低用量ピル・トリキュラーとは

トリキュラーは国内でも人気の高い低用量ピルで、製造メーカーはドイツのバイエル社です。

日本ではトリキュラー錠21と28の2種類があり、トリキュラー28には1週間分のプラセボ錠(成分が入っていないピル)が入っており、ピル服用の4週目はプラセボ錠剤を飲むことで毎日ピルを飲む習慣をつけることができます。

トリキュラ−21にはプラセボ錠剤がないため、ピル服用4週目は休薬週間です。 そんな人気の低用量ピルがトリキュラーですが、ピル服用が初めてという女性も多く、よくある質問やトリキュラーの飲み方、副作用、注意するポイント、購入方法などをわかりやすく説明しています。

避妊効果だけではなく、多くの女性が悩む生理痛やPMS、肌荒れなどの改善効果もあり、子宮内膜症の予防の効果も認められています。

女性の人生の質(クオリティ・オブ・ライフ)を改善するのが低用量ピルで、中でも人気のピルがトリキュラーです。

どんなメリットがあるのか、服用の際に注意する点は何か、一緒に飲むと飲み合わせが悪いものは何か、ピルを飲み忘れたらどう対処すべきかなど、知っておくべきピルのポイントをしっかり解説します。

トリキュラー21とトリキュラー28の違い

低用量ピルであるトリキュラーには21錠入りと28錠入りの2種類がありますが、どちらも28日(4週間)周期を1クールと捉えます。

トリキュラーは3週間に渡り毎日服用し、最後の4週目7日間は休薬期間になります。

トリキュラー21には有効成分が含まれた21錠のみ=21日分が入っていて、トリキュラー28には有効成分入りの錠剤21錠と供に、有効成分が何も含まれていないダミーの錠剤(偽薬)7錠が加わり28錠=合計28日分となっています。

有効成分の量や効果など違いは一切無く、ただ単にトリキュラー28は毎日服用する習慣を休薬期間によって崩されないように服薬コンプライアンスの観点から偽薬がセットされているのです。

飲み忘れなど服薬管理に不安がある方はトリキュラー28をお奨めします。

トリキュラーの飲み方

世界的シェアの高い経口避妊薬であるトリキュラーは、2種類の女性ホルモンが少量配合されており、体を妊娠している状態に近づけることで高い避妊効果を発揮します。

トリキュラーには「21」と「28」のタイプがあります。どちらも28日を1サイクルとして服用するのは変わらず、1日目~21日目までは指示とおりに毎日1錠ずつ服用いただきますが、「21」の場合、22日目から28日目までの1週間、お薬を飲まない休薬期間が発生します。

一方「28」の場合は、22日目から28日目までの1週間、有効成分の入っていない偽薬を服用いただくタイプとなります。

どちらも避妊効果に違いはありませんが、飲み忘れる可能性の高い方は「トリキュラー28」を毎日1錠ずつ服用いただき、ご自身でお薬の管理が出来る方は「トリキュラー21」の服用をお勧めいたします。

リキュラー21の飲み方・服用方法

トリキュラー21の服用開始日は3パターンあります。

生理開始日から服用開始するDay1スタート、生理が始まり最初の日曜日から服用開始するサンデースタート、次の生理まで時間がかなりあり待ちたくない場合など関係なしに服用開始するクイックスタートです。

一番効果が確実で即効性があるため推奨されているのはトリキュラー21のDay1スタートです。生理中は卵巣が排卵準備を始めるので、この期間からピルを服用することで排卵を抑制することができるため服用初日から避妊効果を発揮します。

更に生理周期を28日周期の一定に保つことができます。

トリキュラー21のサンデースタートやクイックスタートは避妊効果が出るまでにピルの服用を始めてから1~2週間かかってしまうのがデメリットです。 どの服用方法でも、毎日一定の時刻に決められた順番で服用するのが大切です。

