EDや勃起の悩みは10代から人生のベテランまで!

ED・お薬や勃起障害に関するQ&A

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子作り中ですが、中折れします。改善できますか?

排卵日に合わせた性行為で勃起しない、あるいは途中で萎えてしまうことを俗に「子作りED」とか「排卵日ED」と言います。

性行為はもともと性欲や愛情の発動がエネルギーになる行為なので、「予定」とか「計画」にはそぐわない面があります。

「しなければならない」という義務や責任感はペニスをふるい立たせるにはマイナスの要因になります。

とくに女性が「今日はあの日だから、遅くならないでね」と何度も念を押したり、その日の夕食に精のつくメニューを並べたりするのは、男性にプレッシャーを与えて心因性EDの原因になることがあります。

産婦人科の医師からは、排卵日を含めた前後3日間セックスすることを奨められていると思いますが、3日連続の性行為は体力的には可能でも、勃起に必要な性欲を維持できない場合があります。

ふだんのセックスでは勃起するのなら身体に異常はないので、このような「子作りED」はED治療薬の服用で改善することが期待できます。

しかしその際も、子作りの目的を男性に過剰に意識させないことが大切です。

ED治療薬は胎児や母体への影響はありませんので、勃起力を高めるために服用できます。

70代ですが、EDを改善できますか?

勃起しても性交中に萎えてしまうことを俗に「中折れ」といい、初期のEDにもっとも多い症状です。ED治療薬の服用で改善するケースがほとんどです。

40代、50代でも中折れに悩む男性は少なくないので、70代ではむしろ「若いペニス」と言っていいかもしれません。

あきらめてしまわないでED治療薬を使って性行為を楽しむことで、勃起能力を長く維持することが期待できます。

中高年から中折れが増えるのは、血管が年を取る、つまり動脈硬化が進行することが主要な原因です。男性ホルモンの分泌が低下してくることも関係しています。

動脈硬化の進行を遅らせるには、高血圧・高血糖値・高脂血症・肥満のメタボ要因を減らすことが必要です。

男性ホルモンの分泌は、好奇心や競争心を失わない前向きな生き方で増やすことができます。エッチな興味を失わないことも効果があります。

ED治療薬に年齢制限はなく、他の薬との飲み合わせ(とくに硝酸剤との飲み合せはタブーです)に気をつければ80歳を過ぎても服用が可能です。

他の病気で多くの種類の薬を服用している場合は、ED治療薬を服用できるかどうか医師に相談してください。

妊娠、出産あたりから性行為がうまくいきません

パートナーが妊娠中や出産後は、男性はかなりの期間禁欲を強いられるので、その後の性行為がうまくいかない場合があります。

出産に立ち会ったことがきっかけでEDを発症するケースがあります。

禁欲期間にマスターベーションに慣れて、性行為ではじゅうぶん勃起しなくなることがあります。

女性が育児に忙しくてセックスの誘いをしばしば断ったことがきっかけで、セックスに消極的になる男性もいます。

これらのケースで、性行為は試みるが勃起しないという場合は、身体的な原因ではなく心因性のEDと考えられます。この場合はED治療薬が有効です。

しかし、妻の出産後なにかをきっかけに性欲自体が低下している場合は、ED治療薬もじゅうぶんな効果を期待できません。

ED治療薬に性欲を増す作用はなく、性欲を前提にして勃起をサボートする薬だからです。

子どもができると夫婦の関係もそれ以前とは違うものになります。女と男という関係にお母さんとお父さんという要素が加わります。

とくに最初は慣れないお母さんの役目がたいへんなので、それを見ている男性の性欲に影響をおよぼすことがあります。

出産後には、これまでとは別の「女と男の物語」を創っていく必要があるのかもしれませんね。

ED治療薬に依存性は?

ED治療薬は、アルコールやタバコのように服用そのものが快楽をもたらすものではないので、薬物依存を起こすことはありません。

何年ED治療薬を服用しても、飲まないとイライラするというような離脱症状は起きません。

ご心配な点は、ED治療薬を飲み続けると薬なしでは勃起しなくなるのではないか、ということだと思います。

EDには心因性のEDと器質性のEDがありますが、心因性の場合はED治療薬の服用で成功体験を重ねることで不安が解消して、ED治療薬なしでも勃起するようになることが期待できます。

糖尿病などで血管や神経の機能が低下することによって生じる器質性のEDは、元になる病気や障害が改善しない限り、ED治療薬の服用が必要です。しかし、服用し続けることで病気やED症状が悪化することはありません。

むしろ、ED治療薬を使用して勃起させることは、いわばペニスのリハビリなので、EDを悪化させない効果があります。

ED治療薬は健康保険が適用されず高価なので、継続的な服用は経済的な負担になりますが、その場合は個人輸入で低価格なジェネリックを購入することができます。

メンタル的なEDの改善にED治療薬が効かない場合は?

