リアップx5を3分の1の値段で購入するには？

日本皮膚学会やアメリカFDA（食品医薬品局）が発毛効果を認める成分は『ミノキシジル』のみですが、その発毛剤で有名な商品が『ロゲイン（海外）』、『リアップ（日本）』です。

リアップは唯一、日本の薬局でも購入できるミノキシジル配合の発毛外用薬で、薄毛男性や抜け毛を予防したい男性に用いられます。効果は臨床試験でも立証されており継続使用で毛髪サイクル（毛が生えてから抜けるまで）を伸ばして抜けにくい健康な毛髪を発毛させて長く維持します。

発毛効果には満足している男性が多いようですが、ネックとなるのがその価格です。そんなデメリットを解消してくれるのが『ジェネリック薬』と呼ばれる後発薬で、ツゲイン5はリアップx5と同じミノキシジル5％配合の経済的な発毛剤です。

リアップx5（ミノキシジル5％）の販売メーカー大正製薬で実施された24週間、52週間のミノキシジル使用による臨床試験によると、中長期のミノキシジル使用が発毛効果に高い効果があると報告されています。

上記のデータから読み取れる効果を説明します。ミノキシジルは発毛や抜け毛予防の効果を発揮しますが、1、2ヶ月の短期使用では発毛効果は限定的で、中長期の使用でその効果が右肩上がりに改善するということです。

短期の4週間の使用では軽度の発毛効果が表れ始め、8週間の使用では12％の使用者にある程度の改善が現れています。12週間の使用では60％に発毛効果が現れており、半年後には90％以上に高・中・低の発毛効果が現れています。

ミノキシジルの発毛促進効果は日本国内の前に米国FDAでもその効果の認証がされており、薄毛男性の発毛や、抜け毛が気になる男性の脱毛予防にはミノキシジルの使用が一般化しています。

リアップX 5（ミノキシジル5％外用薬）は上記の通り高い発毛効果が期待できる発毛剤のため国内の薬局でも販売が認められましたが、価格は保険適用外のお薬（例：プロペシア）と同等の高い価格設定のため、重い経済的負担がデメリットです。

上記のデータから読み取れる効果を説明します。ミノキシジル5％のリアップx5を使い始めて1か月後は、頭部の1㎠あたり毛髪数は1.4本であったのに対し、8週間の使用で10倍以上の19本に改善しています。

8週間の時点で毛の数が急増し、その後20本強で安定していることがわかります。毛髪量の増加だけでなく、1本1本が抜けにくい丈夫な毛根に成長するため「毛髪サイクル」が徐々に伸びることが重要なポイントです。毛髪サイクルが伸びるということは1本1本が太く長い毛に成長するため、毛髪量の増加以上に、毛のボリュームが増えてスタイルしやすい毛髪に成長します。

よって、ミノキシジル外用薬は短期でなく、継続使用により増毛と、毛髪のボリュームアップにつながるということです。もし今現在ミノキシジル以外の市販の育毛剤（ポリピュア、モウガなど）をお使いの場合は、これまでの発毛増毛効果を検証してみてはいかがでしょうか。

リアップx5、ロゲイン、ジェネリックのツゲイン5％の使用方法はどれも同じです。

• 1日に2回（朝と夜）適量を塗り拡げます。
• 必要以上に塗りすぎても発毛効果を高めません。
• ミノキシジルは自然に頭皮の毛細血管に吸収されるため、マッサージやブラシで頭皮を高く（NG）など不要です。

朝と夜に2回ミノキシジルを頭皮に与えることが大事で、塗り忘れをカバーして翌朝や夜に2倍の用量を塗っても効果がありません。逆に塗りすぎで頭皮の湿疹やかゆみの原因になる場合がありますので、毎回適量を塗ります。

朝と夜の2回ミノキシジルを塗る理由は、常に頭皮（毛根細胞）にミノキシジルの濃度を一定以上に保つことが発毛に大切だからです。2倍塗っても濃度は変わらず、逆に1日に1回しか塗らないことで空いた時間にミノキシジル濃度が低下することがマイナスになります。

※発毛成分ミノキシジルは男性だけでなく女性の育毛剤にも配合されています。女性は低濃度ミノキシジル1％、2％の外用薬が使用でき、大正製薬が販売する「リアップジェンヌ」はミノキシジル1％が配合された女性用育毛剤です。

リアップジェンヌもリアップｘ５同様に価格が非常に高いため、同成分の安価なジェネリックが利用できます。ジェネリックのツゲイン2％はリアップジェンヌの数分の一の価格を誇る最も低価格な女性用ミノキシジルと言えます。