バイアグラとレビトラとシアリスの違いを解説します

ED治療薬バイアグラ、レビトラ、シアリスはクリニック、泌尿器科で数分で処方されるお薬で、性行為の満足度を高めるために年齢を問わず多くの男性に使用されています。

それぞれに低価格ジェネリック薬がありますが、それぞれの特徴を説明します。

  バイアグラ系 レビトラ系 シアリス系
主要成分 シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
用量

25mg、50mg、100mg(国内では50mgまで処方で、海外では100mgが主流)

10mg、20mg 10mg、20mg
メーカー ファイザー社 バイエル社 イーライリリー社
価格 バイアグラ100mg 4,840円~
バイアグラ50mg 4,983円~
レビトラ20mg 4,126円~ シアリス20mg 6,126円~
ジェネリック薬 カマグラゴールド100mg
カマグラ50mg
カベルタ100mg
シラグラ100mg
カマグラチュアブル錠100mg
カマグラオーラルゼリー100mg
センフォース100mg
スハグラ100mg
カマグラ発泡錠100mg

ジェビトラ20mg
サビトラ20mg
バリフ20mg
ジェビトラ・ソフト錠20mg
ジマトラ20mg(日本語パッケージ)
フィリトラ・プロ20mg
ビリトラ20mg
フィリトラ20mg
タダシップ20mg
タダリスSX20mg
エキシラー20mg
エキシラーソフト錠20mg
メガリス20mg
ビダリスタ20mg
フォーゼスト20mg
タダリスタ・プロ
特徴 世界初のED治療薬で長い実績とユーザー数。男らしいガツンと来る強く安定した勃起力。カマグラに代表される多数のバイアグラジェネリックが個人輸入できる。 成分が溶けやすく効き目が最も早く服用後15分で効いてくる。レビトラ成分は射精感を遅らせる早漏改善の効果もあるとされる。 バイアグラ系、レビトラ系と比較すると勃起効果は自然でガツンと来るというより自然に効いて来る。最も効き目が長く副作用も軽微。
いつ服用する? 空腹時の服用なら30分ほどで効き目が現れる。性行為の1時間ほど前に25mg~100mgを服用。 空腹時なら15分ほどで効果が出る。性行為を始める1時間ほど前に10mg~20mgを服用。 作用時間が長い反面、効き目が遅いため性行為の3時間ほど前の空腹時に服用。効き目は1~2時間ほどで現れるのが普通。
効き目の長さ 服用から5時間ほど。服用量で作用時間は上下する。 10mgでは服用から5時間ほど
20mgでは服用から8~10時間ほど
10mgでは服用から20~24時間ほど
20mgでは服用から30~36時間ほど
食事の影響 レビトラ、シアリス系より食事の影響を受けやすく、脂肪分が多い食事は特に影響しやすい。 バイアグラ系より食事の影響は低いが、シアリス系よりは受けやすい。 最も食事の影響が低いのがシアリス系。
効果を高めるには 食事との併用はNG。効果が半減します。食後に服用する場合は、空腹時か2時間は空けて服用。脂っこい食事の影響を受けやすいので、あっさり系の食事が理想。 バイアグラ系より食事の影響は改善されているが、空腹時が効果が最大に。食後の服用は2時間ほど空ける。 食事の影響を最も受けにくいのがシアリス系だが、作用時間が長いので空腹時を選んで余裕をもって服用しておく。
お酒の影響 アルコールはバイアグラの成分への影響は軽微のため、適量なら問題ない。アルコールの許容量も影響する。 アルコールはレビトラ成分への影響は低く、適量なら心身のリラックスを誘い勃起にもプラス効果。飲みすぎないこと。 シアリスの成分は食事およびアルコールの影響は軽微。こちらも適量なら勃起にプラス効果。
副作用 血管拡張作用があるので、顔や体のほてり、軽度の頭痛、ふらつき、鼻づまりや光がまぶしく見えるなど。初回に感じやすく、徐々に気にならなくなります。 バイアグラ系の副作用同様に、顔のほてり、ふらつき、頭痛、鼻づまり、動悸など。初回に感じやすく徐々に軽減されます。 副作用は最も低いED薬ですが、血管拡張作用のためほてり、軽度の頭痛、鼻づまりなど。初回に出やすく、徐々にほとんど感じなくなります。
硝酸剤との併用 絶対に併用できません。 絶対に併用できません。 絶対に併用できません。
抗真菌薬との併用 使用可 ケトコナゾール、イトラコナゾールを投与中の場合はレビトラは使用できません。 使用可
HIV治療薬との併用 使用可 併用禁止 使用可
脳梗塞や脳卒中 発症してから最低6ヶ月経っている場合はバイアグラ系の使用可能 発症してから最低6ヶ月経っている場合はレビトラ系の使用可能 発症してから最低6ヶ月経っている場合はシアリス系の使用可能
心筋梗塞 発症してから最低6ヶ月経っている場合はバイアグラ系の使用可能 発症してから最低6ヶ月経っている場合はレビトラ系の使用可能 発症してから最低3ヶ月経っている場合はシアリス系の使用可能
低血圧の場合

血圧がMaxで90mmHg未満であるか、Minで50mmHg未満の場合は使用不可。※薬剤で血圧が正常範囲に維持できている場合は使用可能。

血圧がMaxで90mmHg以下の場合は使用不可。※薬剤で血圧が正常範囲に維持できている場合は使用可能。

血圧がMaxで90mmHg未満であるか、Minで50mmHg未満の場合は使用不可。※薬剤で血圧が正常範囲に維持できている場合は使用可能。
高血圧の場合 血圧がMaxで170mmHg以上であるか、Minで100mmHg以上の場合は使用不可。 血圧がMaxで170mmHg以上であるか、Minで100mmHg以上の場合は使用不可。 血圧がMaxで170mmHg以上であるか、Minで100mmHg以上の場合は使用不可。