ED治療薬は心因性のEDにも器質性のEDにも効果がある薬ですが、服用しても効果がない場合に考えられるのは、男性ホルモンの分泌が少ないなどの原因で性欲がない場合です。

ED治療薬は脳の性的興奮を前提に効果を発揮する薬なので、性欲がない場合は効果がありません。

男性ホルモンの分泌が正常かどうかは血液検査で遊離テストステロンの濃度を調べることで分ります。テストステロンの値が基準よりも低い場合は、ホルモン療法で改善することが期待できます。

心因性のEDでも、ストレスや緊張が強い場合にはED治療薬の効果が出にくいことがあります。そういう場合は精神安定剤とED治療薬を併用することで改善することがあります。

幼少時の性的虐待などの心の底に隠されたトラウマがあるとき、ストレスや緊張が非常に強いときなどは、カウンセリングなどの心理療法が必要な場合もあります。

また、若い男性の場合は詳しい検査をしないで心因性のEDと診断されるケースが多いので、神経や血管の機能に異常があることを見逃される場合があります。ED治療薬や精神安定剤で効果がない場合は、原因となる病気や障害がないか検査することも必要です。

マスターベーションでしか射精できません。

マスターベーションでは射精できるが膣内では射精できない症状は「膣内射精障害」と呼ばれています。

膣内射精障害はマスターベーションの仕方に問題があるケースがほとんどです。

膣の圧力よりも強い力を加えるマスターベーションに慣れると、膣の刺激では射精できなくなることがあります。

とくに射精障害を起こしやすいのが、うつ伏せになって布団や床にペニスを押し付けてするマスターベーションです。

マスターベーションによる膣内射精障害を治すには、できるだけソフトな膣性交と似た刺激でマスターベーションをする習慣をつける必要があります。

腰の動きではまねできない早さで手を動かすのも良くありません。

マスターベーションに慣れると膣内では勃起が維持できなくなることもあります。

これは膣内射精障害というよりいわゆる中折れの現象ですが、勃起の維持にはED治療薬が効果があります。

中折れまでいかなくても勃起の硬さが不充分だと、射精できないことがあります。この場合もED治療薬が有効です。

膣の感触をイメージしたソフトなマスターベーションで射精できるようになったら、性交の前に4~5日マスターベーションを中止するのも効果があります。

悪性リンパ腫の治療中ですが、ED治療薬を飲んでも大丈夫ですか?

悪性リンパ腫になると、性的な興奮が収まっても勃起が持続する「持続勃起症」をおこすことがあります。

これは、白血球の数が増えるなどで血液の粘り気が高くなって、ペニスに充満した血液が排出されなくなることで生じます。

勃起が4時間以上続くと持続勃起症とみなされ、すぐに泌尿器科で処置をする必要があります。

6時間以上勃起が続くと、陰茎海綿体組織が酸素不足のために壊死し始め、回復できない勃起障害が残ります。

悪性リンパ腫の治療は近年治療技術が進歩して、高い確率で寛解(症状が治まること)にいたります。寛解期にはED治療薬の服用が可能なので、医師に相談してみましょう。

また、持続勃起症は早めに処置すると後遺症は残りません。性交後に2時間以上勃起が続いている場合はすぐに泌尿器科を受診しましょう。

ED治療薬で挿入できる硬さになり、長く持ちますか?

性交のときに勃起まで時間がかかるのは、軽度のEDと考えられます。ED治療薬の服用でスムーズに勃起することが期待できます。

勃起させるために挿入前に時間をかけてペニスに刺激を与えなければいけない場合は、挿入後に早く射精してしまうことがあります。

また、挿入しても勃起の硬さが不充分な場合は、射精まで時間がかかったり逆に早漏ぎみになることがあります。

この場合もED治療薬を服用して充分に勃起することで改善が期待できます。

充分に勃起しても早漏が改善しない場合は、ダポキセチンという薬が有効です。これは早漏改善薬として医学的に認められた唯一の薬で、脳内神経伝達物質のセロトニンに作用して、射精までの時間を延長します。

ダポキセチンは抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬)の1種で、交感神経の興奮をおさえる作用があります。

日本では未承認の薬ですが、輸入が許可されているのでED外来でも使用されています。個人輸入で購入することもできます。

ED治療薬とダポキセチンを1錠に配合した薬もあり、個人輸入で購入できます。

ED治療薬は、ずっと使うと効きにくくなりますか?

