男性の薄毛の原因はAGA(男性型脱毛症)でお薬で改善を。

AGA治療薬の効果・副作用・服用方法

AGA(男性型脱毛症)とは

AGA(男性型脱毛症)

AGAとは男性型脱毛症のことです。androgenetic alopeciaは直訳すると「男性ホルモンによる脱毛症」ですが、日本では男性型脱毛症と呼ばれています。

この名前のとおりAGAは、男性ホルモンの影響による脱毛で、思春期以降に発症して中年から高年期にかけてじょじょに進行する症状です。

男性ホルモンでもAGAに関係するのはテストステロンではなく、テストステロンがある酵素のはたらきで還元されたジヒドテストステロン(DHT)という男性ホルモンです。

DHTは思春期までの男性器の成長に重要な働きをするホルモンですが、その後にはAGAや前立腺の肥大をひき起こすので「悪玉男性ホルモン」とも呼ばれています。

テストステロンを悪玉男性ホルモンのDHTに変える酵素(5αリダクターゼ)が多いほど、思春期以降の脱毛は早く進行します。身体にあるこの酵素の量は人によって違い、生まれつき決まっています。ハゲは遺伝といわれるのはこのためです。

若ハゲや中年からの進行性の薄毛は昔からある症状で、とくに病気とは考えられていませんでしたが、脱毛のメカニズムが明らかになるとともに、悪玉男性ホルモンをつくる酵素のはたらきを阻害する成分が発見されて、AGAが治療の対象になりました。

その成分とは、1992年から前立腺肥大の治療薬として使われていたフィナステリドです。この成分にDHT還元酵素の5αリダクターゼを阻害して脱毛を予防する作用があることが分り、AGA治療薬として承認されました。プロペシアが日本でも2005年に承認されて、各地に発毛外来が設立されるようになりました。

AGAの原因

AGAの原因はDHT

悪玉男性ホルモン(DHT)が男性の抜け毛の主要な原因です。

「AGAとは」で述べたように、AGAの主要な原因は悪玉男性ホルモンといわれるジヒドテストステロン(DHT)が脱毛を早めることにあります。

男性ホルモンが多い人ほど薄毛になりやすいと言われますが、これは正確ではありません。男性ホルモンのテストステロンには脱毛をうながす作用はないからです。

しかし、テストステロンが5αリダクターゼという酵素によってDHT(悪玉男性ホルモン)に変換されると、ヘアサイクルを極端に短縮して「成長期の毛髪がどんどん抜けていく」という非常に迷惑な症状があらわれます。これがAGAです。

男性の正常なヘアサイクル(毛周期)は3~5年前後といわれています。
このヘアサイクルは1つの毛根ごとに、成長期(4年前後)→退行期(2~3週間)→脱毛→休止期(数か月)→成長期というサイクルでくり返します。

悪玉男性ホルモンのDHTが増えると、ヘアサイクルのほとんどの期間を占める成長期が極端に短くなり、ほとんど育っていない産毛状態の髪でも脱毛がおきるようになります。

全体で約10万本ある毛髪は、正常なヘアサイクルでも1日に50~100程度は脱毛しますが、AGAになると200~300本も脱毛するようになります。抜けた毛根からも発毛しますが、それがじゅうぶん育つ前にまた抜けてしまうということが繰り返されます。

AGAで地肌が目立つようになるのは髪の本数が減るというより、細く短い髪が増えることによります。

▼AGAが遺伝といわれる理由は

男性ホルモンのテストステロンを悪玉男性ホルモンのDHTに変える酵素(5αリダクターゼ)が多いか少ないかは、遺伝によって生まれつき決まっています。それが、「AGAは遺伝だ」といわれる理由です。

▼生活習慣やヘアケア習慣の影響

GHT悪玉男性ホルモン以外にも脱毛を促進してしまう原因はいろいろあります。その中でもっとも影響が大きいのか、「毛根に栄養を供給する血液循環がわるくなる」ことです。

血行を阻害する病気や生活習慣はすべてAGAを悪化させる原因になります。それには、例えば次のようなものがあります。

  • 毛細血管を収縮するする作用があるタバコ
  • やはり毛細血管を収縮するストレスによる交感神経の緊張
  • 睡眠不足や過労による自律神経の失調
  • かたよった食生活による栄養バランスの乱れ

