボを取り除くこと、ウィルスを取り除くことが挙げられます。

使用される薬は主に塗薬で、「5-FU軟膏」「ブレオS軟膏」「抗ウィルス剤」などの塗り薬などです。

ここで一番の問題は、どの薬も保険適用外なのでお金の負担が気になるところです。

最近ではベセルナクリーム(持田製薬のページが開きます)という尖圭コンジローマ治療用の薬もできたようで、この薬だと保険の適用範囲内なので治療費の自己負担額も減らすことができます。

ただし、症状や感染部位の状態によって処方される薬も変わってくるので治療前にしっかりと医師に相談し話を聞くようにしましょう。

尖圭コンジローマの治療薬の主な効能は、感染部位に塗ることで、事故免疫力を高めてウィルス拡大を抑えたり、感染してしまいイボができている箇所の皮膚細胞を破壊してイボを無くすことです。

ここで覚えておきたいことは、尖圭コンジローマに感染すると完全にはウィルスを体内から出すことは難しいのです。

なので、一度感染すると2割~3割ほどの人が再発してしまうと言われています。

また、この病気の特徴として、感染してしまっても自覚症状がなく病気をそのままにしてしまい悪化させてしまうというケースも多くあります。

身体に少しでも気になる異常が見つかったらすぐに病院に行く、そして日ごろから自分の身体に目を向けるようにしましょう!

ベセルナクリームの塗り方

ベセルナクリームは、外性器または肛門周囲の病変部に対して使用することができます。

適量を1日1回、週3回(1日おき、「月・水・金」や「火・木・土」やなど)、就寝前に塗布してください。

塗布した後はそのままの状態を保ち、起床後(6~10時間後)にお薬を石けんと水やお湯で洗い流してください。

治療が完了するまで継続的に使用することができますが、お薬の使用は原則として16週間までにとどめるようにしてください。

【ベセルナクリーム塗布の手順】

  1. ベセルナクリームは、就寝前に使用してください。 包装を開けて、指先にお薬を適量しぼり出してください。

  2. ベセルナクリームをイボの部分(病変部)にのみ、うすく塗布してください。 クリームが見えなくなるまで、やさしくすり込むことがポイントです。塗布後は、テープや絆創膏でおおわないようにしてください。 腟口及び尿道口付近にぬった場合には、はれや痛みにより排尿困難となることがあるので、医師の指示どおり使用してください。 また、見えにくい場所にイボがあるときは、手鏡などで病変部の状態を確認しながら、患部にのみ塗布するようにしてください。

  3. ベセルナクリームを塗布した後は、必ず手指を石けんでよく洗ってください。 ベセルナクリームを塗布したあと、6~10時間保ち、この間は塗布部を洗わないようにしてください。

  4. 塗布してから6~10時間後を目安に、ベセルナクリームを石けんと水やお湯で洗い流してください。 男性の方で、包皮内のイボを治療している場合には、毎日包皮を反転させて患部を洗い、清潔に保つようにしたください。

【ベセルナクリームの注意点】

ベセルナクリームを塗布し忘れてしまった場合には、次の日の就寝前に使用して、その後2日間連続で使用しないようにしてください。

塗布した部位およびその周辺に、皮膚の赤み、ただれ、表皮のはがれなどがあらわれやすくなるので、指示された用法・用量を守ってください。

上記のような症状が強くあらわれた場合には、石鹸を用いて、水または温水でベセルナクリームを洗い流し、医療機関を受診してください。

ベセルナクリームによる治療終了後、皮膚の色が変色したり脱色して、もとに戻らないことがあります。

ベセルナクリームに含まれる油脂成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品を破損させるおそれがあるため、お薬が付着しないようにしてください。