ED治療薬に薬物耐性はなく、長期間使用しても効果が低下することはありません。

ED治療薬は、ペニスの海綿体にある勃起を終わらせる酵素(PDE5)のはたらきを阻害することで勃起をサポートする薬です。

PDE5は陰茎動脈の血管平滑筋を収縮させることでペニスへの血液の流入を止める作用をする酵素です。

長期間服用してもこの酵素が薬の作用に抵抗力を持つことはありません。

むしろ継続使用によって、血管機能が改善するという研究があります。

これは糖尿病性のED患者に毎日ED治療薬を投与するという実験で得られた結果です。

ED治療薬は性行為の前に服用する頓服薬ですが、継続投与によってEDを根本的に治癒する可能性が示唆されたわけです。

ED治療薬の1つのタダラフィル(シアリス)は前立腺肥大症の治療薬としても承認されています。

これはタダラフィルが前立腺の筋肉をゆるめることで尿道への圧迫を緩和する効果があるからです。

ペニスでは血管平滑筋をゆるめて血流を促進し、前立腺では筋肉をゆるめて尿の通りをよくするのがED治療薬です。

ED治療薬を継続的に服用していると、中年男性に共通の悩みである小便のキレのわるさが改善することも期待できます。

マスターベーションでは立ちますがセックスで立ちません

マスターベーションで勃起する場合は、勃起に必要な神経や血管の障害はない心因性のEDと考えられます。

心因性のEDは、仕事上のストレスや家庭の心配ごとなどの精神的な要因が勃起のじゃまをする症状です。

セックスでの失敗や幼少時の性的虐待などのトラウマが原因になることもあります。

心因性のEDはストレスや不安がなくなると自然に解消しますが、現実にはすぐには解消できないストレスが多く、何がトラウマになっているのか特定できないこともあります。

そういう場合にはED治療薬が有効です。

性行為での失敗がトラウマになっている場合は、ED治療薬で成功体験を重ねることでトラウマが消え、治療薬を使わなくても勃起するようになることが期待できます。

中年以降の男性では、精神的な要因ではなく男性ホルモンの低下や生活習慣病の影響など身体的な要因の可能性もあります。

その場合もマスターベーションは可能だが性行為ではじゅうぶん勃起しないという軽度のED症状が出ることがあります。

ED治療薬はこのような中年からの器質性のEDにも効果があります。

静脈異常でEDは手術が必要ですか?

血管性EDは動脈硬化による動脈の異常が原因となることがほとんどですが、まれに静脈の異常が原因の場合があります。

静脈性のEDは、動脈から陰茎海綿体に流入した血液が、静脈の閉鎖が不完全のために流出してしまうことで生じます。

静脈性のEDかどうかは、海綿体に生理的食塩水を注入する内圧測定やペニスの血管造影などの検査をして診断します。

静脈の閉鎖不全によるEDは薬では治療できず、陰茎の静脈を何カ所か縛る結紮手術で治療します。静脈内に詰め物をする閉塞手術が選択されることもあります。

手術の成功率(それによって勃起が得られるかどうか)は50~80%と必ずしも高くありません。

また、しだいに効果がうすれて1~4年後には再手術が必要になる場合がほとんどです。

この手術に年齢制限はありませんが、動脈硬化などで動脈系にも問題がある高齢者には奨められていないのが実情のようです。

手術は泌尿器科で行ないますが、費用や保険のあつかいは病院によって異なります。

ED治療薬で勃起はできますが長く持たず、射精に到達できません

勃起が持続しない原因としてまず考えられるのは、性的な興奮が持続しないというケースです。

車にたとえるとED治療薬はエンジンオイルで、燃料ではありません。勃起の燃料となるのは、脳の性的な興奮によってペニスの血管内皮から放出されるNO(一酸化窒素)です。

簡単にいうと性欲が勃起の燃料なので、新しいエンジンオイルで車(勃起)がスームズに始動しても、性的な興奮が持続しないとガス欠で車は止まってしまいます。

性的な興奮が持続しない理由として考えられるのは、1つは男性ホルモン(テストステロン)の不足です。

血液検査でテストステロン値は測定できるので、不足している場合はホルモン補充療法で勃起が改善することが期待できます。

心理的な理由が勃起の継続のじゃまをしているケースも考えられます。

その理由が何かを突き止めるのは難しいのですが、例えば、部屋が暗いと勃起が持続しないが明るいと持続するなど、シチュエーションによって変わることがあります。

運動不足による肥満などでピストン運動をする体力が続かない場合も、脳の性的興奮を維持できないことがあります。食事や生活習慣も一度見直してみましょう。

コンドーム装着時やつけていると勃起を維持できません

EDという症状は、勃起が十分にできていないために満足のいく性行為が行えない状態のことをいいます。

ED=勃起しないこと、と思われている方が多いですがそれだけではありません。なので、勃起を維持できずに結果満足に性行為が行えていないのであればEDと言えるでしょう。

勃起はする、ということなので考えられる要因は心因性のものがあるのではないでしょうか。コンドームを付ける際に緊張してしまう、時間がかかってしまい性刺激や興奮が冷めてしまう、など様々な要因が考えられます。

また、一度うまくできないと次に行う際にも自信がなくなり、EDを引き起こしてしまうこともあります。ED治療薬は勃起のサポートをしてくれるので、一度試してみるのもいいと思います。

糖尿病でEDですが、ED治療薬でセックス可能になりますか?

糖尿病の現在の状況によってもED治療薬の効き方、有効性も変わってきますが、体力もありあまり重度ではない場合は有効に働いてくれるかと思います。

勃起は性刺激と血流、神経からの刺激によっておこります。そのため、ED治療薬を服用することで神経の働き、血流の働きをよくして勃起のサポートをしてくるのでED改善にとても有効です。

ただし、勃起がおきるうえでとても重要なのは健康であることです。糖尿病が深刻な状態ではED治療も難しくなるので、まずは糖尿病の改善を目指すのがいいでしょう。

薬の飲み合わせによってはED治療薬が利かない場合、時には糖尿病治療にも悪影響をもたらす可能性もあるので、ED治療を行う前には必ずかかりつけの医師に相談するようにしてください。

前立腺がんで前立腺を全摘出してED状態です。治療は可能ですか?