その他に、シャンプーのしすぎなどで頭皮を乾燥させるなどの間違ったヘアケア習慣もAGAを進行させる要因になります。

特に普段から市販の「スカルプ治療シャンプー(スカルプDなど)」で頭皮の油を根こそぎ洗い落としている方は要注意です。

特に薄毛の方に多いの頭皮の特徴に、頭皮の痒み、フケ、赤み、湿疹などがあり、「脂漏性皮膚炎」が原因の場合が多く、ケトコナゾール成分配合のニゾラルシャンプーなどで治療します。スカルプ治療の市販シャンプーでは治りません。

日本人とAGA

欧米人と薄毛

AGAの発症率には人種による差があることが分っています。もっとも発症率が高いのが欧米人、とくにアングロサクソン系(ドイツ人、イギリス人、アメリカ人)で、男性のほぼ半数が発症すると言われています。

日本人はそれより少なく、男性の約3割が発症すると言われています。

人種によって差がある理由は分っていませんが、男性ホルモンをDHT(悪玉男性ホルモン)に変える酵素が多い人ほどAGAになりやすいので、欧米人にはこの酵素を多く持つ人が多いのかもしれません。

AGAを年齢別にみると、当然ですが年齢が高くなるほど割合が増えます。ある資料では、「20代で6%、30代で12%、40代で32%、50代で44%、60代で51%」としています。

しかしこれは、年齢が高くなるほど発症する人が増えるという意味ではありません。AGAは長年にわたってじょじょに進行する症状なので、60代で薄毛が目立つようになった人はその何十年か前にAGAを発症していたことになります。

20代で6%というのは、20代ですでに薄毛が目立つような重症のAGAの人が約6%いるという意味です。

したがって、日本人のAGA発症率が約3割というのは、「40代で32%」という数字を見ると、40代で薄毛が目立つようになる進行度のAGAをバロメータにしているということになります。

この数字は実感的にもある程度納得がいくものです。AGAの悩みの深さは、同年齢と比較したときのギャップによるとも言えるからです。70代、80代になると「赤信号、みんなで渡れば怖くない」状態になるので、悩みも深刻ではありません。

AGAの症状

AGAの症状

AGAには、薄毛が発症する場所により3つのタイプがあります。

  • 頭頂部から脱毛が進行するタイプ
  • 額の生え際(前頭部)から脱毛が進行するタイプ
  • 頭頂部と前頭部が同時に進行するタイプ

頭頂部が薄くなるタイプは「O型ハゲ」、額のこめかみから薄くなるタイプは「M字ハゲ」とも言われています。

AGAが若い年齢から出る人でも、側頭部や後頭部の脱毛が進行することはありません。

頭頂部と額だけで脱毛が進行する理由は、この部分に男性ホルモンを悪玉男性ホルモンに変える酵素の5αリダクターゼが多く存在するからです。

症状の進行スピードも、おもにこの酵素の量に左右されます。早い人では20代の後半で地肌だけが目につくほどに薄毛が進行します。

実は、頭頂部の薄毛と前頭部の薄毛では対処法が異なります。

病院での薄毛治療、いわゆるAGA治療ではミノキシジルとフィナステリドを使用しますが、ミノキシジルは頭頂部の薄毛、フィナステリドは前頭部の薄毛に効くとされています。

