フィラリアの症状・予防薬|犬猫の病気|ペット薬

フィラリア予防薬の人気ブランド

商品 概要 ペットのサイズ・詳細
フィラリア予防薬 ハートガードプラス
世界トップシェアを誇るフィラリア予防薬です。日本ではカルドメックという名前で販売されています。おやつタイプのお薬なので与えやすく、月1回の投与でフィラリア予防だけでなく消化管の寄生虫(線虫)も同時に駆除できます。
小型犬(6.0~12kg未満)
中型犬(12~23kg未満)
大型犬(23~46kg未満)
フィラリア予防薬 レボリューション
フィラリアの予防とノミ・マダニの予防・駆除が同時にできる画期的なお薬です。月に1度、背中に垂らすだけ!スポットオンタイプのお薬なので、お薬が苦手な子でも簡単に投与できます。浸透時間も早く、2時間後にはシャンプーOK。
子犬・子猫(2.5kg以下)
超小型犬(2.5~5kg)

小型犬(5~10kg)
中型犬(10~20kg)
大型犬(20~40kg)
猫用(2.6~7.5kg)
フィラリア予防薬 ストロングハートチュアブル
フィラリア予防薬の定番「カルドメック」のジェネリック医薬品です。ビーフ風味のおやつタイプ(チュアブル)なので、与えやすく、フィラリア予防に加えお腹の寄生虫や対外寄生虫(ミミダニ、疥癬)も予防・駆除することができます。
小型犬(5~10kg)
中型犬(10~20kg)
大型犬(20~40kg)
フィラリア予防薬 キウォフハート
おやつ感覚で服用できるフィラリア予防薬です。ジェネリック医薬品なので、カルドメックと同成分のお薬を半額程度で購入できます。 月に1度の投与でフィラリア予防と、お腹に住み着く回虫を駆除する働きがります。
小型犬(5~10kg)
中型犬(10~20kg)
大型犬(20~40kg)

フィラリアとは

フィラリアは心臓に寄生 フィラリアはおもに犬に寄生する寄生虫です。「犬糸状虫」という名があるように、素麺のような細長く白いい寄生虫で、成長すると20~30cmになります。

フィラリアは感染率が非常に高く、病気の症状も命にかかわるので、犬の病気の中ではもっとも警戒が必要なものです。

感染経路は、蚊に刺されることでフィラリアの幼虫が体内に入ることです。地域によって違いますが、4月から11月の蚊の活動時期に感染する可能性があります。

感染率は非常に高く、予防せずに2~3年すごすと100%近く感染すると言われています。

とくに、予防率が低く、外飼いが多い田舎の地方では感染率が高くなります。お薬で予防しなくても感染しないかもしれない、という幸運を当てにできないのがフィラリアです。

寄生場所は、心臓に隣接した肺動脈です。蚊に媒介された幼虫は、2~3ケ月皮膚の下に寄生しますが、やがて血管内に侵入して肺動脈にたどり着くとそこに寄生します。

肺動脈は血流の勢いが強い血管ですが、フィラリアは血管壁を傷つけて体の一部を固定して、血流に身体をなびかせるようにして寄生します。

殖えかたは、オスとメスのフィラリアによる有性生殖です。ただし、産まれた幼虫はそのままでは成長力がなく、もう一度蚊に媒介してもらい蚊の体内で2度脱皮する必要があります。

その脱皮した幼虫が、また蚊によって犬の体内に入ることにより成長します。このサイクルをくり返すことで、何年もかかって犬の体内に寄生するフィラリアが増えていきます。

症状は、フィラリアが肺動脈に寄生しても数年間は無症状ですが、フィラリア増えるとやがて咳をする、すぐに息切れする、散歩を嫌がる、ふらふらする、などの症状が出てきます。

症状が重くなると、食欲がなくなる、嘔吐する、腹水がたまる、足がむくむ、吐血するなどの症状が出て、最終的には心不全や多臓器不全を起こして死亡します。

予防方法は、蚊が活動する時期に毎月予防薬を投与することです。予防薬とは、血液中にただようフィラリアの幼虫の駆除薬です。

薬の効果は約1ヶ月しか持続しないので、蚊の活動時期の5~12月まで毎月8回薬を与える必要があります。

飼い主にとってペットの病気予防でもっとも手間がかかるのがフィラリアの予防です。

すでにフィラリア成虫が肺動脈に寄生している場合の治療法には、手術で成虫を取りのぞく、薬で成虫を殺す、薬で成虫が産んだ幼虫(ミクロフィラリア)を殺す、という方法があります。