前立腺がんの手術がどのような種類のものを行ったかによっても異なりますが、ED治療が有効に働くかどうかも変わっています。

ですが、体調も良くなり体力も回復してきているのであればED治療薬が有効に働く可能性は十分に考えられます。

最近の術式では、神経を傷つけずに行うものが多いので、術後あまり大きな後遺症が残らず、EDの障害も残らずに過ごすことができる人も多いようです。

ED治療薬も様々な種類が増え、改善できる可能性の幅も広がっています。EDには心因性といって、精神的不安や自信の欠如などから引き起こしてしまうことがあります。

EDの悩みが少しでもあるならば、早めえにかかりつけの医師に相談することがおススメです。手術を受けてもED治療が有効に働くことも十分あるのであきらめずに治療に励んでください。

セックスで勃起を維持することができません。心因性EDでしょうか?

勃起はできているようですので、心因性のEDである可能性があります。

心因性の場合は過去のトラウマや今現在、少しでもセックスに対して不安に思うことがあれば誰にでも起こりうるものです。

勃起は性刺激と血流のよさ、そして興奮度によってもたらされます。持続しない場合、何か少しでも不安に思うこと、自信をもてないことなどがきっかけとなっているのかもしれません。

EDは十分な性行為が行えないことをいうので、ご自身が少しでもそう思うのであれば、早めに医師へ相談しにいくといいでしょう。

EDは勃起をサポートしてくれる働きがあるので、勃起を持続をしてくれるサポートにもなります。一度自信を取り戻し、少しずつ不安を減らし、自信を付けることが心因性EDの改善にとても大切です。

飲酒後にED薬を服用すると、心臓に負担がかかりますか?

基本的にEDで悩んでいてEDを改善したいのであれば飲酒は控えた方がいいかもしれませんが、ED治療薬自体は適度のアルコールでは効果に影響は軽微とされます。

どのくらいの量かにもよりますが、飲酒をすると心拍粋が上がるので血流があがり動機も激しくなるので心臓には少なからず負担がかかります。お酒を飲んで激しい運動をするのも同じことが言えます。

そこにED治療薬を飲むとより負担がかかる可能性は十分に考えられますので、普段から飲酒量が多く、二日酔いをしてしまうほどの飲酒をする人は特に危険なのでED治療薬を服用する前には必ず医師に相談をしましょう。

また、EDを治したいのであれば、普段から規則正しい生活を心がけて、飲酒は少量にするなどの生活の改善をおすすめします。

また、心臓に何か不安のある方などはそれによっても服用の仕方、薬の種類なども変わってきます。ED治療薬を安心して活用させるためにも医師への相談をしてからED治療をすすめていきましょう。

ED治療は何歳まで使えますか?

ED治療薬に年齢の上限はありません。80代でも90代でも服用することができます。

ただし、ED治療薬自体は心臓に負担をかける薬ではありませんが、性行為は心臓に負担をかけるので、心臓に病気があって医師に性行為を禁じられている場合は、ED治療薬を服用して勃起したとしても、セックスをするのはたいへん危険です。

また、何種類かの他の病気の薬を日常的に服用している場合は、ED治療薬との飲み合わせに気をつける必要があります。とくに狭心症の薬の硝酸剤はEDとの併用が禁忌になっていて、絶対に併用できません。

複数の治療薬を服用していると肝臓の負担が大きくなるので、肝臓の数値が悪い場合はED治療薬を服用する前に医師に相談してください。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病があると、動脈硬化が進行していてED治療薬の効き目が出にくいことがあります。

しかし、効き目が弱いからといって決められた服用量を超えて服用することはできません。

頸椎を損傷してから勃起できなくなりました。

脊椎損傷は損傷の程度により、勃起への影響も異なります。損傷が比較的軽度の場合はED治療薬で性行為が可能な勃起が得られる可能性があります。

損傷後も、充分ではなくてもある程度勃起するようなら、ED治療薬が効果を発揮する可能性が高くなります。

充分勃起するためには機能面だけでなく性的な興奮が必要なので、その点は注意してください。

ED治療薬を服用した時にアダルトビデオを観るなどで、試してみることをおすすめします。

ED治療薬は安全な薬なので、硝酸剤(おもに狭心症の治療に使われます)と併用しなければ、重い副作用の心配はありません。

損傷の程度が大きいときはED治療薬では効果がない場合があります。その場合の対策としては、バキュームで陰茎に血液を集中させる陰圧式勃起補助具の使用があります。

勃起した後にゴムバンドでペニスの根元を圧迫して、性行為の間勃起を維持する効果があります。医療器具ですが、通販でも購入できます。

院圧式勃起補助具は挿入前に器具を使用するので、セックスの雰囲気を保ちづらい欠点はありますが、パートナーの協力があれば行為を楽しむことができます。

彼女とのセックスで勃起しません。治せますか?

