【抗生物質】ジスロマックの効果・飲み方・注意点など
目次
ジスロマックとは
ジスロマックはアジスロマイシンを有効成分とするマクロライド系の抗生物質で、細菌の増殖過程においてタンパク質の合成を阻害する医薬品です。細菌の発育・増殖を抑制する抗菌作用があります。
有効成分のアジスロマイシンは、肺炎球菌をはじめとするグラム陽性菌だけでなく、マイコプラズマやクラミジア、淋菌など非常に幅広い領域の細菌に対して抗菌作用を発揮します。
アジスロマイシンは、細菌の増殖において重要な過程であるタンパク質の合成を阻害することで細菌の増殖を抑制します。多くの菌に対して高い効果を発揮するため、呼吸器感染症、性感染症、皮膚科領域や歯科領域の感染症など非常に幅広い治療に使用されています。
また、マクロライド系の抗生物質で問題とされている薬の代謝における薬物間相互作用がアジスロマイシンには少ないため、併用するときに飲み合わせに注意が必要な薬が少ないというメリットもあります。
ジスロマックの用法には特徴があり、1日1回3日間のみの服用で同系統の抗生物質を7日間服用した場合と同等の効果があります。そのため服用終了後に医療機関を受診する場合、飲んでいたことを必ず伝えるようにしてください。
これはアジスロマイシンの長時間に渡り高濃度で体内に留まるという特徴によるもので、一般的な1日用量である500mgを服用した場合は半減期が68.1時間と極めて長いいため1日1回3日間のみの服用で効果が1週間持続します。
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クラミジアとジスロマック
日本で男女共に最も多い性感染症であるクラミジアの治療にも、ジスロマックが使用されることが非常に多いです。クラミジアの治療期間は個人差があり症状の重症度によっても変わりますが、一般的には1ヶ月程度になります。
この期間中、ジスロマックの服用回数はたった1回です。ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは長期間に渡り高濃度で体内に留まるため、1回の服用で7〜10日間ほど作用し続けます。服用した3〜4週間後にクラミジアの検査をし、菌が検出されなければ治療完了になります。
クラミジア治療の場合のジスロマックの服用量は1回1000mgです。通常の感染症の用法では1回500mgなので高用量ですが、クラミジア治療においては高濃度でクラミジアを一気に壊滅させることが重要なのです。
ジスロマック1000mgは確かに高用量ですが、服用すればあとは体内で薬がクラミジアを死滅してくれるのを待つだけなので、服薬コンプライアンスを気にすることなく治療を終えることができるのがメリットです。
梅毒とジスロマック
梅毒は梅毒トレポネーマによる性感染症です。全身に症状が出るのが特徴で、最終段階まで放置していると重い脳障害や死に至るケースもある重大な疾患であるため、早期での治療が非常に大切です。
大昔から不治の病として恐れられていましたが、特効薬のペニシリンにより完治が可能になりました。現在も梅毒にはアモキシシリンなどのペニシリン系の抗生物質の内服もしくは点滴で治療を行います。
ジスロマックは梅毒の適応がなく、効果はないと言われています。ただし全く効果がないというわけではなく、稀に梅毒治療で使用されることがあるそうですが、一般的にはジスロマックなどのマクロライド系の抗生物質は梅毒治療には選択されません。
淋病とジスロマック
淋病は淋菌による感染症であり、治療は基本的に抗生物質による点滴か注射です。抗生物質の血中濃度が高ければ高いほど抗菌効果も高くなるため、点滴や注射剤が優先されます。1回の点滴や注射で治療が終わるというメリットもあります。
ジスロマックはクラミジアだけではなく、淋病にも有効とされていますが、使用頻度はそれほど高くありません。淋病治療の点滴・注射の有効成分であるセフトリアキソンとスペクチノマイシンにアレルギーがある場合などに使用されます。
また、ジスロマックは淋病とクラミジアを同時に治療できるというメリットがあります。淋病患者のおよそ3割の方はクラミジアも合併しており、その場合にはジスロマックが処方されることが多いです。
淋病治療でジスロマックを服用する場合は1回アジスロマイシン1000〜2000mgを服用します。しかし淋病の原因の淋菌は薬への耐性化が早いためアジスロマイシン成分に対しても耐性を持つ病原菌が増えていることもあり、使用頻度は低めです。
膀胱炎とジスロマック
膀胱炎の中でも特に多い急性膀胱炎は膀胱内で細菌が感染して炎症を起こす疾患で、膀胱の痛み、頻尿、残尿感、血尿などの症状が現れます。男性より特に女性がなりやすく、疲労やストレス、病気や加齢など免疫力が低下すると発症しやすい傾向にあります。