これらの方法は犬の健康にリスクがあるので、フィラリア対策は予防が肝心です。

フィラリア予防薬はこちらからご確認ください>>

フィラリアの原因

フィラリアは蚊が原因フィラリアはおもに犬に寄生する寄生虫です。「犬糸状虫」という名があるように、素麺のような細長く白いい寄生虫で、成長すると20~30cmになります。

フィラリアは感染率が非常に高く、病気の症状も命にかかわるので、犬の病気の中ではもっとも警戒が必要なものです。

感染経路は、蚊に刺されることでフィラリアの幼虫が体内に入ることです。地域によって違いますが、4月から11月の蚊の活動時期に感染する可能性があります。

感染率は非常に高く、予防せずに2~3年すごすと100%近く感染すると言われています。とくに、予防率が低く、外飼いが多い田舎の地方では感染率が高くなります。

予防しなくても感染しないかもしれない、という幸運を当てにできないのがフィラリアです。

寄生場所は、心臓に隣接した肺動脈です。蚊に媒介された幼虫は、2~3ケ月皮膚の下に寄生しますが、やがて血管内に侵入して肺動脈にたどり着くとそこに寄生します。

肺動脈は血流の勢いが強い血管ですが、フィラリアは血管壁を傷つけて体の一部を固定して、血流に身体をなびかせるようにして寄生します。

殖えかたは、オスとメスのフィラリアによる有性生殖です。ただし、産まれた幼虫はそのままでは成長力がなく、もう一度蚊に媒介してもらい蚊の体内で2度脱皮する必要があります。

その脱皮した幼虫が、また蚊によって犬の体内に入ることにより成長します。このサイクルをくり返すことで、何年もかかって犬の体内に寄生するフィラリアが増えていきます。

症状は、フィラリアが肺動脈に寄生しても数年間は無症状ですが、フィラリア増えるとやがて咳をする、すぐに息切れする、散歩を嫌がる、ふらふらする、などの症状が出てきます。

症状が重くなると、食欲がなくなる、嘔吐する、腹水がたまる、足がむくむ、吐血するなどの症状が出て、最終的には心不全や多臓器不全を起こして死亡します。

予防方法は、蚊が活動する時期に毎月予防薬を投与することです。予防薬とは、血液中にただようフィラリアの幼虫の駆除薬です。

薬の効果は約1ヶ月しか持続しないので、蚊の活動時期の5~12月まで毎月8回薬を与える必要があります。飼い主にとってペットの病気予防でもっとも手間がかかるのがフィラリアの予防です。

すでにフィラリア成虫が肺動脈に寄生している場合の治療法には、手術で成虫を取りのぞく、薬で成虫を殺す、薬で成虫が産んだ幼虫(ミクロフィラリア)を殺す、という方法があります。

これらの方法は犬の健康にリスクがあるので、フィラリア対策は予防が肝心です。

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フィラリアの症状

フィラリアは蚊が原因

犬はフィラリアに感染してもすぐに症状は現れず、具体的な症状が現れるのは数年後です。

症状が現れたときはすでに寄生虫の数が増えて重症化しているのが通例なので、フィラリアは予防がなにより肝心な伝染病です。

●咳・息切れ
フィラリアは最終的に心臓のすぐ近くの肺動脈に寄生します。肺動脈にフィラリアが寄生すると、動脈が傷つき肺や気管支の血流が悪化して酸素不足になります。そのせいで息切れしやすくなり、空咳のようなゼーゼーという咳が出るようになります。。

●散歩を嫌がる
肺動脈に寄生したフィラリアが増えると、肺や心臓の機能が低下して散歩や運動を嫌がるようになります。無理して運動させるとふらついたり失神することがあります。

●腹水がたまる
体内のフィラリアが増えると肝臓の機能が低下して血液の浸透圧を調整できなくなり、腹水がたまることがあります。

●四肢のむくみ
体内のフィラリアが増えると腎臓の機能が低下して余分な水分を排泄できなくなり、足に水が溜まってむくむことがあります。

●その他の症状
このほかに、寝込みがちになる、食欲不振、嘔吐、吐血、血尿などの症状があります。

フィラリア最終的には心不全や多臓器不全で死に至る病気です。心臓の衰弱が重くなるとフィラリアは肺動脈から心臓に入り込み心不全をひき起こします。

これらの症状には、老犬が衰弱していく様子と共通するものがあるので、飼い主には区別がつかないことがあります。また、気づいたときには手遅れのことが多いので、若いうちからの予防が大切です。