彼女との性行為のときに勃起しないというのは、朝立ちやマスターベーションでの勃起はあるという状態だと思います。

その場合は身体的には問題がない心因性のEDと考えられます。

心因性のEDはセックスとは関係ないストレスや不安が原因になることがありますが、性行為でたまたま勃起しなかったことが原因でまた勃起しないのではないかという予期不安や焦りでも発症することがあります。

このような心因性のEDはED治療薬で改善することが期待できます。

ED治療薬は糖尿病などによる重い神経障害や血管障害がある場合をのぞいて、原因のいかんを問わず高い確率で効果を発揮します。

もしED治療薬を服用しても充分な効果がないようなら、ストレスや緊張が強く自律神経のはたらきが不調になっている可能性があります。

この場合は勃起させようとする焦りがさらに症状を悪化させるので、彼女に協力してもらいしばらく「勃起させない、挿入しない」という約束でペッティングによるセッスクをすることが効果的です。

また、ED治療薬は満腹時に服用すると効果がうすれるので、服用方法が間違っていないかもいちど見直してみましょう。

降圧薬とED治療薬は併用して良いですか?

高血圧で降圧薬を服用している人もED治療薬は服用できます。

むしろ、薬による血圧のコントロールをしていない高血圧(上の血圧が170mmhg以上)の人は、ED治療薬を服用することができません。

高血圧は動脈硬化を早めてEDの原因になるので、降圧剤で血圧をコントロールすることはEDの改善や予防に効果があります。その際にED治療薬を併用することで、勃起機能の改善はより早くなることが期待できます。

しかし、降圧剤は副作用としてEDを発症させる場合があります。

降圧剤には、カルシウム拮抗薬、利尿薬、β遮断薬など多くの種類がありますが、いずれも体質によっては勃起機能に影響をおよぼす可能性があります。

この場合は降圧剤の種類を変えることでEDが改善することがあります。

30代、40代の高血圧患者でEDの症状が出た場合は、原因は高血圧だけでなくストレスなどの精神的な要因が関係している可能性があります。

ストレスは簡単に解消できないことも多いのですが、その場合もED治療薬は効果を発揮します。

高血圧の治療は薬物療法だけでなく、運動によって血管機能を向上させることが大切です。それによってEDの改善も期待できます。

性欲が無いのですがホルモンの異常ですか?

男性ホルモンのテストステロンの分泌が低下すると性欲も低下します。

血中のテストステロン値は血液検査をすると分るので、いちど検査を受けることをおすすめします。血中の遊離テストステロンの正常範囲は2.00~7.60ng/mlです。

テストステロンの値が基準よりも低い場合はホルモン療法で補うことができます。

ホルモン療法の一つには、男性ホルモン(テストステロン)を投与(服用、ジェル、注射など)する方法があります。

テストステロンの分泌は20代をピークに年齢とともに徐々に低下しますが、年齢だけでなく精神面での活力が大きく影響します。

競争心や好奇心が強く、積極的な生き方をしている人ほどテストステロンの分泌量は多くなります。

性欲が低下する原因には男性ホルモン以外に、薬の副作用が考えられます。

抗うつ剤、降圧剤など、性欲減退の副作用のある薬はいろいろあります。その可能性がある場合は医師に相談して薬の種類を変えると改善することがあります。

精神的なストレスも性欲を低下させる原因になります。過去に受けた性的なトラウマが原因になることもあります。そのような場合は精神療法で改善することが期待できます。

すこしでも性欲がある場合はED治療薬が効果を発揮しますが、ED治療薬に性欲を起こさせる作用はありません。

膀胱鏡検査を受けてからEDになりました。

膀胱鏡検査は直径6ミリメートルくらいの金属製、あるいは軟性の筒を尿道口から入れて、膀胱を内部から見る検査です。

膀胱自体を傷つけないように行なわれるので、膀胱からかなり離れたところにある勃起に関わる神経を傷つけることはありません。

検査後に下腹部の痛みなどがないのであれば、膀胱を傷つけた可能性はありません。

検査をきっかけに勃起不全になったとすれば、考えられるのは検査時の痛みなどによる精神的なショックがきっかけで心因性のEDを発症したことです。

その場合はまず「検査で神経が傷ついたのでは?」という心配を拭い去ることが大切です。そのうえで、ED治療薬を服用してみることをおすすめします。ED治療薬はストレスやトラウマによる心因性のEDには高い確率で効果を発揮します。

ED治療薬を服用しても脳への性的刺激が少ないと勃起しないので、服用後にAVを観てマスターベーションをして、効果を確かめてみると自信につながります。

いちどED治療薬でセックスに成功すると、トラウマが解消されてその後はED治療薬を服用しなくても勃起することが期待できます。


急にEDになったりするの?食事も影響するの?

