【ED治療薬】シアリスの効果・飲み方・注意点など
目次
シアリスとは
シアリスは、勃起不全症(ED)治療薬の一つで、イーライリリー社が2002年10月(国内では2007年9月)より製造販売を行っています。
有効成分としてタダラフィルが配合されており、5mg錠と10mg錠、20mgの3種類の規格が販売されています。
「若いころのような硬さを手に入れたい」「勃起までの時間を短縮させたい」「くり返し何度も性行為を行いたい」といった男性の希望を叶えるために役立つお薬です。
他のED治療薬とは異なるコンセプトで開発されたED治療薬で、効果の持続時間に定評があります。効果は他のED治療薬と比べるとマイルドですが、副作用も出にくいので、自然な状態に近い勃起が得られることが特徴です。
国内でも推奨している医師は多く、世界的にもヨーロッパや南米などをはじめ、多くの国々でトップシェアを獲得しています。
有効成分タダラフィルは、ペニスの陰茎海綿体にあるホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)の分解酵素を阻害し、陰茎動脈や陰茎海綿体の平滑筋にある伝達物質cGMPの濃度を上昇させます。その結果、ペニスへの血流量が増加して、そこに性的刺激を受けることで勃起が達成されます。
抗精神病薬やマイナートランキライザーのように、中枢(脳や神経)に作用するお薬ではないため、依存性が問題となることはありません。
シアリスの特徴
シアリスの特徴として、「長時間作用型のED治療薬」「自然な勃起が得られる」「食事の影響を受けない」の3つが挙げられます。
シアリスは長時間タイプのED治療薬であり、服用後1~3時間程度で効果があらわれ、効果が24~36時間にわたり持続することが知られています。
先に発売されたシルデナフィル(バイアグラ)やバルデナフィル(レビトラ)と異なり、翌日まで効果が持続する長時間型であることから、繰り返し性行為を楽しみたい方にもおすすめです。
ガツンと強力な勃起ではなく、ゆっくりと穏やかに勃起をもたらすため、ED治療を必要としない方とあまり変わらないような勃起を実感することができます。
さらに、ED治療薬の弱点ともいえる、食事による影響を改善していることも人気の理由の一つです。
類似薬では、食後に服用することで吸収や効果が低下してしまいますが、シアリスであれば食事の影響を受けにくいため、食後の性行為においても用いられています。有効成分タダラフィル20mgの空腹時と食後の服用を比較した場合、血中濃度に影響がないという報告もあります。
食事との影響を受けにくいうえ、昼過ぎに服用したとしても夜寝るまで十分な効果が残っているので、服用しやすいこともポイントです。
このように、シアリスは他のED治療薬とは異なる特徴を持つため、この薬の開発によってED治療における選択の幅が広がりました。
シアリスのよくある疑問
シアリスを服用すると、性的刺激なしでも勃起が続くと誤解されがちですが、実際にはそのようなことはありません。 性的な興奮や、陰茎に対する適切な物理的刺激がない限りは勃起はおこらず、問題なく日常生活を送ることができます。
シアリス服用時に性行為を行った場合、精子や胎児に対する影響を心配される方も少なくありません。 現在の時点では、シアリスを服用することによる胎児や精子の異常は報告されておらず、問題なく服用していただくことが可能です。
ED治療ガイドラインにおいても、性行為の際にED治療薬としてシアリスやバイアグラなどのPDE-5阻害薬を用いることは、高いエビデンスのもとに推奨されています。
また、正式に適応症を取得しているわけではありませんが、一部の研究によるとシアリスには、血管内皮機能障害を改善するはたらきも認められています。
血管の柔軟性を回復させることや、老化の原因物質である活性酸素を除去するはたらきもあり、アンチエイジングの分野でも臨床応用が期待されています。
ED(勃起不全症)とは
ED(Erectile Dysfunction)とは、勃起不全症のことをあらわしており、40代男性の5人に1人、50代男性の2.5人に1人が悩んでいるといわれている疾患です。