多くの男性が頭頂部と前頭部の薄毛が並行して現れますので、両方のAGA治療薬を使用して治療するのも一般的です。

AGA対策とは

AGAの対策は、AGAを進行させる原因を取り除くことにあります。「AGAの原因」でお話したように、そのおもな原因は次の2つです。

  • 脱毛を早める悪玉男性ホルモンDHTの過剰
  • 毛根へ栄養を供給する頭皮の血行不足

この2つの原因を取り除くのが「発毛外来」などの皮膚科で行なうAGAの治療です。その治療に使われるのがフィナステリドとミノキシジルという治療薬です。

フィナステリドは内服薬で、男性ホルモンのテストステロンを悪玉男性ホルモンDHTに変換する5αリダクターゼという酵素のはたらきを阻害する作用があります。

ミノキシジルは外用薬で、毛根への血流を促進するなどで毛母細胞や毛乳頭を活性化する作用があります。

この2つのAGA治療薬は、日本皮膚科学会の「AGA治療ガイドライン」で推奨度A(使用を強く推奨する)に指定されています。

この他のAGA対策としては、食習慣を含む生活習慣の改善、頭皮治療シャンプー(ケトコナゾール)などのヘアケア習慣の改善などがあります。

AGA治療のフィナステリド

フィナステリド薬

フィナステリドは、AGA治療薬の内服薬としては唯一医学界で承認されている「プロペシア」の有効成分です。

プロペシアは1997年にアメリカで承認され、日本でも2005年に承認されました。日本で発毛外来が設置されるきっかけになったお薬です。

フィナステリドは、脱毛の原因になるジヒドテストステロン(DHT)の産生をおさえることでAGAを治療します。男性ホルモンのテストステロンは5αリダクターゼという酵素によって悪玉男性ホルモンとも言われるDHTに変換されますが、フィナステリドにはこの酵素のはたらきを阻害する作用があります。

▼フィナステリドの開発エピソード

初のAGA治療薬フィナステリドの開発の経緯は、やはり初のED治療薬であるバイアグラとよく似ています。

バイアグラの有効成分のシルデナフィルは、はじめは狭心症の治療薬として開発されましたが、偶然にED(勃起不全)を改善する効果が見つかってバイアグラが誕生しました。

フィナステリドも最初は前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、この薬を服用する人に毛髪が増える人が多いことから脱毛を防ぐ効果が確認され、1997年にアメリカでAGA治療薬としても承認されました。

現在では世界60カ国以上に承認され、日本でも2005年に厚生労働省から承認されました。

▼フィナステリドの効果

日本国内での20歳から50歳のAGA患者約400人を対象におこなった臨床試験では、フィナステリドの次のような効果が確認されています。

  • 1年間の服用 薄毛が改善58% 現状維持40% 進行2%
  • 2年間の服用 薄毛が改善68% 現状維持31% 進行1%
  • 3年間の服用 薄毛が改善78% 現状維持20% 進行2%

一方、この治験でプラセボ(偽薬)を服用した人の結果は次のような結果になりました。

  • 1年間の服用 薄毛が改善6% 現状維持72% 悪化22%

くじ引きで偽薬を飲むグルーブ(135人)に回された人には気の毒ですが、フィナステリドを服用した人と偽薬を飲んだ人の差は歴然としています。

AGAの人が3年間現状を維持するというのは効果とも言えるので、改善した78%に現状維持の20%を加えると、98%に効果があったことになります。

▼フィナステリドの効果が出るまで

上記の臨床試験の結果から分かるように、フィナステリドは1~3年という長期間服用することで効果がより確実に現れる薬です。

効果が自覚できるようになるまでに少なくとも半年はかかると言ってよいでしょう。

また、フィナステリドは悪玉男性ホルモンをつくる酵素(5αリダクターゼ)のはたらきを阻害する薬で、酵素をなくしてしまう薬ではありません。服用をやめると酵素は再び働きだして、脱毛を促進する悪玉男性ホルモンの産生も増えます。

▼フィナステリドの副作用

フィナステリドはもともと前立腺肥大症の治療薬で、AGAへの効果は後に追加承認されたものです。前立腺の薬として服用するときは1日5mg、AGAの薬としては1日1mgを服用します。

フィナステリドの副作用として「勃起不全」や「性欲の減退」が現れるのは多くの場合、1日5mgを服用する場合です。

AGAの治療のために1日1mgを服用する場合、勃起不全の副作用が現れる確率はプラセボグループと有意な差はなかったと報告されています。胃部不快感、肝機能障害、乳房の女性化などの副作用も同様です。

なお、フィナステリドは男性ホルモンに作用する薬なので女性は服用できません。とくに妊娠中や授乳中の女性は服用を厳禁されています。

▼プロペシアジェネリック

フィナステリドを配合したAGA治療薬の先発医薬品はアメリカのメルク社が開発した「プロペシア」ですが、そのジェネリック医薬品として「フィンペシア」(インドの製薬会社シプラ社の製品)、「フィンサバ」(インドの製薬会社サバ・メディカ社の製品)などがあります。