トリキュラー28の飲み方

「トリキュラー28」は、28日を1サイクルとして、毎日1錠ずつ服用いただきます。飲み始めによって大きく3つに分類されます。

「デイワンスタート」は生理開始1日目に服用する方法で、3~6日以内に避妊効果が現われます。生理開始1日目とは、最初の出血があってから24時間以内を指します。デイワンスタートが最も確実な避妊効果を期待できる飲み方です。

生理開始日を逃してしまった場合、「クイックスタート」がおすすめです。

これは生理開始日に関係なくいつでも服用を開始いただけて、服用後1週間目以降に避妊効果が現われます。次の生理まで待てない方や、生理不順の方に向いている飲み方です。

3つ目は、生理開始後の最初の日曜日に飲み始める「サンデースタート」です。サンデースタートのメリットは、消退出血という生理に近い出血が平日訪れるので、終末のイベントやデートなどを楽しみたい方におすすめの飲み方です。

トリキュラーと飲み合わせ

トリキュラーとセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)やチェストベリー・チェストツリーと併用すると避妊効果が減弱するので避けてください。

特にセントジョーンズワートはハーブの一種で様々なサプリメントやハーブティーに含まれていてピル以外でも飲み合わせが悪い薬が多数あるので注意が必要です。

またプエラリアミリフィカなどのバストアップ系サプリや大豆イソフラボンのサプリメントは女性ホルモンの過剰摂取になりピルの効果に影響を及ぼす可能性があります。

同様にプラセンタも女性ホルモンを活性化して調整する作用があるため、病院で処方されるような高濃度プラセンタや注射は避けたほうが懸命です。

トリキュラーを飲んではいけない人

トリキュラーは女性ホルモンを含んでいるため、乳がんや子宮内膜がん、子宮頸がんに罹患された方やその疑いがある方は服用いただけません。エストロゲン依存性悪性腫瘍を悪化する恐れがあるためです。

また、性器からの出血がある方も悪化の恐れがあるため服用できません。重大な副作用として、血管が詰まってしまう血栓症が報告されているため、血栓性静脈炎,肺塞栓症,脳血管障害,冠動脈疾患の方も服用できません。

また、血栓症の副作用は、一日に15本以上たばこを吸う35歳以上の方でリスクが高まるとされているため、該当する方は原則トリキュラーを服用ができません。片頭痛をお持ちの方もトリキュラーの服用により脳血管障害のリスクを高めてしまうため、服用を控えてください。

トリキュラーの副作用

トリキュラーの副作用は主に頭痛、胸のむかつき、吐き気、下腹痛、動悸、めまい、乳房の張りや痛み、不正出血、眠気、倦怠感などの症状が報告されています。体内が妊娠時と同じような状態になるため上記のようなつわりに似た症状が起きることがあります。

ホルモンバランスの変化で起きる現象であるため軽度であることが多く、次第に身体が慣れていくのでさほど心配いりません。何周期か服用していても症状が改善しない場合は医師に相談してください。

トリキュラーはじめピルには重大な副作用として血栓症が挙げられます。血栓は出来た場所によっては心筋梗塞など命に関わることがあるので注意が必要です。

息切れ、胸痛、痺れ、激しい腹痛や頭痛、舌のもつれ、視力障害、失神などが血栓症の主な初期症状です。トリキュラー服用後に何かしら身体がおかしいと感じたらすぐ受診してください。

40歳以上、喫煙、血栓症・乳がんの家族歴、肥満、糖尿病、肝障害、心臓病、腎臓病、高血圧は血栓症リスクを上げる因子です。

ピル飲み忘れの対応方法

ピルは毎日欠かさず服用するのが最も大事なポイントです。飲み忘れが続いたり、不規則な服用を続けたりすると避妊効果が得られません。

朝の服用を勧めるクリニックや薬局が多いのですが、朝が弱く起きてすぐ家を飛び出す方には不向きです。個人のライフスタイルに合わせて、確実に一定時間に服用できるタイミングを見つけてください。