専門的には、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」と、ED診療ガイドラインに定義されています。勃起が全く起こらないという状態だけでなく、硬さが不十分である場合や、勃起を維持できず満足な性行為が行えないことも、治療の対象となります。
原因はさまざまですが、「器質性ED」「心因性ED」「薬剤性ED」のいずれかに分類されることがほとんどです。
EDの原因①器質性ED
器質性EDは、身体に何らかの原因があることで、物理的に勃起がさまたげられるタイプのEDのことです。
加齢による動脈硬化や糖尿病、高血圧、高脂血症などが原因となり、血管機能が低下することで、勃起に必要な血液を陰茎に送り込むことができなくなり、EDを引き起こします。
EDの原因②心因性ED
心因性EDは、身体の構造や機能そのものには問題がないものの、精神的・心理的な要因によって症状があらわれるタイプのEDです。
うつやメンタルといった精神疾患だけでなく、職場の人間関係によるストレスや家庭問題、過去のトラウマなどが原因となります。
EDの原因③薬剤性ED
薬剤性EDは、他の疾患の治療のために服用している薬剤の副作用として、性機能に影響があらわれるタイプのEDです。
特に、抗うつ薬や精神安定剤、降圧剤、AGA治療薬などの副作用として頻発しますが、それ以外の薬剤でもあらわれる可能性が知られています。
いずれのタイプのEDにおいても、原疾患の治療が優先されますが、シアリスやバイアグラなどのED治療薬を服用することで、治療効果が期待されています。
国内3大ED薬との比較
国内では現在のところ、バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)の3種類のED治療薬が用いられています。
世界で一番最初に発売されたバイアグラは、「夢の薬」として爆発的にヒットしたことから、服用したことの無い方からもバイアグラ=EDの薬として絶大な知名度を誇っています。一方で、効果があらわれるまでに時間がかかることや持続時間の短さ、食事との影響などにおいて欠点があるとされていました。
後から発売されたレビトラやシアリスは、このバイアグラの欠点を補うべくして開発されたという経緯があり、それぞれが異なる特徴を持っています。
バイアグラは使用経験の豊富なオーソドックスな薬剤、レビトラは効果が出るまでが早く食事との影響を受けにくい、シアリスは長時間作用型でマイルドな効果と副作用というイメージが一般的です。
使い勝手の良さから、シアリス・シアリスGEを処方する医師が増えていますが、バイアグラ・バイアグラGEは知名度に加えて価格が安いことも多く、まだまだ根強い人気を誇ります。
バイアグラの特徴
バイアグラは、ファイザー製薬が1998年2月(国内では1999年3月)より製造販売を行っているED治療薬です。
ED治療薬の中でも一番最初に発売された医薬品であり、知名度が高く愛用者が多いことが特徴です。これからED治療を始めたいという方にとっても、一度は服用してみたい薬剤として未だに高いシェアを誇っています。
有効成分としてシルデナフィルクエン酸塩が配合されており、25mg錠と50mg錠※に加えて、ODフィルム(口の中で溶けるフィルム状の製剤)も販売されています。
※海外では100mg錠も発売されていますが、国内では2023年時点では未発売となっています。
効果は比較的高いとされていますが、食事と同時に服用することで影響を受けてしまうという欠点があります。効果が出る時間については、服用後30~60分程度で効果があらわれ、4~6時間にわたり持続するといわれています。
レビトラの特徴
レビトラは、バイエル製薬が2003年3月(国内では2004年6月)より製造販売を行っているED治療薬です。
バイアグラの欠点である効果があらわれるまでの時間と、食事との影響の改善を目的として開発された医薬品であり、国内外を問わず人気の製品です。
有効成分としてバルデナフィル塩酸塩水和物が配合されており、5mg錠と10mg錠、20mgの3種類の規格が販売されています。
しかしながら、先発医薬品のレビトラは、2021年10月にバイエルから販売中止が発表され、2022年前半には出荷終了となっています。