インド製のジェネリックは品質の良さとともに価格の安さが特徴で、先発薬の数分の一の価格です。

AGA治療薬は健康保険が適用されないので、低価格なジェネリックはとくにメリットが大きくなります。インド製のジェネリックは病院では処方されませんが、個人輸入の通販で購入することができます。

詳しくはフィナステリド/ プロペシアページにて

AGA治療のミノキシジル

ミノキシジル薬

ミノキシジルは頭皮に塗って使用する外用薬としてAGA治療薬の承認を受けています。発毛外来ではフィナステリドとともにAGA治療の2本柱になっています。

日本皮膚科学会の「AGA治療ガイドライン」ではミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬が推奨度A(強く使用を奨める)に指定されています。

ミノキシジルはもともと血管拡張作用がある高血圧の治療薬として内服されていましたが、育毛効果が確認されてAGAの治療にも使われるようになりました。AGAの治療では副作用を防ぐために頭皮に塗る外用薬として承認されています。

適用外ですが、AGA治療の目的でミノキシジルを内服する場合もあります。効果は外用薬よりも確実ですが、副作用にはじゅうぶん注意する必要があります。

▼ミノキシジルの効果

ミノキシジルの効果は、もともと血管拡張剤だったことから分かるように、頭皮の血流改善による発毛・育毛です。

毛根には、毛乳頭とそれを取り囲む毛母細胞があり、これらの組織が血管から栄養を取りこんで毛髪を作っています。ミノキシジルをぬることで血行が改善して、栄養補給が活性化するのです。

また、そのメカニズムは解明されていませんが、ミノキシジルには血行改善以外にも毛乳頭のはたらきを活性化する作用があると考えられています。副作用として多毛症があるのは、血流改善だけでは説明できないからです。

ミノキシジル外用薬「リアップ」を発売している大正製薬の実験では、50人の男性がミノキシジル5%を1年間使用した結果を次のように発表しています。

  • 顕著な改善(薄くなる前とほぼ同じくらいの密度に回復した)・・・11.1%
  • 中程度の改善(薄くなる前ほどではないが密度が濃くなった)・・・66.7%
  • 軽度の改善・・・20.0%
  • 変化なし又は悪化・・・2.2%

▼ミノキシジル剤の種類

ミノキシジル剤の外用薬には、ミノキシジルの配合が1%、2%、5%、10%の商品があります。5%までの商品はドラッグストアでも購入できます。この中で1%と2%の商品は女性も使用できます。

ミノキシジルの内服薬には5mg錠と10mg錠があります。1錠あたり10mgの錠剤の場合は割って服用できます。

▼ミノキシジルの使用方法

ミノキシジルは1日2回朝と夜に、薄毛が気になる部分に塗ります。ぬった後にマッサージなどは必要ありません。

▼ミノキシジルの副作用

ミノキシジル外用薬には、体質によってかぶれが出ることがある以外に注意すべき副作用はありません。

ミノキシジルの内服薬には、体毛が濃くなる、めまい、動悸、勃起不全、性欲減退などの副作用が出ることがあり、服用にはじゅうぶんな注意が必要です。

▼ミノキシジル剤のジェネリック

ミノキシジル外用薬は大正製薬の「リアップ」が有名ですが、低価格なジェネリックとして「ツゲイン5」(5%)、「ツゲイン10」(10%)などがあります。

ツゲインはインドの大手製薬会社シプラ社の製品で、価格はリアップの1/2以下と低価格です。国内では購入できませんが個人輸入で入手できます。

ミノキシジルの内服薬はファイザー社の「ロニテン」が先発薬で、ジェネリックには「ロニタブ10mg」があります。やはり先発薬より大幅な低価格になっています。

詳しくはミノキシジルページにて

AGA治療のデュタステリド

デュタステリドはフィナステリドと同じで、悪玉男性ホルモンのDHTの産生をおさえて脱毛を防ぐお薬です。

作用の仕組みも同じで、テストステロンをDHTに変換する酵素の5αリダクターゼの作用を阻害して、悪玉男性ホルモンを減らす効果があります。

デュタステリドは2001年にイギリスのグラクソ・スミスクライン社から発売されました。商品名は「アボダート」と「ザガーロ」です。0.1ミリグラ錠と0.5mg錠があります。