スマホを活用した飲み忘れの場合、「myPill避妊リマインダー」というアプリがおすすめです。設定した時間にアラームで知らせてくれ、不正出血や頭痛などの情報をメモできるのも特徴です。

それでも飲み忘れに気づいた場合、飲み忘れが1日(1錠)であれば、気づいた時点で飲み忘れた1錠をなるべく早く飲み、残りの錠剤も予定通りに服用してください。つまり、その日は2錠服用することになります。

飲み忘れが2日(2錠)以上経過してしまった場合は、避妊効果が期待できなくなります。一度サイクルをリセットし、7日以上連続して服用するまでは避妊効果が得られませんので、コンドームを使用するか性交渉を避けるなど注意が必要です。

避妊効果はいつからあるの?

トリキュラーの避妊効果の発現はいつトリキュラーをいつ服用したかで変わります。

生理開始日から服用開始するDay1スタートでは服用開始初日から避妊効果を得ることができます。これは生理期に排卵準備をする段階でトリキュラーによって排卵を抑制することができるためです。

一方サンデースタート、クイックスタートの場合は既に排卵が始まっている可能性があるので避妊効果の発現はは7日目以降になります。そのためトリキュラーの服用を開始して7日目まではトリキュラー以外の避妊方法を併用する必要があります。

避妊効果をいち早く尚且つ確実に得たいのであれば、Day1スタートの服用方法をお勧めします。

休薬期間に生理が来ないけど続けていいの?

トリキュラーには7日間の休薬期間があり「21」の場合は服用せず、「28」の場合は偽薬を飲む期間になります。

通常はその休薬期間に生理のような出血があります。しかし、ピルを服用中の「出血」は通常の「生理」とは異なるため、生理の現れ方にも変化が生じます。

ピルを服用中の「出血」は「消退出血」といい、ピルに含まれる女性ホルモンの影響により排卵が抑えられた状態が続きます。そのため、ピル服用中には子宮内膜が通常時ほど厚くならず「生理」よりも経血量が減ります。

休薬期間に生理が来ないことは様々なケースが考えられますが、量が減ることはこの「消退出血」によるものであるため、問題ありません。その他の理由として、ストレスや環境の変化により生理が遅れている可能性も否定できません。

ただし、飲み忘れが続いている場合は、適切な避妊効果が維持されていない可能性があります。飲み忘れなどがある際は、産婦人科医などの専門医に相談の上で、ピル以外の適切な避妊方法をご検討ください。

副作用の頭痛や吐き気は治るの?

トリキュラーを服用すると体内でホルモンバランスが変わり妊娠時の状態に近付くため、生理前やつわりに似た症状が出ることがあります。主な症状は頭痛や吐き気です。

特に服用開始時期はそういった症状が出ることが比較的多くありますが、日数が経過したら自然と回復することがほとんどです。また何クールかトリキュラーの服用を続けると身体が慣れてくるのでそういった症状は発現しなくなります。

もし3ヶ月以上経っても症状が改善しない場合や日常生活に支障をきたすぐらい症状が重いはトリキュラーが身体に合わないことが考えられます。他の低用量ピルの選択肢もあるので医師に相談してください。

トリキュラーで緊急避妊はできるの?

トリキュラーは日本で承認されているお薬ですが、緊急避妊薬アフターピルとしての使用は適応がありません。ただし、他のピルと同様に、応用することで緊急避妊薬として服用いただけます。

緊急避妊薬とは、アフターピル、モーニングアフターピルともい言いますが、避妊に失敗した際に性行為から72時間以内に服用することで妊娠を回避できるホルモン量の多いピルです。

女性ホルモンの中でも黄体ホルモンを摂取した後の5~7日間にかけては排卵が抑えられます。排卵が抑制されている間、女性の性器内に進入していたすべての精子は受精能力を失い、着床を阻害する効果があるとされています。

緊急避妊薬は、精子と卵子が受精卵として着床しないように作用して、望まない妊娠を避ける仕組みです。

トリキュラーの場合は、黄体ホルモンが多く含まれている黄色の錠剤を72時間以内に4錠飲み、さらに12時間以内に4時間服用することで同じ効果が期待できます。

定期的な検診ってどうすればいいの?