強い精神的なショックを受けたことをきっかけにEDを発症することはあり得ます。例えばペニスの大きさについて女性から侮蔑的な言葉を浴びた場合などです。

セックスに関係がないことでも、失業した、身近な人が死亡したなどがきっかけでEDになることがあります。

また、ある日突然のように見えても、実際は勃起の硬さが少しずつ弱くなっていた、セックスを継続できない中折れの回数が増えていたなど、初期のED症状が積み重なっていたという場合があります。これは仕事のストレスが徐々に溜まってきたときなどに起こります。

これらはいずれも心因性のEDで、ED治療薬が多くの場合効果を発揮します。精神的なショックからの回復には時間がかかることが少なくありませんが、勃起しないことに焦りを感じると、ED症状が悪化する悪循環になります。早めの対策をおすすめします。

食事の影響で急にEDの症状が出ることはありませんが、長年の偏った食生活で生活習慣病になり、動脈硬化が進行するとEDになりやすくなります。

また、不規則な食事や睡眠など日常生活のリズムの乱れは、自律神経を失調させてEDになることがあります。


朝勃ちしても、セックスとなると十分硬くなりません。

朝立ちがある場合は、身体的には問題がない心因性のEDだと考えられます。治療としては、ED治療薬の服用が第一選択になります。

心因性のEDとはストレスや緊張、気分の落ちこみなどが勃起のじゃまをする症状です。重症の糖尿病や動脈硬化などの器質性のEDと違って、何かのきっかけで解消することが期待でき、ED治療薬がそのきっかけになることもあります。

心因性のEDでもマスターベーションでは勃起するという場合は、より軽症のEDなのでED治療薬で改善する可能性が高いと言えます。

妻とのセックスでは立たない、子作りのための排卵日に合わせたセックスでは立たない、などの特定の状況の時に生じる勃起不全にもED治療薬は効果があります。

新婚EDと呼ばれる、セックスへの不慣れから緊張することが原因になっている勃起不全にもED治療薬は有効です。

精神的なストレスや不安・緊張が非常に大きい場合は、ED治療薬と精神安定剤を併用することで効果が高まることが期待できます。


高血圧でもED治療薬を使って大丈夫?

ED治療薬は血圧が上が170mgHg以上、下が100mgHg以上で治療していない人は服用できません。しかし、高血圧でも病院で診察を受けて薬を服用している場合はED治療薬を服用することができます。

ED治療薬は血管を拡張して血圧を下げる作用があるので、本来高血圧への悪影響はない薬です。逆に上の血圧が90mmHg以下の低血圧の人はED治療薬を服用することができません。

高血圧でED治療薬を服用しても効果がないという場合は、高血圧の影響というよりはED治療薬の服用法が間違っている可能性が考えられます。

ED治療薬は食後に服用すると効果が減殺されます。とくに脂こい食事の後ではまったく効果がないこともあります。食事の後の性行為を予定している場合は、食事の30分前に服用しておけば、食事の影響を受けなくて済みます。

また、ED治療薬は服用すると自然に勃起する薬ではなく、勃起するためには性的な刺激が必要です。性欲を高めるムード作りや前戯などで勃起を始動させる工夫をしてみてください。


朝勃ちしますが、セックス、オナニーで勃起が弱いです。

朝の勃起はレム睡眠中に起きる生理的な勃起です。俗に朝立ちといわれるのは、朝の自然な目覚めはレム睡眠の終わりに訪れて、そのときに勃起していることが多いからです。

朝立ちがある場合は器質的なEDではない(身体的な欠陥はない)ので、性交やマスターベーションで勃起しないのは心因的なEDと考えられます。

勃起には自律神経の正常な反応が必要なので、精神的なストレスや緊張で自律神経の働きが不調になると勃起不全になることがあります。

心因性のED、あるいは初期の器質性のEDでは、マスターベーションは可能だが性行為では勃起しないというケースが多いのですが、どちらでも勃起しない場合は中程度以上のEDが疑われます。

対応としては、まずED治療薬の服用をおすすめします。

それで充分な効果が得られない場合は、ストレスが大きいか、心の底に性行為に嫌悪や恐怖を抱く原因になるトラウマを抱えていることなどが想定されます。その場合は精神慮法的な治療が必要な場合があります。


特にEDでなくてもED治療薬をのむとどうなりますか?

EDではない状態でED治療薬を服用すると、ふだんよりも硬く勃起するのが一般的な反応です。

もちろんふだんから充分に勃起している場合は、服用しても別段の変化は感じられません。

「EDではない状態」といっても、実際にはいろいろなレベルがあります。

以前より勃起の硬さが弱くなった、性行為の途中で中折れすることがしばしばあるというのは、本人にEDの自覚がない場合が多いのですが、医学的には初期のEDとみなされます。

現実的には、性行為に十分満足できているのか、と自問して、NOであればED治療薬で改善の余地が大きいと言えるでしょう。

勃起力、勃起の反応時間、回復力などを高めるのもED治療薬の役割ですので、性行為をより満喫するという観点で、娯楽的に使用することも問題ありません。

初期のEDまたは、EDには該当しない人がED治療薬を服用しても、健康上の悪影響はありません。

狭心症の治療薬の硝酸剤(ニトログリセリン剤)はED治療薬と併用できませんが、それ以外は安全性が高い薬で、病院でも2~3分の問診だけで処方されます。

ED治療薬は耐性や依存性がないお薬です。軽いEDの状態で長期間服用しても、将来重症になったときに薬が効きにくくなるという心配はありません。

性行為が不調に終わることがしばしばありEDかどうか迷っている場合は、早めにED治療薬を服用することで重症化を防ぐ効果があります。


抗うつ剤を服用するとEDになりますか?