ベセルナクリームの副作用

ベセルナクリーム(イミキモド)の使用法・副作用・使用上の注意はメーカー添付文書を参考にしてください。

尖圭コンジローマの治療薬には「5-FU軟膏」「ブレオS軟膏」「抗ウィルス剤」「ベセルナクリーム(イミキモド)」などの塗薬が主に使用されます。

尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)はとても繁殖力の強いウィルスです。

イボがなくなり繁殖力がおさまったかなと思っても、体内にはウィルスが残り再発してしまう・・・なんてこともよくあります。

ではこの強いウィルスを消滅させるための治療薬、副作用はどうようなものが考えられるのでしょうか。

副作用は軽いものから重症になってしまう症状まで、副作用がでる確率は高いとも言われています。ほとんどが軽い症状なので重症化してしまう人は稀です。

軽い症状だと、感染部位が赤くなり炎症してしまうケースがあります。

ただ、尖圭コンジローマを治す過程で、皮膚の細胞を破壊して皮膚再生を促すので、薬がしっかりと働いている証拠でもあります。

中には赤くなるだけではなく、皮膚がただれてしまう人もいますが、この場合は薬の使用をすぐにやめてかかりつけの医師に診てもらいましょう。

また稀なケースですが、重症化してしまうと発熱や筋肉痛のようなふしぶしの痛み、悪寒など、インフルエンザに似たような症状がでてしまうことがあります。

治療中にいつもと違う気になる症状が身体に見られたらすぐに病院に行くようにしましょう!

ベセルナクリームの入手方法

イミキモド配合の尖圭コンジローマ治療薬ベセルナクリームは処方薬のため、性病科で処方されるのが一般的です。

通常は、病院で受診してコンジローマと結果が出た場合に適量のベセルナクリームが購入できます。症状の進行度合いによって必要なクリーム量が上下しますが、一般的には1回の受診で完治に必要な容量の治療薬は処方されません。

そのため、使い切っても完治していない場合は何度も病院でお薬の処方を受け、処方薬局でベセルナクリームを購入することになります。

しかし、近年では医薬品の個人輸入が普及しだしたこともあり、個人輸入ストアからベセルナクリームを購入することもできます。

購入時に処方箋は必要ありませんが、使い方や頻度、完治したかの判断などは必ず医師の診断の元に判断してください。

通販でベセルナクリームを購入できるため多忙な方や性病科の受診が恥ずかしい方などにメリットがありますが、間違った使い方で副作用が出ることもありますので、注意が必要です。