フィラリアの寄生場所

フィラリアの幼虫は蚊から犬に侵入すると、まず皮膚の下に寄生して2~3ケ月成長します。

その後静脈に入り込み、血液の流れに乗って移動して、最終的に肺動脈にたどり着いてそこに寄生します。

肺動脈は心臓から肺に血液を送る動脈です。フィラリアは心臓に寄生するとよく言われますが、正確には心臓に隣接する肺動脈に引っかかるような形で寄生します。

肺動脈に寄生したフィラリアは3~4カ月すると成虫になり、そこで出会ったオスまたはメスのフィラリアと生殖行為を行なって、幼虫を産みます。

フィラリアの幼虫は血流に乗って皮膚近くまで運ばれ、蚊に刺されたときに蚊の体内に移動します。

蚊の体内に入ったフィラリアの幼虫は、そこで2回脱皮することでL3幼虫という成長力のある幼虫になります。犬の体内にとどまった幼虫は脱皮することができずに死滅します。

L3幼虫は、ふたたび蚊の媒介によって犬の体内に入り、皮膚の下でL5幼虫まで育ちます。L5幼虫は血管に入り、肺動脈に到達するとそこに寄生して成熟し生殖を行ないます。

このサイクルをくり返すことで、何年もかかって犬の体内でフィラリアが増えていきます。

動物病院でフィラリアが犬の心臓に何十匹も絡みついている写真を見たことがあるかもしれませんが、それは死の直前、あるいは死後に肺動脈から心臓に入り込んだフィラリアです。

犬に生命力があるうちはフィラリアは心臓の中までは侵入できません。病気が重くになって血流が弱くなると心臓に入り込み、弁に絡まって心不全を発症させます。

宿主の犬が死ぬと当然寄生しているフィラリアも死ぬので、フィラリアは好んで心臓に侵入に、そこに寄生するわけではありません。

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フィラリアの検査方法

フィラリアの検査フィラリア検査は、毎年予防シーズンの初めに血液検査をして、昨シーズンの予防が成功したかどうかを確認する検査です。

  • 血液検査には、幼虫検査と抗原検査の2種類があります。
  • 幼虫検査は、寄生している成虫が産んだミクロフィラリアの有無を顕微鏡で調べます。
  • 抗原検査は、メスのフィラリアが分泌する抗原の有無を検査キットで調べます。キットに血液を垂らすと5分ほどで結果が出ます。

どちらの検査もオスのフィラリアだけが寄生している場合は陰性になってしまいますが、毎年きちんとフィラリア予防をしている場合は、それを過剰に心配する必要はありません。