現在抗うつ剤の主流になっているSSRIやSNRIの副作用でEDの症状が出ることがあります。

本来は胃腸の薬ですが軽度のうつ病に処方されることがある「スルピリド」(商品名は「ドグマチール」)も、EDの原因になることがあります。

しかし、うつ病そのものもEDの原因になるので、病気が原因なのかその薬が原因なのかの判別は難しいのが現実です。

また、うつ病の治療とEDの治療ではうつ病の治療が優先されるので、抗うつ剤の服用で薬剤性のEDが出たからといって抗うつ剤を止めるわけにはいきません。

その場合の対策は、抗うつ剤とED治療薬を併用することです。SSRI、SNRI、スルピリドはいずれもED治療薬との併用が可能です。

重症のうつ病の場合はセックスに対する興味もわかないことが多いのでEDを併発していることが問題になりにくいのですが、回復期に向かって性欲がでたときは、ED治療薬で勃起力を得てセックスすることは、うつ病の治療にもプラスになります。


子作りしたいのに妻とは勃起しません。ED薬は効果ありますか?

子どもが欲しいのに奥さんとの性行為では勃起しないというのは困った状況ですね。

しかし、そういう男性が少なくないことは事実です。もちろん奥さんにそんなことは言えないので、奥さんはもっといろいろ悩んでいるかもしれません。

ふだんは奥さんとも可能でも、排卵日に合わせたセックスのときだけ勃起不全になるという男性もいます。

このような症状は俗に「妻とだけED」とか「排卵日ED」などと言われていますが、どちらも身体的には問題がない心因性のEDで、ED治療薬で改善することが期待できます。

特にどのED治療薬が上記タイプのEDに良いと言うことはありませんので、バイアグラ、レビトラ、シアリス、およびジェネリック薬が全て検討できます。

不仲などで妻に対してまったく性欲を感じないという場合はED治療薬も効果が薄い場合がありますが、これから子どもを作ろうという未来のある夫婦関係ではその心配は少ないと思われます。

ED治療薬は、ふだんは勃起するが特定の状況でだけ不調になるという場合に服用しても、健康にはまったく影響はありません。


ペースメーカーを入れてますが、ED治療薬を使って大丈夫?

心臓ペースメーカーの植え込みをしていても、基本的にはED治療薬の服用が可能です。

ED治療薬を服用できないのは心臓の治療薬として硝酸剤(ニトログリセリン剤)を服用している場合と、心臓の病気が重く医師に性行為を禁じられている場合です。

ペースメーカーを入れることで、買い物や散歩はもちろん、ジョギングなどの軽いスポーツも可能になります。

当然性行為も可能で、その際ED治療薬を服用することも問題ありません。

ED治療薬はもともと狭心症の治療薬だったお薬で、心臓に負担をかけるというより、血管を拡張して心臓の負担を軽くする作用があります。

性行為そのものはある程度心臓に負担をかけますが、ED治療薬を服用することでその負担が大きくなることはありません。

ED治療薬は心筋梗塞などで心臓の手術をした場合でも、術後半年が経過すれば基本的に服用が許可されます。

ペースメーカーの埋め込み後、日常生活が不自由なく送れていればED治療薬を禁止される事はまずないので、主治医に相談してみてください。


20代でもEDになりますか?EDって年齢に比例しますか?

EDはやはり年齢に比例して多くなります。バイアグラの承認を審議しているときに当時の厚生省が行った調査では、EDの有病率は30代―約5%、40代―約15%、 50代―約30%、60代―約50%という結果でした。

ここでは20代は調査の対象になっていませんが、20代でもEDを発症することはあります。20代、30代は子作り世代ということもあり、泌尿器科やED専門外来を受診するのはこの世代がむしろ多数派です。

子作りを考えている人に限らず、いわば性的活動期である20代にEDの症状が出ると、少数派であるだけに患者の悩みは大きくなります。

20代のEDは、ほとんどの場合ストレスなどの心因的な要因によるものです。勃起の物理的条件はペニスに血液が充満することですが、このシステムの発動には脳の性的興奮をペニスに伝える自律神経が関係しています。

ストレスや緊張、あるいは心の奥に隠されたトラウマなどによって自律神経の働きが不調になると、肉体的にはパーフェクトでも勃起しないことがあります。

原因になっているストレスなどを解消すれば心因的要因によるEDは解消しますが、問題はそれが難しいことです。

実際には何がストレスになっているか分らないことが多いし、分ったとしてもすぐには解消できないストレスが多いからです。

20代のED対策の第一選択はED治療薬の服用です。性欲があり肉体的にも健康な20代なら、ペニスへの血行を強力に促進するED治療薬はストレスをはねのける効果が期待できます。

とくに緊張が強い場合は、精神安定薬(抗不安薬)とED治療薬を併用することで効果が出る場合があります。


ED治療薬を使ってます。勃起もできますしSEXできますが、膣内で射精できません。

オナニーでは射精できるが膣内で射精ができない原因として考えられるのは、次のようなことです。

  • オナニーでの刺激に慣れて、膣の刺激では射精できない。
  • オナニーでお気に入りの妄想(性的物語)とともに射精することに慣れて、現実のセックスでは興奮しなくなる。
  • AVを見ながらのマスターベーションに慣れて、現実の女性の反応が物足りなく感じる。