よって、当役の入手方法はまずは性病科での診断に基づいたお薬の処方になります。

尖圭コンジローマの治療方法と治療期間

尖圭コンジローマの治療方法は、「外科的な治療法」と「薬による治療法」の2つに分けられます。

代表的な治療方法について、みていきましょう。

【外科的な治療法】

<凍結療法>
液体窒素を含ませた綿棒を、病変部に何度か数秒間押し当てることで、凍結壊死させて除去する方法です。

これを、1~2週間ごとに繰り返すことで、治療が完了します。 わずかな痛みはあるものの、麻酔は不要であることが特徴です。

欠点は、イボの大きな症例には適応できなことや、治療期間が数週間かかることです。

<酢酸溶液の塗布>
80~90%三塩化または二塩化酢酸を塗布することで、病変部を化学凝固により白変壊死させて除去する方法です。

これを、1週間ごとに繰り返すことで、治療が完了します。 凍結療法と同様に、麻酔は不要であることが特徴です。

欠点は、イボの大きな症例には適応できなことや、試薬液の準備が必要なこと、取扱いに注意が必要なことです。

<炭酸ガスまたはホルミウムレーザーによる蒸散法>
炭酸ガスレーザーやホルミウムレーザーを照射することによって、イボを蒸散させる方法です。

他の外科的療法に比べても、組織傷害の深度が極めて浅いので、治癒も早く傷痕も残りにくいことが特徴です。

欠点は、麻酔が必要となることや、専門の装置が必要となること、レーザー蒸散時にHPV(ヒトパピローマウイルス)を含む煙が発生することです。

<外科切除法>
電気メス(電気焼灼)やハサミ、メスなどの器具を用いて切除する方法です。

大きなイボに対しても使用することができる方法で、前述のレーザーによる蒸散法と組み合わせて使用することもあります。

欠点は、麻酔が必要となることや、傷痕を残さないためには熟練した医師の手技が必要となることです。

【薬による治療法】

<イミキモド5%クリーム(ベセルナクリーム5%)の外用>
専用のクリーム剤を塗布することで、イボを退縮・治癒させる方法です。

世界の75以上の国と地域で使われており、2007年12月より、日本でも健康保険が適用される薬として認可されました。

処方せんによりどこでも処方が可能なことや、大きなイボにも適していること、傷痕などが残りにくいこと、副作用や痛みが少ないことが特徴です。

欠点は、治療期間が数か月かかることや、患者さんの負担が大きいこと、妊婦や小児への使用は一部制限されていることです。

尖圭コンジローマの再発

尖圭コンジローマは、根気よく治療をしないといけない病気です。

完治するまでに治療をやめてしまうと再発する可能性があるので注意が必要です。

治療法によって再発の違いはありますが、視診上治癒しても3ヶ月以内に約25%は再発するという報告があります。

再発の方がパートナーから再感染するよりも多いことが分かっています。

また、治癒してきたとしても、その時点で既に他の部位に感染している可能性があります。

そのため、最低3ヶ月は再発があるか確認するようにしてください。確認方法は専門の医療機関へ行き、医師の診察を受けるようにしてください。  

再発する原因として、治癒したと思って途中でベセルナクリームでの治療を中止することです。

完全に治癒するまでは、専門の医療機関で医師による治療が終了するまで続けるようにしてください。  

尖圭コンジローマは、本人以外にもパートナーも一緒に感染している可能性があります。

その時に症状が現れていなくても、数ヶ月後に新たに発症する危険性が高いことが分かっています。

そのため、本人だけでなくパートナーも感染していないか確認する必要があります。  

再発しないようにする予防策として、パートナーに感染させないまたはパートナーからもらわないようにしなくてはなりません。

そのためにコンドームの使用が大切になります。

しかし、広い範囲に尖圭コンジローマの感染が認められている場合は、コンドームだけで完全に予防することができませんので注意してください。

特に外陰部に皮膚炎のあるものは感染しやすい特徴があります。  

また、尖圭コンジローマはウイルス性の性感染症です。そのため、身体の免疫機能が落ちると発症および再発しやすくなります。

日頃の疲れやストレス、風邪など引くと再発しやすくなるので、体調管理をしっかりしておくことも大切です。

尖圭コンジローマの手術

尖圭コンジローマは手術で治療することがあります。

手術には一般的な切除(取り除くこと)のほかに「凍結療法」「電気灼熱法」「CO2ガスまたはホルミウムレーザー蒸散法」と主に4種類あげられます。

いずれの手術後にもベセルナクリーム(イミキモド配合)を患部に薄く塗って完治するまで治療を続けます。

1つ目の凍結療法は、液体窒素を使って凍らせます。液体窒素を含ませた綿棒を患部に当てて凍結壊死させます。

これを1〜2週ごとに繰り返します。

治療後ですが、水ぶくれやただれ、潰瘍ができることがあります。麻酔を行わないため、処置中や終了後、数日間は患部が痛いと感じることがあります。  

2つ目の電気的灼熱法は、電気メスで部分的に焼いて取り除きます。

小から中程度の大きさの範囲であれば、多発性であってもこの治療が行われることがあります。

治療後ですが、水ぶくれやただれ、潰瘍、痛みが生じることがあります。

また、電気的灼熱法は皮膚に痛みを生じるので局所麻酔にて行います。  

3つ目のCO2ガスまたはホルミウムレーザー蒸散法は、CO2ガスやホルミウムレーザーを用いて蒸散(患部の水分を水蒸気にして外に発散させること)させます。

小から中程度の大きさの範囲で、部分的なものから広範囲に多発した部位でも使用することができます。

治療後ですが、ただれや潰瘍、痛みを生じることがあり、ほかに赤みや色素沈着が数ヶ月ほど続くことがあります。こちらも皮膚に痛みを伴うため局所麻酔をして行われます。  

4つ目は外科的切除です。小〜大範囲の部位でも使用することができます。

治療後ですが、ただれ、潰瘍、痛みが生じることがあります。こちらも皮膚に痛みを伴うため局所麻酔をして行われます。  

どの手術をするかは、症状の程度や種類、医療機関よって方法が異なります。その医療機関の指示にしたがって選択してください。  

全ての尖圭コンジローマを確実に治療できる方法は現在のところありません。

確認できる箇所を全て取り除いたとしても、その間に別の部位に観戦している可能性があります。

そのため、数週間の間隔で繰り返し治療を行うかもしれないということを知っておく必要があります。

参考資料|
国立感染症研究所 尖圭コンジローマとは      
日本性感染症学会 ガイドライン 2008 尖圭コンジローマ      
持田製薬株式会社 尖圭コンジローマについて

コンジローマについて動画で学ぼう