検査費用は病院によって違いますが、幼虫検査は1,000円程度、抗原検査は2,000円程度です。

フィラリア検査は予防をしっかりしていれば、必ずしも毎年する必要はありませんが、前年の予防に不安がある場合は受けておくのが安心です。

感染してから約半年すれば幼虫検査でも抗原検査でも陽性反応が出ます。

フィラリアの予防方法

フィラリアの予防は、蚊が媒介したフィラリアの幼虫を薬で駆除するという方法で行ないます。

通常「フィラリアの予防」と言っているのは、感染を予防するのではなく、感染した幼虫を駆除することを指します。

<予防薬の投与シーズンと投与回数>

予防接種には一生に1回でいいものや、1年に1回必要なものなどいろいろありますが、犬のフィラリアは、毎年5~12回30日ごとに薬を投与しなければいけません。

5~12回というのは、フィラリアの幼虫を媒介する蚊の活動時期が地域によって違うからです。

日本の多くの地域では、4月末から10月末が蚊の活動時期なので、5月末から投与を始めて、11月末までの7回投与します。

蚊が活動を始めてから1ヶ月後がシーズン最初の投与で、蚊の活動が終わってから1ヶ月後がシーズン最後の投与です。

1年中蚊がいる沖縄は毎月1回、1年中投与します。蚊の活動時期が短い北海道北部では、7~11月の5回で済みます。

<毎月投与する必要がある理由>

30日ごとに投与するのは、フィラリアの幼虫が感染してから皮下にいる間に駆除する必要があるからです。

蚊に媒介された幼虫(L3幼虫)は皮下で脱皮してL4幼虫になり、さらにL5幼虫になってから血管に侵入します。

予防薬(駆除薬)はL4幼虫に対して100%の殺虫効果があります。この成長段階で確実に駆除するために30日ごとの投与が必要になります。

ネット上でよく見かける、毎月投与するのは薬の効果が30日間持続するから、という説明は誤りです。

<フィラリアの通年予防とは>

蚊の活動期間は地方によって異なるのはもちろんですが、屋内の温度など家の環境によっても違ってきます。

蚊の出始めや出終わりがはっきりしないと飼い主は不安を抱えることになるので、近年は沖縄以外でも通年予防が奨励される傾向があります。

<フィラリアの予防は生後何か月から?>

フィラリアの予防薬は生後2ケ月から与えることができるので、なるべく早く開始することが望まれます。もちろん、生後2ヵ月を過ぎても、蚊の活動が開始するまでは与える必要はありません。

<最初の投与前に血液検査が必要といわれる理由>

フィラリアの予防薬は、蚊が媒介した幼虫を駆除する薬なので、すでに成虫が寄生している場合はそれ以上成虫を増やさない効果はありますが、成虫を駆除することはできません。

フィラリアは数匹が寄生しているだけで犬の健康に大きな影響を与えます。

また、予防薬は蚊が媒介した幼虫だけでなく、すでに寄生している成虫が産んだ幼虫(ミクロフィラリア)もある程度殺します。

これは良いことのようですが、ミクロフィラリアはいったん蚊の体内に入って2度脱皮しないと成長できない幼虫です。

血液中に大量のミクロフィラリアがいる状態で予防薬を投与すると、犬がショック症状を起こす、ミクロフィラリアの死骸が血管に詰まる、などのリスクがあります。

したがって、生後最初のシーズンから予防していない場合は、フィラリア予防薬の投与を開始する前に血液検査をする必要があります。

獣医によっては、血液検査をしないで予防を開始するケースもありますが、その場合はショック症状が起きなくても、すでに寄生している成虫いて5~6年生き続けるというリスクを排除できません。

ただし予防している限りそれ以上フィラリアの成虫が増えることはありません。

<フィラリア予防薬の種類>

フィラリアの予防薬には、①錠剤、②チュアブル(餌タイプ)、③スポット(皮膚に垂らすタイプ)、④注射があります。錠剤やチュアブルは服用後に吐いてしまわないか注意が必要です。