膀胱炎の原因菌の90%は大腸菌だと言われています。膀胱炎治療は基本的に抗生物質の内服ですが、主にニューキノロン系・セフェム系・ペニシリン系の抗生物質が使用されています。もっとも膀胱炎に処方されやすい抗生物質はクラビットです。
ジスロマックなどのマクロライド系の抗生物質は様々な細菌に対して強い抗菌作用を発揮しますが、グラム陰性菌に対してはごく一部を除いて効果がありませんので他系統の抗生物質を使用したほうが賢明です。
歯周病とジスロマック
歯周病は成人の約8割の人が感染しているとも言われています。ジスロマックは歯科領域の治療にも多く使用されています。ジスロマックは歯周病の原因となる歯周病菌も死滅させるので、歯周病の治療に非常に有効です。
歯周病は、歯と歯茎の間の歯肉にプラーク(汚れ)が溜まり歯肉が細菌に感染・増殖して赤く腫れたり出血、痛みなどの炎症が起きる疾患です。歯科ではプラークや歯石などを取り除く治療が行われています。
しかし、プラークは長期間付着したままだと強固になり除去が難しくなります。このときにジスロマックを使用すると強力な抗菌効果により体内からプラーク中に存在する歯周病菌を殺菌することが可能です。
ただし、基本的には薬に頼る段階にまでなる前に、毎日正しい方法できちんと歯磨きなど歯のケアを徹底することが一番大切です。プラークが除去できなくなる前に歯科で定期診察を受けるのもおすすめです。
ニキビとジスロマック
ニキビ治療において外用薬であまり改善が見られない場合や化膿ニキビなど症状が重い場合にミノマイシンやジスロマックなどの抗生物質が使用されることがあります。ジスロマックはニキビの原因菌であるアクネ菌に対しても有効です。
またジスロマックは皮膚の深部での感染症に有効だと言われているため皮膚科領域でも使用されています。しかし、一般的にはジスロマックはニキビ治療にはあまり使用されていません。
ニキビ治療に特によく使用されるのはテトラサイクリン系の抗生物質であるミノマイシンやビブラマイシンです。日本皮膚科学会の尋常性痤瘡(ニキビ)治療ガイドラインでもミノマイシンなどのテトラサイクリン系の抗生物質が強く推奨されています。
また、ガイドラインにはミノマイシンの有効成分ミノサイクリンは抗菌作用だけではなくリパー ゼ活性抑制作用、白血球遊走抑制作用、活性酸素抑制作用などのニキビに対する抗炎症作用が期待できると記載されています。
風邪とジスロマック
外部から体内に侵入して悪さをする病原微生物は細菌、ウイルス、真菌(カビ)など様々です。ジスロマックは細菌に対しては強力な抗菌作用を発揮しますが、ウイルスなどその他の病原体に対しては無効です。
風邪のほとんどはウイルス感染によるものであるため、細菌にしか効果を発揮しない抗生物質は無効なのです。そのため、ジスロマックなど抗生物質は風邪に効くと思われがちですが実際にはほとんど効果がありません。
ただし細菌性の風邪には有効ですし、喉の痛みや鼻水、発熱を伴う風邪で受診して医療機関で処方されることも多いです。これは風邪の治療よりも細菌による二次感染やその予防目的で出されています。
マイコプラズマ肺炎とジスロマック
マイコプラズマ肺炎は秋〜春に流行するマイコプラズマという細菌による感染症で、最初は乾いた咳から始まり、次第に痰の絡んだ咳に変わり、咳の他にも発熱や頭痛など風邪によく似た症状が出ます。
抗生物質による治療が基本で、ジスロマックをはじめとするマクロライド系の抗生物質が第一選択薬とされます。ジスロマックは服用回数が他の同系統の薬剤より少なく耐性菌も少ないため、多く使用されています。
蓄膿症(副鼻腔炎)とジスロマック
蓄膿症は鼻の粘膜に病原菌が感染して炎症が起き膿が溜まる疾患です。鼻の痛み・鼻水・鼻づまりなどの症状が続き、急性副鼻腔炎を放置すると慢性化すなわち蓄膿症になってしまいます。
ジスロマックは副鼻腔炎に適応があり、強い抗菌作用を発揮します。ジスロマックよりも同系統のクラリスが通常用量の半分で長期間使用されることが多く、この服用方法はマクロライド少量長期投与と呼ばれます。
ジスロマックは体内で高濃度で長時間留まるので、クラリスと比較すると急性期向けです。また蓄膿症は治療が長期間になることが多く、抗生物質の自己判断での服用は危険です。必ず医師の指示のもとで服用するようにしてください。
ジスロマックの服用方法
成人の場合、ジスロマックをアジスロマイシンとして500mgを1日1回3日間続けて服用します。小児は体重1kgあたりアジスロマイシンとして10mgを1日1回3日間続けて服用します。ただし1日量は成人の最大用量500mgを超えないものとします。
尿道炎・子宮頸管炎や淋病・クラミジアに対しては成人の場合、アジスロマイシンとして1000mgを1回だけ服用します。この服用方法でも、ジスロマック服用終了後は約7日間効果が持続します。