日本では2015年に厚生労働省がデュタステリドを承認しています。

▼デュタステリドとフィナステリドの違い

フィナステリドとデュタステリドの違いは、フィナステリドは5αリダクターゼのⅡ型だけを阻害するのに対して、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害することです。

このため、以下のように呼ばれています。

  • フィナステリドは「5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬」
  • デュタステリドは「5α-還元酵素Ⅰ型Ⅱ型阻害薬」

▼デュタステリドの効果

デュタステリドは前立腺肥大症の治療ではフィナステリドより効果が高いとして第一選択薬になっています。

AGAの治療でも、2つの薬の比較試験でデュタステリドはフィナステリドの1.5倍の増毛効果があったことが報告されています。

この試験は、150日間両方のグループにそれぞれの薬を投与して、直径2.5cmの範囲で髪の本数を比較したものです。

それによると、フィナステリドを服用したグループでは平均72本増加したのに対して、デュタステリドを服用したグループでは平均108本増加したという結果が出ました。

デュタステリドは髪を太くする効果もフィナステリドより高いと言われています。

▼フィナステリドとデュタステリドのスイッチ(切り替え)服用とは

現在は発毛外来などではまだフィナステリドがおもに処方されていますが、今後はデュタステリドの処方も増えると考えられます。とくにフィナステリでは顕著な効果が得られなかった人は、デュタステリドで改善することが期待できます。

また、デュタステリドは長期間服用する耐性ができる(薬の作用が弱くなってくる)可能性が指摘されていて、それを防ぐためにデュタステリドとフィナステリドを3~6ヶ月ずつ交互に使用する切り替え服用法もあります。

詳しくはデュタステリドページにて

育毛シャンプーとサプリメント

ニゾラルシャンプー

頭皮治療と言えばニゾラルシャンプーが病院でも処方される医薬品シャンプーです。薬局では売ってませんし、スカルプDのような頭皮の油を根こそぎとるシャンプーでもありません。

ニゾラルシャンプーは抗真菌薬のケトコナゾールを配合した薬用シャンプーです。AGAに併発することが多い脂漏性湿疹を改善する効果があります。

日本皮膚科学会の「AGA治療ガイドライン」では「ケトコナゾール外用の発毛効果に関しては複数の根拠があり、男性症例に対する外用療法の一つとして推奨する」として、使用をすすめています。

脂漏性湿疹は、皮脂の分泌が多い頭皮にできやすい湿疹で脱毛の原因になります。湿疹をひき起こすのはマラセチアという真菌で、皮脂をエサにして繁殖するとき湿疹の原因になる刺激物を分泌します。

脂漏性湿疹になると、頭皮に赤いポツポツができて、強い痒みをともないフケも増えます。ニゾラルシャンプーの成分のケトコナゾールはマラセチアの繁殖を抑制して脂漏性湿疹を改善します。

ニゾラルシャンプーは、週に2回使用し症状が改善し後は再発予防のために1~2週間に1回使用します。

ニゾラルシャンプーには低価格のジェネリックである「KZシャンプー」があります。

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▼育毛サプリメント

AGAの治療でフィナステリドやミノキシジルと併用する効果が増すことが期待できるサプリメントとして、「L-リジン」があります。

L-リジンは人が食物から吸収する必要がある必須アミノ酸の1つです。人の代謝活動に欠かせない栄養素で、アミノ酸やホルモン、酵素の生成に関与しています。

それによって毛乳頭や毛母細胞での毛髪の生産も活性化すると考えられています。

食品でL-リジンを多く含むのは、牛乳、肉、魚、大豆などです。L-リジンの1日の摂取量は体重1kgあたり30mg(体重60kgの人で1.8g)が望ましいとされています。

L-リジンを配合したサプリメントには「L-リジン1000mg」があります。

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