予防薬は犬の体重(=血液の量)によって投与量が違います。20kgの犬は10㎏の犬の2倍量が必要です。

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フィラリアが寄生したらすべきこと

フィラリアが寄生していることが分ったときは、なお詳しい検査をして治療の方針を決めることになります。

フィラリアが寄生場所である心臓に隣接した肺動脈にどれくらい寄生しているかを調べるには、エコー検査(超音波)検査をします。

また、心電図やレントゲン検査で、心臓や肺の病態がどれくらい進んでいるかも検査します。

治療方法には、薬による治療と手術があります。

寄生個体が少ないときには、成虫の駆除薬で殺虫することができます。

寄生したフィラリアの数が多いときは外科手術が選択されることもあります。薬で成虫を殺すと、フィラリアの死骸が血管に詰まるリスクがあるからです。

手術はのどの太い静脈から鉗子を入れてフィラリア成虫をつまみ出します。指先の感覚に頼る手術なので、獣医師の熟練した技術が要求されます。

手術による死亡率が30%前後あると言われる、リスクをともなう手術です。手術の費用は病院によって違いますが、10万円前後かかります。

つまり、薬による駆除にも手術による駆除にもリスクがあることになります。

また、駆除に成功しても、血管や心臓、肺などに与えられたダメージは残るので、完全に元の状態を取り戻すことはできません。

症状の進行度合いや年齢によって、フィラリアを駆除しないで対症療法を行なう場合もあります。

対症療法は症状の劇的な改善は期待できませんが、死を迎えるまでの間犬の苦痛をできるだけ少なくするのが目的です。

このように、いったん寄生すると治療が難しいのがフィラリアなので、何よりも予防が重要です。

フィラリアが寄生したときは、治療と同時にこれ以上寄生数を増やさないために予防薬を飲みます。予防薬は蚊が媒介する幼虫の駆除薬です。

フィラリアはすでに寄生している成虫が産む幼虫(ミクロフィラリア)がそのまま体内で成長することはありません。

ミクロフィラリアはいったん蚊の体内に入ってそこで脱皮することで、成長能力のあるフィラリア幼虫になります。

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猫にも感染するフィラリア

猫のフィラリアフィラリアはもともと犬の寄生虫ですが、まれに猫にも感染して犬と同じ症状を起こすことがあります。

犬は予防しないとほぼ100%が感染しますが、猫も10%程度は感染すると考えられています。

蚊が媒介するフィラリア幼虫に感染する確率は犬も猫も同じですが、猫の体内ではフィラリアが多くの場合成虫になる前に死んでしまいます。

しかしまれに成長すると、犬と同じ心臓に隣接する肺動脈に寄生して、同じ症状をひき起こします。

また、寄生場所にたどり着く前に死んでも、血液に乗って肺を通過しているときに肺炎を起こすことがあることも知られています。

猫はフィラリアに感染しても血液検査では陰性になることが多く、診断が難しいのが実際です。

愛猫がフィラリアに感染するリスクをなくするには、検査の結果に関わらず(あるいは検査をせずに)予防薬を服用することが必要です。

フィラリアの予防薬とは、フィラリアの幼虫を駆除する薬です。犬と同じにように、蚊が活動するシーズンの間、毎月1回投与します。

予防薬の服用量は体重に比例するので、犬用の予防薬をそのまま使うことはできません。

猫が感染した場合も、最初に現れる症状は咳や息切れなどの肺の障害です。

重症化すると体重が減る、あまり動かなくなる、腹水がたまるなどの症状が出て、最終的には心不全で死亡することになります。

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犬のフィラリアについてよくある質問

Q 室内飼いでもフィラリアの予防は必要でしょうか?

人が家の中で蚊に刺されることがあるように、犬も刺されます。高層マンションでふだんは蚊がいなくても、人といっしょにエレベータに乗って室内まで侵入する場合もあります。

何より、室内外でも散歩では外に出るので、そのとき蚊に刺されるのを防ぐことはできません。

Q 蚊取り線香を焚いていれば、予防しなくても大丈夫ですか?

家の中で24時間蚊取り線香を焚いているのは実際には難しいし、廊下や別の部屋に移動したときに刺される可能性もあります。散歩のときに携帯用の蚊取り線香を持って行っても、風で煙が飛ばされるので効果はありません。

超音波の出る虫除けなどもありますが、効果が疑わしい製品が少なくありません。

Q 犬を飼っている友達からフィラリアにかかったという話を聞いたことがありません。

犬の飼い主のほとんどはきちんと予防しているので、フィラリア症になったという話をあまり聞かないのは当然です。

「うちは予防はしていないが大丈夫だ」と言う飼い主がいたとしても、フィラリアは感染しても症状が出るまでに何年もかかるので、飼い主が感染に気づいていないだけかもしれません。

また、フィラリアの症状は散歩に行きたがらなくなるなど老衰に似た症状があるので、症状が出てもフィラリアとは気づかない場合もあります。

Q 薬はできるだけ飲ませたくないのですが、フィラリアの予防はぜったい必要ですか?

フィラリアの予防薬は安全性が高い薬なのでペットへの影響を心配する必要はありません。

飼い主さんの中には、獣医の言うとおりにすべての予防をしているとかえってペットの寿命を縮めると考えている人がいますが、少なくても感染率が高いフィラリアに関しては、「感染しないかもしれない」という幸運を当てにすることはできません。

フィラリアは感染しても発症するまでに年月がかかりますが、犬を非常に苦しめて寿命を縮める病気です。かならず予防するようにしましょう。

Q フィラリアの予防薬を30日ごとに与えるのは、効果が30日しか続かないからですか?

フィラリアの予防薬は、蚊が媒介したフィラリアの幼虫を駆除する薬です。薬は飲んだその日に効き皮下にいる幼虫を全滅させますが、殺虫効果が何日も持続するわけではありません。

30日ごとに与えるのは、その後に感染した幼虫も30日以内なら皮下に留まって薬が効く状態にあるからです。

薬の投与が遅れると、幼虫が成長して血管に侵入します。そうなると薬の効果がなく、幼虫は成虫になるまで成長を続けてやがて肺動脈に寄生します。

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