全ての女性に言えることですが、特にトリキュラーをはじめとする低用量ピルを服用中の方は定期的に乳がんと子宮頸がんの検診を受けることを推奨します。

低用量ピルを服用中の方は、服用していない方に比べると乳がんと子宮頸がんになるリスクがやや高くなるためです。尚、反対に低用量ピルを長期間服用することで卵巣がんや子宮体がんなどの発症リスクは下げることが分かっています。

がん検診の他に、低用量ピルを長期間服用している方は念のために定期的(1年に2~3回ほど)に血液検査や重大な副作用である血栓症の予兆がないかの検査をしておくと安心です。

また疾患によっては低用量ピルを服用できない場合があるので、服用開始する前には必ず医師の診察や検査を受けてください。

トリキュラーは個人輸入できますか?

個人輸入は厚生労働省により認められている合法的な薬の入手方法です。ただし、自分自身で使用する場合に限られており、個人輸入した製品を他の人に売ったり、譲ったりすることは認められません。

トリキュラーはドイツの大手製薬会社であるバイエル薬品が開発・製造・販売しており、世界的シェアの高いピルです。

国内では医師の処方箋が必要な医療用医薬品に指定されていますが、自己責任で自己使用のためにトリキュラーを個人輸入いただくことは可能です。

海外の医薬品に関する規制レベルは様々ですが、ヨーロッパの規制当局(EMA)、アメリカの規制当局(FDA)、日本の厚生労働省の承認を得ているトリキュラーは用法用量を正しく理解することで、安心して服用いただけるお薬です。

トリキュラーと主成分が同じピルは?

トリキュラーの主成分は卵胞ホルモン製剤のエチニルエストラジオールと黄体ホルモン製剤のレボノルゲストレルで、主成分が同じ製品にアンジュとラベルフィーユがあります。

製造販売するメーカーが違うだけで、主成分も含有量もシート中の3種類全て同じであるため基本的に全く同じ薬剤です。強いて言えば錠剤を生成するための添加物や主成分を生成するまでの過程に若干の違いがあるくらいです。

ただしトリキュラーだと副作用は出なかったけどアンジュやラベルフィーユは身体に合わなかった、もしくはその逆などの報告が過去にあったため一概に100%同じとは言い難いです。それでも効果効能の面では完全に違いはありません。

低用量ピルの種類とトリキュラー

ピルには用量の違いから低用量・中用量・高用量ピルに分けられ、また開発された世代によって、第一世代~第四世代まで分けられます。

低用量ピルとは、錠剤1錠に含まれる黄体ホルモン(プロゲステロン)の量が、0.05ミリグラム未満のピルを指します。

緊急時を除く避妊や生理痛の改善、生理周期の安定などを目的とする場合、多くのクリニックで処方されるピルは低用量ピルが一般的です。それは、錠剤に含まれる黄体ホルモンの量が少ない方が、血栓症や高血圧症といった副作用のリスクが減るためです。

1960年代にアメリカで開発された低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合量を調整し、第一世代~第四世代までよりよいピルが開発されてきた中、トリキュラーは第二世代の低用量ピルに分類されます。

他の低用量ピルとしては、「ルナベル配合錠」「シンフェーズT28錠」「マーベロン」などが開発されています。トリキュラーは女性ホルモンの成分が3段階に変化する3相性ピルの為、身体への負担が少ないのが特徴です。

トリキュラーの避妊率

トリキュラーを毎日同じ時間帯で正しく服用することで、性交渉時にコンドームなどの避妊措置をしなくても99%妊娠を回避することが可能です。ただし、飲み忘れがあったり服用する時間がバラバラだったりすれば避妊効果は下がってしまうので注意してください。

また生理初日から服用するDay1スタート以外の服用方法では服用開始7日目までの避妊効果は低いので必ず他の避妊方法を併用してください。14日間服用すれば避妊率は99%にまで上がります。

ピルでも排卵が抑えられなかった、下痢や嘔吐でピルが体内に吸収されなかったなど、避妊率99%でも妊娠してしまう可能性はごく稀にあります。本当に妊娠したくない場合は他の避妊方法との併用を推奨します。

避妊効果はいつまで続くの?

