おりものの異常を感じたら? | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/07/16

おりものの状態は健康のバロメータ

女性の膣内には乳酸菌などの膣内常在菌がお互いにバランスを取りながら住んでいます。それによって膣内が弱酸性に保たれて、有害な細菌の繁殖を防ぐ役割をしているのです。体調の変化や病原菌の侵入でこのバランスが崩れると、それはまず「おりものの変化」として現れます。

妊娠や月経という正常な生理作用以外でおりものが変化する原因としては、

・性感染症(STD)
・過労・ストレスなどで繁するカビ(カンジダ菌)
・子宮の病気

などがあります。

性感染症によるおりものの異常

<膣トリコモナス>
原生動物のトリコモナスが寄生することで発症する病気で、主に性行為によって感染します。感染すると外陰部につよい痒みが生じるとともにおりものが増えます。おりものは黄色で強い臭いがし、泡立った状態になっています。治療にはチニダゾール(ハイシジン)という抗原虫薬(抗生物質)を10日間服用します。

<性器クラミジア>
性感染症の中ではもっとも多い病気で、セックスのときにクラミジアトラコマティスという病原菌に感染することで発症します。10~20代の若い女性に患者が増えています。感染すると黄色のおりものが増えますが、強い症状はなく見過ごされることも多い病気です。治療には、ジスロマック、クラビット、ミノマイシンなどの抗生物質を1~2週間服用します。

<淋菌感染症>
感染すると男性は強い尿道通がありますが、女性は無症状のことが多い病気です。陰部に痒みがでたり、おりものが増えたりすることがある程度で、見過ごされがちです。症状が出なくてもパートナーに症状が出たときには感染している確率が高いので、検査することが必要です。放置すると腹部の他の臓器にも感染が広がります。

治療にはジスロマックやアモキシリンやミノマイシンが使われます。

カビ(カンジダ菌)の繁殖によるおりものの異常

カビの1種のカンジダ菌はふだんから膣内にある常在菌の1つですが、過労やストレスで免疫力が下がったり、抗生物質を飲んで常在菌のバランスが崩れたときなどに異常繁殖することがあります。カンジダ菌が繁殖すると酒粕やカッテージチーズに似た白いおりものがでます。治療には抗真菌薬の膣剤(ニゾラルクリーム)や内服薬(ダイフルカン/ジフルカン)を用います。

子宮の病気によるおりものの異常

<子宮頸がん>
性行為でHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することが原因で発症します。20~30代に多い病気で、初期には症状がありませんが、進行すると茶色のおりものが増えます。性交年齢になる前にワクチンを接種することで予防できます。

<子宮頸管ポリープ>
子宮の入り口にできる良性の腫瘍で、出産経験のある女性に発症します。ポリープができると茶褐色のおりものが増えることがあります。症状がないか軽いときは放置してもかまいませんが、手術で切除することもできます。

<子宮膣部びらん>
子宮の入り口がただれる病気で、おりものが増えたり、少量の不正出血があります。治療は電気メスやレーザーなどでびらん面からの分泌物を減らす処置をします。