オナニーは手指の握力が膣の圧力よりも強いということ以外に、快感を得やすいピンポイントに刺激を加えられること、妄想とテンポを合わせてテンションを高めることができることなど、クライマックスに到達しやすい条件がそろっています。

手指の動きによるオナニーと腰の動きによるセックスでは運動の種類が違います。

仰向けまたは座ってするオナニーとうつ伏せになる性行為では姿勢も異なります。オナニーに慣れるとこの違いも射精にまで至らない原因になりえます。

オナーはまさに「ひとりよがり」で、パートナーとの共同作業であるセックスとは精神的にも物理的にも別物といってよい違いがあります。オナニーに慣れるとセックスでイキにくくなるのは当然と言えます。

膣内での射精を望む場合は、オナニーの自粛が必要です。完全にオナニーを止めることはできないし、むしろ勃起不全を招く恐れもありますが、回数を減らし、膣の刺激にできるだけ近いソフトな刺激でオナニーをする癖をつける必要があります。

また、ひとりよがりの妄想ではなく、パートナーとのセックスを楽しむ新しい物語と思いやりをはぐくむことも大切です。


ED治療薬は心臓に悪いですか?

間違った考え方が広まっていることで、心臓が悪い人はED治療薬を飲むのは危険と思われてしまっています。

EDの治療薬は直接心臓に働きかる薬ではないので、ED治療薬=心臓に悪いという考えは間違いです。

ED治療薬はバイアグラレビトラシアリスの3種が主流となっていてます。これら3種の治療薬は、体の血管を拡張して、体全体の血流を良くしてくれる働きがあります

血流をよくすることでペニスの血流も良くなり勃起のサポートをしてくれます。このことからも、心臓への直接的な働きや影響は通常では考えにくいと考えられます。

ただし、もともと心臓病を患っている方で、他の薬を飲んでいる方は服用前に必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。


ED治療薬を飲むと勃起しっぱなしになりますか?

ED治療薬は勃起をさせる薬ではないので勃起したままになることはありません。

ED治療薬の働きは、血管を拡張させることによって、体全体の血流を良くして代謝をあげ、勃起がしやすくなるためのサポートをしてくれるものです。

そのため、薬の力によって強制的に勃起をさせているわけではないので、勃起したままになることは、まずありません。

よく間違わられるのは精力剤です。精力剤はパワーを補い、勃起を促すようなものになるので、精力剤だとまれに勃起状態が通常よりも長く続くこともあります。

ED治療薬を飲むことで自分の意思と関係なく勃起をしてしまうと思われてしまうこともありますが、何度も言うようにあくまでもサポートとしての働きになるので、性的刺激のない通常の時に勃起をしてしまうことはありません。


20代から勃起しなくなり、射精もしなくなりました。

勃起と射精は司る神経や器官が違うまったく別の生理現象です。

勃起不全も射精障害も病気ですが、この2つが併発することがあるのは、糖尿病による末梢神経の障害などの神経障害の場合です。

高齢者に多いケースで、20代から勃起不全と射精障害が併発するケースは非常にまれです。20代の場合はそれぞれに別の原因があると考えられます。

20代のED(勃起不全)は、ほとんどの場合ストレスなどが原因の心因性のEDです。いわゆる朝立ちがある場合は器質的には障害がない心因性のEDと考えられます。

心因性のEDはED治療薬で改善することが期待できます。うつ病などの精神疾患が原因の場合はED治療薬と抗うつ剤を併用することもあります。

射精障害は、オナニーでは射精するという場合以外は、逆行性射精が考えられます。

これは精液がペニスに進まずに膀胱に逆流する病気で、射精感はあるが精液が出ません。射精時に閉じるはずの膀胱側の尿道括約筋が綴じないときに起きる症状です。

逆行性射精は身体に悪影響はありませんが、子作り世代では男性不妊の原因になるので、精液を採取して膣に入れるなどの対策を講じます。


人工透析とEDは関係ありますか?

人工透析は慢性腎不全で尿をつくる腎臓の機能が大きく低下したときに行なわれる治療です。

人口透析そのものがEDの原因になるわけではありませんが、腎不全をもたらす病気には勃起不全の原因になるものがあります。

透析患者でもっとも多く、全体の40%を超えるのが、糖尿病からくる腎不全です。

糖尿病は末梢血管と末梢神経にダメージを与える病気なので、勃起の機能、能力に大きな影響を与えます。器質性のEDの中でもっとも多いのが糖尿病の進行によるEDです。

糖尿病性腎症で透析を受けている患者には、ほとんどの場合中程度以上のEDの症状が現れます。

その中にはED治療薬で効果がある場合と、効果がみられない場合があります。この差は元になる糖尿病がどの程度進行しているかによります。

透析開始以後もEDを悪化させないためには、血糖値コントロールを厳重に行ない糖尿病を悪化させないことが重要です。

糖尿病以外の病気からくる腎不全でも、多くの場合その元になるのは高血圧や脂質異常などの生活習慣病です。

これらの病気は動脈硬化の進行を早めるのでEDの原因になります。