またジスロマックは小児の様々な感染症にも多く使用されるため、ジスロマック小児用細粒や小児用カプセルが販売されています。小児用細粒はアジスロマイシン100mgが1g中に含まれており、小児用カプセルはアジスロマイシン100mgが1カプセルに含まれています。
小児は体重1kgあたり有効成分アジスロマイシンとして10mgを1日1回3日間服用します。ただし1日量は成人の最大服用量500mgを超えないようにします。15kg未満の小児には原則ジスロマック細粒を使用します。
ジスロマック細粒はあまり美味しくないため、子供・飲ませる両親共にジスロマック服用にかなり苦労することが多くありますが、オレンジジュースなど酸性ジュース、ヨーグルト・ヤクルトなどの乳酸飲料、スポーツ飲料、またムコダイン・ムコソルバンなど一緒に処方されることが多い酸性の薬剤はジスロマック細粒と一緒に服用すると逆に苦味が増してしまいます。
バニラアイス、チョコレート、メープルシロップ、ココア、牛乳、服薬補助ゼリーなどは薬の味がマスキングされて美味しく飲めるようになるのでおすすめです。
ジスロマックの副作用
ジスロマックは比較的副作用が少ない抗生物質ですが、その中で一番多く発現する副作用による症状が下痢や胃腸障害です。ジスロマックはその強力な抗菌作用により整腸作用のある腸内細菌も抗菌してしまうからです。
下痢や胃腸障害の対策にはビオフェルミンRなどの耐性乳酸菌配合の整腸剤を服用することが有効です。また下痢による脱水症状を起こさないように、こまめに水分補給をしてください。
通常は数日(ジスロマックの有効成分が身体に残っている期間)で下痢や胃腸障害の症状は改善するのでさほど心配いりませんが、日常生活に支障が出るくらい症状が重い場合や長期間改善しない場合はすぐ医師に相談してください。
またジスロマックをはじめ抗生物質を服用していると口内炎になりやすくなります。抗生物質が抗菌作用で病原菌を抑制するだけではなく、口腔内や腸内にいる常在菌(善玉菌)も抑制してしまうことに起因していると言われています。
抗生物質の服用を中止すれば体内の細菌の環境が戻るので通常改善しますが、抗生物質を途中で止めると感染症は治らず耐性菌が発現して薬が効かなくなるなど様々なリスクが生まれます。
口内炎などの副作用が軽度であればジスロマックに限らず抗生物質は決められた量を飲みきることを推奨します。自己判断で中止せず、必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください。
ビオフェルミンRなど耐性乳酸菌を配合している整腸剤を服用するのも口内炎対策になります。また、口内炎が酷い場合はビタミンBを摂取したりケナログなどの口内炎の外用剤を使用するなど口内炎の治療を並行する場合もあります。
下痢や胃腸障害、口内炎などは比較的多く起こる副作用です。軽度であればさほど心配は要りませんが、症状が重い場合や数日経過しても改善しない場合はすみやかに医療機関を受診してください。
また重大な副作用としてアナフィラキシーショック、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、肝障害、腎障害、偽膜性大腸炎などが報告されているので、服用後に異変を感じたら迷わず受診してください。
併用禁忌・使用禁止
- アジスロマイシンに過敏症のある方
上記の方はジスロマックを服用することができません。他にも併用注意となる医薬品や慎重投与となる方がいるので、持病や併用薬がある場合は、医師または薬剤師に相談してから服用を開始してください。
併用注意となるのは、抗血液凝固薬のワーファリン・強心薬のジゴキシン・免疫抑制薬のシクロスポリンなどです。これらの薬剤の作用が増強して副作用が発現する恐れがあります。他に制酸薬に分類される医薬品と一緒に服用するとジスロマックの吸収が悪くなる恐れがあります。
また低用量ピルは避妊目的や月経困難症治療などで多くの女性が服用している女性ホルモン製剤です。ピルと飲み合わせが良くない薬は多数存在しますが、ジスロマックとの併用は特に問題ありません。
ただしジスロマックの副作用で比較的多い下痢の症状が起こった場合、下痢自体は軽度であればさほど問題ありませんが下痢によってピルの体内への吸収が悪くなる恐れがあるので注意が必要です。
またクラミジアなどの性感染症の治療でジスロマックを服用している場合、ピルとの併用自体は何も問題ありませんが、感染時の性行為はNGです。感染を拡大させないためにも完治するまでは性行為を避ける必要があります。
使用上の注意事項
ジスロマックを自己判断で使用開始、使用中止をすることはやめてください。対応する菌でなければ効果がありませんので、治療が遅れることになりますし、自己判断での中止は完治の遅れや耐性菌の発生に繋がります。
