メトロニダゾール

メトロニダゾールはニトロイミダゾール系の抗原虫・抗菌薬で、特に抗トリコモナス薬として知られています。生物内のDNA合成を阻害することで分裂増殖を抑え、殺虫的にも作用するので感染による症状を改善、根治します。膣トリコモナス症に対してはまず第一選択される特効薬です。

他にも一般的な抗生物質が効きにくい嫌気性菌などによる細菌感染症にも有効です。偽膜性大腸炎を含めてディフィシル菌による感染性腸炎にも適応があります。また胃病変の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌に対しても強い殺菌作用があるため、抗生物質2種類と胃酸分泌阻害薬で行う1次除菌に失敗した場合の再除菌治療、すなわち2次除菌に使用されます。更にアメーバ赤痢などの原虫類による感染症にも応用されます。

メトロニダゾールは商品名「フラジール」で広く認知されており、内服錠、膣錠があります。疾患や身体の状態により用法用量が様々なので、必ず医師の指示通りに服用してください。トリコモナス症の場合、通常成人は1回250mgを1日2回10日間服用します。トリコモナス膣炎の場合は膣錠を使用することが多く、1回1錠(250mg)を1日1回10~14日間かけて使用します。

嫌気性菌感染症の場合、通常成人はメ1回500mgを1日3~4回服用します。ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌では1回250mgを抗生物質のアモキシシリン&胃酸分泌阻害薬と一緒に1日2回7日間服用します。但し、アモキシシリン、クラリスロマイシン、胃酸分泌阻害薬による除菌治療が不成功の場合のみの適応です。また全ての疾患において、耐性菌の発現等を防ぐため治療に必要な最小限の期間までの服用に留めます。

メトロニダゾールの副作用は基本的に少ないですが、多量投与や長期に渡る服用においては末梢神経障害や中枢神経障害を起こしやすくなるので、痺れやふらつき、けいれん、意識障害などの神経症状に注意してください。その他重い副作用は滅多にありませんが皮膚障害、血液障害、大腸炎などが報告されているため、何らかの異常な症状が起きたらすぐに受診してください。軽い副作用に吐き気、下痢などがありますが日常生活に支障をきたすレベルであればすぐに受診する必要があります。

メトロニダゾール服用中はアセトアルデヒドが蓄積して悪酔いしやすくなるため飲酒は禁忌です。また妊娠3カ月以内の方は服用できないのと、脳・脊髄に障害、肝障害のある方は服用できない場合があるのでメトロニダゾール服用の際は必ず医師の指示に従ってください。また飲み合わせがあまり良くない薬が多数存在するので、何らかの疾患で服薬治療中の方はメトロニダゾールを開始する前に必ず医師か薬剤師に相談をしてください。

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