代用薬としては、バルデナフィル錠20mg「サワイ」など、国内では複数のメーカーからジェネリック医薬品が発売されているため、こちらが代わりに処方されています。
有効成分バルデナフィルの最大の特徴は、薬の構造を水和物(水に溶けやすい物質)とすることで吸収性を高めており、食事の影響を受けにくいということです。
食後に性行為を行う場合においても、食事と一緒に服用することで問題なく効果があらわれます。(あまりに大量の食事や、高脂肪食である場合には、吸収が低下することもあります。)
効果が出る時間については、服用後早くて15~30分程度で効果があらわれ、5~10時間にわたり持続するといわれています。
シアリスのジェネリック医薬品(国内正規品)
シアリスのジェネリック医薬品は、国内においても2020年に厚生労働省によって承認され、販売が開始されました。現在では様々な製薬会社が製造し、多くの病院やクリニックで取り扱われています。
代表的な商品名としては、以下のものが挙げられます。
- タダラフィル錠10mgCI「サワイ」、タダラフィル錠20mgCI「サワイ」(沢井製薬)
- タダラフィルOD錠10mgCI「トーワ」、タダラフィルOD錠20mgCI「トーワ」(東和薬品)
- タダラフィル錠10mgCI「VTRS」、タダラフィル錠20mgCI「VTRS」(リョートーファイン)
※有効成分名の後の符号「CI」は、シアリスのジェネリック医薬品であることをあらわしています。
符号「ZA」の医薬品(例:タダラフィル錠2.5mgZA「サワイ」)は、後述の前立腺肥大症治療薬ザルティアのジェネリック医薬品であり、異なる疾患に対して用いられています。
入手するためには、医師の診察を受けて処方を受ける必要があり、ドラッグストア等での販売は行われていません。ED治療薬の処方を行っている医院は泌尿器科が中心で、性機能の専門医(日本性機能学会専門医)もほとんどが泌尿器科医です。
しかし、近年ではED治療薬もメジャーになり、内科などで処方される機会も増えつつあるため、かかりつけ医に相談することもおすすめです。さらに近年では、スマートフォンやタブレット端末を利用した「オンライン診療」でED治療薬を処方するクリニックも登場しています。通院することなく自宅で診察を受け、宅配便で医薬品を受け取れるため、利便性が高くプライバシーを守ることも可能です。
EDの診察では、問診(口頭やアンケートで症状を聞き取る)が中心となり、患部を診せたり触診を行うことはほとんどありません。
自由診療のため費用は病院によって異なりますが、1錠当たり1,200~1,800円程度が一般的な相場といえます。初診で薬を試す場合には少量が処方されることもありますが、1度に10錠程度を処方されることが多く、費用は12,000~18,000円を見積もっておくと良いでしょう。
また、病院によっては、初診料や診察料、その他加算が加わることもあるため、事前に確認することがおすすめです。
シアリスのジェネリック医薬品(海外流通品)
海外の製薬メーカーも、タダシップ、タダリス、メガリスなどの商品名で、シアリスのジェネリック医薬品を製造販売しています。海外流通品の多くは、インドで製造されていますが、これにはインドは特許の法律が他の国と大きく異なることが関わっています。
日本の場合、通常医薬品は有効成分に対して特許が認められているため、有効成分に関する特許を取得すれば、開発した医薬品を独占して製造販売することができます。
しかし、インドでは有効成分に対する特許が認められておらず、製造方法のみを特許の保護対象としているため、製造方法の異なる同成分の医薬品を開発すれば合法となります。 このことから、他国では特許が切れていなくても、ジェネリック医薬品として製造販売することができるのです。
これらの海外版ジェネリックは国内の医療機関では原則として処方されておらず、海外から個人輸入によって入手することが可能です。個人輸入とは、日本で認可されていない薬を海外から輸入する方法で、自己疾病の治療の目的に限り認められています。薬の値段は国ごとに決められているため、インドなどの一部の国から輸入することにより、安く購入できる場合もあります。