トリキュラーの服用を継続している限り、99.99%の確率で妊娠することはありません。ただし、飲み忘れがなく、毎日規則正しく服用されているのが前提です。

避妊の必要がなくなった場合は、飲むのを辞めるだけでOKです。ピルの服用を辞めた直後から、妊娠の可能性はあります。

但し、通常はピルの服用を中止した後は、生理サイクルが乱れているため、排卵が正常に行われていない可能性があります。通常は2~3回の生理サイクルの後に正常の排卵に戻ります。

ピルの服用中止後、すぐに妊娠を希望されてもすぐの妊娠は難しいかもしれませんが、ピル服用を辞めたあと1年以内に90%以上の女性が妊娠しているという臨床データもあります。避妊を希望されている方は、避妊を望む期間、毎日トリキュラーを服用していただく必要があります。

トリキュラーと避妊以外の副効能

トリキュラーはじめ低用量ピルには避妊効果以外の効能が多数あります。

排卵を抑制することによってPMS症候群と呼ばれる生理前に起こる精神的、身体的な不調を改善します。また低用量ピル服用中は子宮内膜があまり厚くならないうちに生理が起こるため、経血量や日数が減り生理痛や生理不順も改善します。

子宮内膜症にもなりにくくなり、既に子宮内膜症である場合は進行を抑える効果もあると言われています。トリキュラーではありませんが、子宮内膜症に伴う月経困難症に対して保険適用のあるピルも存在します。

更にホルモンバランスの乱れによるニキビのや肌の不調、更年期障害を改善する効果もあり、その他骨粗鬆症の予防効果や多毛の改善など嬉しい副効能は多数あります。

近年ではがん予防効果にも注目され研究が進められています。

低用量ピルが効く、プレ更年期とは

最近話題になっているのが、「プレ更年期」へのピルの応用です。「プレ更年期」とは、更年期と呼ばれる50歳前後より約10年若い、女性の30代後半~40代前半の期間を指します。

個人差が大きいのですが、まだ更年期ではないのにそれ近い症状が出るのが特徴です。

たとえば、いらいらしたり、疲れやすくなったり、忘れっぽくなったり、生理周期や量が変化したりなど、症状も様々です。それ以外にも頭痛、肩こり、手足の冷え、肌のかさつきなどの症状が特徴的で、妊娠・出産経験のない女性に多いとも言われています。

この「プレ更年期」の症状に悩む方が低用量ピルを服用することにより、不足している女性ホルモンを補充する療法に注目が集まっています。

但し、これらの症状が他の疾患による可能性もあるため、ご自身で診断される際には注意が必要です。ピルを服用いただけない方に該当しないか注意の上で、女性外来などに相談されることをおすすめいたします。

トリキュラーでバストアップ

トリキュラーの主成分のひとつである黄体ホルモンには乳腺を発達させる効果があります。多くの女性に起こる生理前や妊娠時に胸が張る現象はこの黄体ホルモンが増えるためです。

トリキュラーを服用すると女性ホルモンの補充によりホルモンバランスが調整され妊娠時と同じような状態になるため、胸に張りを持たせバストアップすることが可能です。

劇的なバストアップ効果が得られるというわけではなく運が良ければカップ数が上がるくらいバストアップする可能性があるというレベルですが、トリキュラーにバストアップはじめ肌などに美容効果を感じたという報告は多くあります。尚、服用を中止したらバストアップした胸はいずれ元の胸に戻ります。