飲み忘れた場合は、次の服用まで12時間以上間隔が空いているなら服用しても構いませんが、ほとんど時間がないときは次の服用タイミングに服用してください。この場合、残りの1回分は飲まないのではなく服用期間を1日延長して飲み切るようにしてください。
ジスロマックと飲酒
ジスロマック服用中の飲酒は極力控える必要があります。ジスロマック服用中にアルコールを摂取するとどちらも肝臓や腎臓で分解されるため、それらの臓器への負担が増え、副作用の発現リスクが上がります。
また、ジスロマックの効果は有効成分アジスロマイシンの血中濃度が一定以上になることで発揮されますが、アルコールが血中に取り込まれると有効成分の血中濃度は低くなってしまうことが分かっています。
そうなると、最大の効果を得ることができなくなる上に原因菌に対して中途半端な攻撃になってしまうため菌が耐性化するリスクが高まります。ジスロマックの服用後少なくとも1週間は、アルコールを控えてください。
妊娠中のジスロマック
ジスロマックは比較的安全性が高く、妊娠中の方でも安全に服用できる抗生剤として認識されています。特にクラミジア感染症は妊娠が判明時に発見されるケースが割と多くあるため、ジスロマックはそのような場合にも多く使用されています。
ジスロマックは妊娠中の方に対する投与について、治療上の有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合にのみ使用可能とされています。必ず医師に妊娠中であることを伝えて相談するようにしてください。
ジスロマックと他の抗生物質の違い
ジスロマックが他の抗生物質とどのように作用が異なり、どのようなシーンで使用されているかを知ることで、ジスロマックが最も有効である場合とそうでない場合が分かってきます。
今回は医療現場でよく使用されているクラビット・フロモックス・メイアクト・ミノマイシンとジスロマックを比較していますので、症状に合わせて抗生物質が選ばれているという参考になると思います。
ジスロマックとクラビットの違い
ジスロマックとクラビットはどちらもクラミジアや淋病に有効な抗生物質ですが、ジスロマックの方がクラビットよりも多く選択されやすい傾向があります。
クラビットは妊婦や授乳婦への投与が原則的に禁止されているため妊婦や授乳婦も安全に服用できるジスロマックが使用しやすいのと、クラビットは耐性菌がジスロマックより多く存在することが原因だと考えられます。
また、クラビットは1日1回500mgの服用を7日間以上続けて服用する必要がありますが、ジスロマックは半減期が長く効果が数日間持続するため1000mg1回きりの服用で治療が終了するというメリットもあります。
ジスロマックとフロモックスの違い
ジスロマックとフロモックスは、歯科領域の歯性感染症や歯周病に対する治療においてよく使用されています。成人の場合、フロモックスは1日3回5日間程度の服用に対し、ジスロマックは1日1回3日間の服用です。
ジスロマックはマクロライド系の抗生物質で、タンパク合成阻害薬に分類されます。細菌の発育に必要なタンパク鎖の伸長を抑制することで細菌の増殖を抑制します。ジスロマックは高濃度で体内に長く留まるため十分な抗菌作用を示します。
フロモックスはセフェム系の抗生物質で、細胞壁合成阻害薬に分類されます。細菌細胞を覆う細胞壁の合成を阻害することで細胞の増殖を抑制します。人体には細胞膜はありますが細胞壁はないため、細胞障害性はありません。
ジスロマックとメイアクトの違い
メイアクトはセフェム系の抗生物質で、細胞壁合成阻害薬に分類されます。細菌細胞を覆う細胞壁の合成を阻害することで細胞を死滅させるため抗菌的に作用します。人体には細胞膜はありますが細胞壁はないため、細胞障害性はありません。
一方、ジスロマックはマクロライド系の抗生物質で、タンパク合成阻害薬に分類されます。細菌の増殖に必要なタンパク鎖の伸長を抑制することで細菌の増殖を抑制します。
両者とも多くの細菌に対して強い抗菌作用を発揮するため、様々な領域での感染症に有効です。メイアクトは1日3回5日間を目安とする服用に対してジスロマックは1日1回3日間のみの服用になります。
ジスロマックとミノマイシンの違い
テトラサイクリン系の抗生物質であるミノマイシンはニキビ治療に特に多く使用されますが、マクロライド系のジスロマックもアクネ菌に有効であるため使用されることがあります。
またミノマイシンは、マクロライド系抗生物質が効かない耐性マイコプラズマ肺炎にも使用されますが、金属イオンを含む薬と飲み合わせが良くない・小児や妊婦には原則使用しないなどの縛りがあります。
ジスロマックは、ニキビ治療において第一選択薬ではありませんが、ミノマイシンと比べ飲み合わせが良くない薬が少なく、小児や妊婦も服用することができるので安全面を考慮して使用されることがあります。



