国内正規品の処方を受ける場合には、医療機関の診察代や通院のための交通費が必要ですが、個人輸入ではこれらのコストを節約できることが大きなメリットです。
一方で、重篤な副作用を引き起こした場合などに、国の医薬品副作用救済制度※を受けることができず、自己責任となってしまいます。 (※正式に認可された医薬品の使用により重篤な副作用が生じた場合、医療費や年金を給付される制度のこと)
そのため、薬の効果を適切に判断することに加えて、副作用や使用経験に基づいての理解が必要です。
前立腺肥大症、肺動脈性肺高血圧症への適用
シアリスに配合されている有効成分タダラフィルは、国内では以下の3つの適応症を取得しています。
- 1. 勃起不全症(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない患者)
- 2. 肺動脈性肺高血圧症
- 3. 前立腺肥大症に伴う排尿障害
ホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)は、陰茎海綿体のみならず、前立腺や肺内の細動脈など、さまざまな血管壁の平滑筋に存在することが知られています。同一の有効成分であっても異なる疾患に用いられていることから、それぞれ異なる商品名で認可されています。
肺動脈性肺高血圧症の治療薬として用いられる場合には「アドシルカ」、前立腺肥大症の治療薬として用いられる場合には「ザルティア」が商品名となります。 用法・用量は、使用する疾患や症状の程度によって異なるため注意が必要です。
日本で製造販売されているシアリスの規格(1錠あたりに配合される有効成分タダラフィルの量)は5mg、10mg、20mgの3種類があります。
一方で、ザルティアの規格は、2.5mgと5mgの2種類であり、前立腺肥大症による排尿困難の治療に対しては、低い用量で使用されていることがわかります。
アドシルカの規格は、20mgの1種類のみであり、用法は1日1回タダラフィルとして40mgを経口投与することとされていることから、高い用量で使用されていることがわかります。
有効成分は同じタダラフィルですが、禁忌が一部異なるため、服用する際は医師や薬剤師によく確認するようにしてください。
また、シアリスとザルティア・アドシルカでは、保険適用の可否に違いがあることも特徴の一つです。
前立腺肥大症による排尿困難の場合、治療方法の一つとしてザルティアが処方されることがあります。 同様に、肺動脈性肺高血圧症の場合にも、治療方法の一つとしてアドシルカが処方されることがあります。
この時のザルティア・アドシルカの適応症は保険適用が認められているため、診察費および調剤料は保険を適用することが可能です。
シアリスの場合、医師の診察を受け、必要に応じて処方・調剤してもらうことが可能なのはザルティア・アドシルカと同じです。
しかし、現時点では国内においてED治療の保険適用は認められていないため、診察費および調剤料は全額実費での支払いとなります。
服用の注意点
シアリスはED治療薬として人気が高く、世界でもトップシェアを獲得しているお薬です。 優れた薬剤として人気が高いお薬ですが、服用するにあたっては、いくつかの点に気を付けなくてはなりません。ここでは、シアリスを服用する際の注意点について、ご紹介していきます。
過剰なアルコールの摂取
シアリスとお酒を一緒に飲むことは、必ずしも禁止されているわけではありません。適度なアルコールの摂取は、緊張をほぐしてリラックス効果を高めるはたらきがあるため、EDの治療に効果があることが知られています。
しかし、あまりに過剰なアルコールは、薬物の代謝や分解に影響を与えてしまい、副作用があらわれてしまうことがあるので注意が必要です。
シアリスの作用により陰茎の血管平滑筋が拡張されますが、アルコールにも血管を拡張させる作用があるので、血圧が不安定になる可能性があります。
脳のはたらきを下げる(中枢抑制)作用もあるので、抗精神病薬や降圧剤などの医薬品を服用している方は、アルコールの飲用は控えましょう。
そのほかにも、お酒をよく飲む男性であれば経験があるように、お酒自体がEDを引き起こすこともあるので、注意が必要です。