トリキュラーで生理を早める方法

ピルの服用により、生理予定日を調整するこができます。但し100%の確立は補償できないため注意が必要です。

生理日の移動に使用されるピルは「旅行ピル」とも呼ばれ、旅行などのイベントや大切な日の生理を避けるために婦人科クリニックなどで処方されています(但し、全額自己負担)。

普段からピルを服用されている方もそうでない方でも、生理日を前後にずらすことはできます。

普段ピルを飲んでいない方が生理を早めたい場合は、生理開始5日目~7日目までの間にトリキュラーを飲み始めます。早めたい日まで飲み続けることにより、飲み終えてから1~3日でいつもより少ない量の生理が来ます。

普段ピルを飲んでいる方の場合は、早めたい日にちの数だけ黄色の錠剤の服用を減らします(7日早めたい場合:7日分服用を辞める)。

すると休薬期間に入るため、服用を辞めた1~3日後に消退出血が起こります。その後サイクルをリセットして、次のシートの一錠目から飲みはじめることが出来ます。

トリキュラーで生理を遅らせる方法

トリキュラーで生理を遅らせて生理日を調整することが可能です。

通常であれば21日目までトリキュラーのシート中の黄色の錠剤を服用して休薬期間に入りますが、生理を遅らせたい場合は休薬せずにこの黄色の錠剤の服用を続けていれば遅らせることができます。

22日目から新しいシートを使用して遅らせたい日数分の黄色の錠剤を服用します。( 定期服用とは別に生理日調整用の予備シートを用意しておきましょう。)

もし黄色の錠剤を飲みきった後も消退出血すなわち生理を遅らせたいのであれば、次のシートの1錠目から服用を開始します。

トリキュラー服用を中止すると1〜3日で生理が来ます。 基本的にはトリキュラー服用中は生理時期を遅らせることができますが、2週間目以降は出血が起こる可能性が高いです。

初めてトリキュラーを服用する場合は生理予定日の5~7日前からトリキュラーの服用を始め、遅らせたい期間ずっと服用を続けます。この場合も服用が2週間超えると出血が起こる可能性が高まります。

トリキュラーで太る?

トリキュラーなど、ピルを飲むと太るという話を聞いたことがあるかも知れません。しかし、国内の臨床試験の結果では、体重増加などの副作用は報告されていないため、発症頻度は0.01%以下と考えられます。

トリキュラーには生理の不快な症状である月経前症候群(PMS)を抑える効果があるため、生理前に食欲が増す症状を抑えることが出来ます。但し、むくみが原因であることが可能性として考えられます。

トリキュラーの服用により体内のホルモン環境に変化があるため、電解質の異常からむくみが現われることがあります。ただし、このむくみの症状もトリキュラーの服用を続けることで体内バランスが整えられ、徐々に消えていくのが一般的です。

どうしてもむくみが気になる方は、産婦人科医に相談の上で、むくみが出にくいとされる第4世代のピル(ヤーズ)の処方を検討してみてください。

トリキュラーとマーベロンの違い

トリキュラーもマーベロンもどちらも低用量ピルであるので効果に違いはありませんが、有効成分の種類と世代分類が異なります。

トリキュラーが分類される3相性というのはホルモン配合量が異なる3種類の錠剤を順番に服用する必要があるタイプで、周期の変化によって異なるホルモンバランスにマッチするよう作られています。

一方、マーベロンが分類される1相性は全ての錠剤が同じホルモン配合量で、ホルモンバランスに関係なく毎日同じ薬を服用すればいいタイプです。

第2世代はニキビなどの男性化の副作用が起こることがあることが問題でしたが、改良してその副作用を抑えたのがマーベロンが属する第3世代です。

第3世代のほうが新しく服用も簡単ですが、重大な副作用である血栓症のリスクがやや高くなると言われています。

トリキュラーとヤーズの違い

第二世代ピルであるトリキュラーと、第四世代ピルであるヤーズ(ヤスミン)は共にドイツのバイエル薬品が開発したピルです。トリキュラーは低用量ピルであるのに対し、ヤーズは超低用量ピルで、黄体ホルモンの含有量が少ないのが特徴です。

