育毛には頭皮治療とサプリメントによる育毛サポートを!

頭皮治療シャンプー・育毛サプリメント

抜け毛、ふけ、かゆみの原因「脂漏性皮膚炎」とは

脂漏性湿疹は、皮脂の分泌が多い頭皮や鼻の周囲にできやすい湿疹です。強い痒みがあり、皮膚の剥落(フケ)が多くなります。

AGAを発症している人が脂漏性湿疹になると脱毛がさらに増えるので、早めに治療しなければなりません。脂漏性湿疹は単なるフケ症と勘ちがいされやすいので注意が必要です。

▼脂漏性湿疹の原因

脂漏性湿疹はマラセチア菌という真菌の繁殖によって生じます。マラセチア菌はカビの1種で、水虫の白癬菌などの仲間です。

マラセチア菌は皮脂を栄養に繁殖する皮膚常在菌です。ふだんから皮膚についている菌ですが、次のようなときに異常繁殖して湿疹をおこします。

  • 毛穴の発達が未成熟のとき(赤ちゃんの場合)
  • 皮脂の分泌が多いとき
  • ストレスや疲労で免疫力が低下するとき

▼脂漏性湿疹の症状

赤みのあるポツポツができて、強い痒みがあります。皮膚がはがれてくるので頭皮にできたときはフケが増えます。

ストレスなどで免疫力が弱ったときにできやすいので、いったん治っても再発することが多い病気です。

▼脂漏性湿疹の治療

マラセチア菌を殺菌するケトコナゾールという抗真菌薬で治療します。頭皮にできたときは、ケトコナゾールを配合したシャンプー(ニゾラルシャンプー)を使います。

ニゾラルシャンプーで週に2回頭を洗います。連日使うのではなく、二日おきにシャンプーし、ニゾラルシャンプーの間の日は通常のシャンプーで洗髪します。

痒みが強いときはステロイド外用薬を使うことがあります。

症状が出ているときは、できるだけストレスをためない、じゅうぶんに睡眠をとって体力を回復する、などの注意が必要です。強い紫外線も症状を悪化させるので注意しましょう。

▼市販のスカルプケアシャンプーではダメな理由

スカルプDなど、派手な広告で有名な頭皮ケアシャンプーがありますが、抜け毛の原因脂漏性皮膚を治療することはできません。

あくまで頭皮の脂質を根こそぎ取り除くシャンプーであり、医薬品成分(ケトコナゾール)が含まれませんので、育毛効果、頭皮トラブルの治療効果はありません。

ニゾラルシャンプーとは

ニゾラルシャンプーは脂漏性湿疹を治療する薬用シャンプーです。有効成分のケトコナゾールが脂漏性湿疹の原因であるマラセチア菌(真菌の1種でカビの仲間)を殺菌します。

ケトコナゾールは水虫やカンジダの治療にも使われるお薬で内服薬と外用薬がありますが、頭皮にできた場合はシャンプー剤に配合された薬を使います。

脂漏性湿疹は男性ホルモンの影響で皮脂の分泌がさかんな男性に起きやすい病気ですが、女性もストレスなどでホルモンバランスが乱れたときによく発症します。

脂漏性湿疹は強い痒みやフケがでるだけでなく脱毛の原因になるので、AGAを発症している男性や、薄毛が気になる女性は早めの対策が必要です。

ニゾラルシャンプーは毎日ではなく週に2回、シャンプー剤として使用します。シャンプーの後5分ほど放置してからすすぎをしてください。

再発をくり返す場合は、症状がおさまった後も週に1回程度予防的に使用します。あまりひんぱんに使用すると皮膚常在菌を殺しすぎて頭皮が乾燥することがあります。

ニゾラルシャンプーは市販されていませんが個人輸入で購入することができます。

育毛サプリメントのビオチンとは

ビオチンはビタミンBの1種でビタミンB7とも呼ばれています。食物から摂取する必要がある栄養素ですが、腸内細菌の代謝でも産出、供給されます。

ビオチンはタンパク質の合成に必要なビタミンで、皮膚や毛髪、爪などを作る細胞を活性化する作用があります。細胞間脂質(セラミド)やコラーゲンの産生をうながすので「美容ビタミン」ともいわれています。

髪の悩みがある芸能人がサプリメントとして愛用しているという噂があるビタミンです。

皮膚の代謝を正常にたもつ働きもあるので、アトピー性皮膚炎の治療に使われることがあります。

ビオチンは卵黄、レバー、大豆などに含まれる栄養素で、1日の摂取目安量は0.045mgとされています。サプリメントの「ビオチン」には1錠にこの約100倍の5mgが配合されています。

1日に1錠ビオチンを飲むことで、以下などの効果が期待できます。

  • 髪の成長をサボートする
  • お肌の健康と美しさを守る

アルコールの摂取や喫煙はビオチンを大量に消費するので、脱毛、薄毛が気になる人でお酒をたくさん飲む人、タバコを吸っている人にはとくにおすすめしたいサプリメントです。

育毛サプリメントのL-リジンとは

L-リジンは食物から摂取する必要がある必須アミノ酸の1つです。人体に必要な20種類のアミノ酸の内、体内で合成されないのが9種類の必須アミノ酸で、L-リジンもその1つです。

L-リジンは肉や魚などのタンパク質に多く含まれている成分で、WHO(世界保健機構)は1日の摂取目安量を体重1kgにつき30mgとしています。体重50~60kgの人なら1500~1800mgの摂取が必要になります。

このアミノ酸が不足すると、毛髪の生育に必要なたんぱく質が供給されないことになり、男性のAGAや女性の薄毛の治療薬を使用しても充分な効果を得ることができません。

L-リジンが育毛に欠かせない栄養素として注目されたのは、アメリカでベストセラーになった「The Bald of Truth」(ハゲの真実)という本がきっかけで、その後L-リジンを配合した多くのサプリメントが誕生しました。

また、L-リジンは人体の生理機能をコントロールするにホルモンや酵素、抗体の材料でもあるので、不足すると正常な新陳代謝が営めなくなり、病気に対する抵抗力も弱まります。

薄毛の回復を目指している人のほかに、ダイエットで食事制限をしている女性も不足しない注意が必要です。

サプリメントの「L-リジン」には1錠中に1000mgが配合されているので、ふだんの食事で摂取する分と合わせると、1日1錠の服用で充分なL-リジンを摂取できます。