グレープフルーツジュースとの併用
シアリスを服用する際は、飲み合わせ(相互作用)が知られているため、グレープフルーツジュースを飲用しないようにしてください。
グレープフルーツジュースに含まれる成分によって、シアリスの作用が過剰にあらわれる可能性があり、副作用の原因となってしまいます。
グレープフルーツジュースを飲んだ場合には、最低でも4日間以上の間隔をあける必要があります。
薬に影響を及ぼす成分はグレープフルーツの果肉の部分にも含まれているため、果肉を食べる場合にも注意が必要です。
女性の服用
シアリス(タダラフィル)は本来男性に対して用いる医薬品であり、陰茎を持たない女性においては、効果は認められていません。
類薬であるバイアグラ(シルデナフィル)において、一部の研究では女性の性感を向上させることが報告されていますが、現時点では適応の取得には至っていません。
メーカーの公式見解では、「女性の性感を向上させる作用があるかどうかは未確認」とされていますが、被験者の大部分において女性器が濡れやすくなり、オーガズムに達しやすくなったということでした。
女性の不感症は男性のEDよりも多いといわれておりますが、明確な治療法はわかっていません。
シアリスは、まだまだ解明されていない部分も多いお薬であるので、女性においても奏効する可能性は否定できず、今後の研究が期待されています。
主な副作用
長時間作用型のED治療薬であるシアリスは、他の薬剤に比べて副作用の頻度や程度が軽いことが特徴です。
しかし、いくつかの副作用も報告されているため、以下の症状があらわれた場合には注意が必要です。
内容としては他のED治療薬と変わらず、血管拡張(ほてり、潮紅)、頭痛、鼻づまりなどが中心です。
これら以外にも、循環器の症状(高血圧、不整脈など)や、精神・神経系の症状(興奮、不眠症)、消化器の症状(胃腸障害、口の渇き)などが副作用として報告されています。
また、めまいや視覚障害があらわれることもあるので、自動車の運転や高所の作業、危険な機械の操作を行う場合には、十分に注意をするようにしてください。
併用禁忌薬
シアリスには飲み合わせも多く、併用することのできない医薬品も数多く存在しています。
シアリスの説明書では、併用することが固く禁じられている「併用禁忌薬」と、副作用や相互作用の発現に注意をしながら使用することのできる「併用注意薬」の2つに分けて記載されています。
併用禁忌薬としては、硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸 アミル、硝酸イソソルビド等)や可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)が指定されています。
併用禁忌薬は使用することができない組み合わせですが、併用注意薬は専門家の適切な管理下であれば併用することも珍しくありません。
しかし、自己判断で服用することにはリスクが伴うので、これらに該当する医薬品と併用する場合には、必ず医師や薬剤師の判断を仰ぐようにしてください。
服用効果がない場合
シアリスを服用しても効果が得られない場合、大きく分けて3つ原因が考えられます。
1つ目は糖尿病などの神経障害、糖尿病・高血圧・脂質異常症から血管機能が低下する「器質的な影響」、2つ目は精神的・心理的による「心因的(機能的)影響」、そして3つ目はほかのお薬による副作用や相互作用による「薬剤性の影響」があります。
※シアリスでは、食事の後すぐに服用することで効果が低下する「食事の影響」は、他のED治療薬とは異なり、多くの場合影響しません。
EDを治療するためには、合併している疾患の治療が必要となる場合もあるため、医師の診察を受けるようにしてください。
特に「器質的な影響」が原因である場合には、早めに治療することで血管機能の悪化を防ぎ、シアリスが効きやすくなるので、早期治療をおすすめします。
また、「血圧を下げる薬」、「うつに対する薬」、「前立腺肥大症のお薬(一部除く)」、「痛み止めの薬(非ステロイド性抗炎症薬:NSAIDs)」などが影響している場合もあります。


