国内ではトリキュラーが1999年に販売され、ヤーズは2010年に販売されています。共に世界的シェアが高く、ヨーロッパやアメリカを中心に世界中で多く処方されているピルです。

大きな違いとして、服用方法が異なります。トリキュラーは実薬21日間+休薬7日間=28日サイクルであるのに対し、ヤーズは実薬24日間+休薬4日間=28日サイクルとなります。

ヤーズは休薬期間が短いことで、休薬期間中の卵胞発育抑制を維持し、休薬によるホルモン変動を少なくすることでホルモン消退時の諸症状を軽減することが期待されています。

トリキュラーよりもヤーズのほうがむくみなどの副作用が出にくいとされています。

トリキュラーで肌がキレイになる?

トリキュラーは避妊効果以外にニキビ治療に使用されることもあります。

生理前などホルモンバランスが崩れると皮脂を過剰に分泌する男性ホルモンに影響を与えてニキビが出来たり肌が荒れやすくなります。トリキュラーを服用することによってホルモンバランスが安定するとニキビなどの肌トラブルが激減するのです。

ただしトリキュラー飲み始めの頃は一時的にホルモンバランスが変わっていく不安定な過程で男性ホルモンに作用する黄体ホルモンが優位になり副作用としてニキビができることもあるので注意してください。

一方、もうひとつの成分である卵胞ホルモンにはコラーゲンの生成を助ける働きがあるので卵胞ホルモンを補充するトリキュラーには美肌効果があると言われています。

即効性はなく、何クールか継続することでホルモンバランスが安定していくので個人差はありますが肌が綺麗になっていく作用があります。

トリキュラーの通販

トリキュラーを愛用している女性は多く、日本ではトリキュラーはアンジュというピル名で処方されることもあります。

婦人科でトリキュラーを購入する場合、まずピル代として1シート2500〜3000円かかり、まとめ買いは4シートまでです。

それに診断コストが上乗せされて4ヶ月分のトリキュラーだと12,000円はかかります。1年ではピル代に最低でも36,000円はかかりますし、忙しい中婦人科で長時間待たされてピルを購入するというのは女性にとって大きな負担ですね。

そこで近年では多くの女性がトリキュラーを通販しています。これをピルの個人輸入通販と呼びますが、個人でそのピルを使用するのであれば個人輸入サイトから通販でトリキュラーを買えるのです。

ご存知の方も多いですが、低用量ピルの値段は海外では非常に安く、処方せんなしでも買えるのがピルです。そのため個人輸入でトリキュラーを通販する場合、1シートあたりのピル代を大幅に節約できます。

婦人科でトリキュラーやアンジュなど低用量ピルを購入する場合は1回に4シートまでですが、個人輸入で通販する場合はその制限がなく、12シートをまとめて買えるので、安く済む上、1年間に4回婦人科に診断に行く手間も省けるのです。

個人輸入で通販できるトリキュラーと日本の婦人科で処方されるトリキュラーの違いはパッケージの言語の違いだけで、当然ですが、トリキュラーは国内外で同じ成分、容量が配合されています。

トリキュラー自体が海外の製薬メーカーが開発製造する低用量ピルですので、海外で製造したピルを日本語のパッケージにして販売されているのが国内版のトリキュラーなのです。

トリキュラーを始めて通販する女性はパッケージが英語だし、海外から発送されるので大丈夫かなと不安に感じる方も多いですが、1週間から10日で到着しますので安心してピルを通販していただけます。

ピル代を節約したい、婦人科に出向く手間を省きたいという女性はトリキュラーを個人輸入で通販してみてはいかがでしょうか。