胃の病気と治療法|胃痛・胃もたれ・逆流性食道炎・機能性ディスペプシア | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/07/23

神経性胃炎と治療薬

神経性胃炎とは、胃カメラなどで検査をしても異常は見つからないのに胃の調子が悪いという病気です。

症状としては、痛み・胸焼け・胃もたれ・吐き気・食欲不振などで、これは胃に炎症があるときと同じ症状です。

炎症がないのに胃炎のような症状があるというのは不思議ですが、胃の不調を訴えて病院を受診した人のなんと9割がどこにも異常が見つからなかったといいます(2006年の日本国際消化管運動研究会の調査)。

器質的な要因がないとすると原因は心因的なものということになりますが、ストレスによる自律神経の失調が神経性胃炎の原因と考えられています。

ストレスは心拍数を上げたり、毛細血管を収縮させたり、自律神経にさまざまな影響を与えますが、胃のぜんどう運動や胃酸の分泌にも「余計な」影響を与えます。

緊張すると胃が痛くなるというのは誰もが経験することです。食欲も気分によっておおきく左右されます。胃はとくにストレスの影響を受けやすい部分だということができます。

機能性ディスペプシア

しかし、最近専門医の間では神経性胃炎を機能性ディスペプシアという難しい病名で呼ぶようになりました。

ディスペプシアというのは「胃のあたりの症状」というほどの意味ですが、わざわざこんな病名を使うようになったのは、原因がストレスとばかりは言いきれないからです。

機能性ディスペプシアとは、検査をしてもどこにも異常が見つからないのに何となく胃の調子が悪いという症状です。

ディスペプシアというのは消化不良という意味ですが、病名としての機能性ディスペプシア(FD)はもっとさまざまな症状を含んでいます。

日本人の4人に1人が持っている病気と言われ、生命にかかわるような重い症状はありませんが、QOL(日常生活の質)に影響をおよぼす次のような症状があります。

  • 食後の胃もたれ
  • すぐに満腹してしまう早期飽満感
  • みぞおちの痛みあるいは灼熱感

これらの症状は以前は慢性胃炎とか神経性胃炎と言われていましたが、実際には炎症をおこしていないことがあり、最近では機能性ディスペプシアという枠組みで説明されるようになりました。

たしかに胃の機能に異常があるのだが原因はよく分らない、というのが機能性ディスペプシアだと言ってもいいでしょう。

もちろんストレスもその一因ですが、胃の知覚過敏、運動異常、理由のわからない胃酸過多などが原因のこともあると考えられています。

これとよく似ているのが、過敏性腸症候群と呼ばれる腸の機能性疾患です。やはり器質的にはどこにも異常がないのに腹痛や下痢、便秘などの症状がある病気です。

機能性ディスペプシアの原因

食べたものが胃に入っても胃が広がらず、すぐ満腹を感じたり胃が痛んだりすることがあります。

このような胃の運動機能障害が機能性ディスペプシアの原因の1つです。また、胃から十二指腸へ食物を送り出す運動機能の障害もあり、この場合は胃もたれが起きます。

知覚過敏というと歯を連想しますが、胃でも起きることがあります。胃が知覚過敏になると少しの食べ物で満腹を感じたり、正常な量の胃酸でも痛みや灼熱感を感じることがあります。

このような運動機能障害や知覚過敏は仕事や人間関係のストレスなどが原因で起きることがあるとされています。また、ピロリ菌の除去で機能性ディスペプシアの症状が軽減することがあるので、ピロリ菌もこの病気に何らかの関係があると考えられます。

機能性ディスペプシアの検査と治療

機能性ディスペプシアの検査はまず、胃潰瘍などの器質性の病気がないかどうかを検査します。他に悪い所がなく機能性ディスペプシアと診断されたら、生活習慣の改善や薬物療法で治療します。

生活習慣では、充分な睡眠と運動、規則正しい食事時間などが大切です。また禁煙が強く奨励されます。とくに空腹時の喫煙は消化器官にわるい影響を与えます。

薬物療法では、は消化管の運動を活発にする薬や、胃酸の分泌を抑制する薬が使われます。これらの薬で効果がないときは抗うつ剤や抗不安薬が使われることもあります。

機能性ディスペプシアの治療薬

神経性胃炎の治療薬には、胃酸を抑える薬であるプロトンポンプ阻害剤やヒスタミンH2受容体拮抗薬などが処方されます。胃の動きを改善するガスモチンなどの消化管運動機能改善薬が使われることもあります。

プロトンポンプ阻害薬ではタケプロン、ネキシウム、ガスターなどの医薬品を飲んで治します。

しかし人によって、あるいは症状によってはこれらの薬がそれほど効果を現さないこともあります。ストレスの解消とともに食生活、生活習慣の改善などの努力も必要な病気です。

 

H2ブロッカーとプロトンポンプ阻害薬の違い

胃や消化器官系の疾患の主要な原因は「胃酸の過剰分泌」で、H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)、プロトンポンプ阻害薬が主に用いられます。

何れも、過剰な胃酸の分泌を抑制して「胸焼け」「胃炎」「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「逆流性食道炎」などを改善する主要なお薬です。

胃酸分泌を抑制する作用が「プロトンポンプ阻害薬」のほうが強く、作用が長く続きます。また、プロトンポンプ阻害薬は抗生物質と一緒にピロリ菌の除去にも用いられます。

胃が痛い時に食べるべき食事、避けるべき食事

食べ過ぎや飲み過ぎによる胃潰瘍・胃炎、ストレスによる自律神経の乱れによって起こってしまう胃痛ですが、食事も効果的なものとそうでないものがあります。
まず胃痛の際にオススメの食べ物をご紹介しましょう。

・りんご
ペクチンで胃の働きを鎮めて整える働きが期待できますが、食物繊維が含まれているので食べ過ぎには注意しなくてはなりません。

・キャベツ
胃痛薬にも使用されている、キャベツに含まれているビタミンUが胃の粘膜を保護してくれます。

・トマト
粘膜を守るのに役立つビタミンAが含まれており、胃酸過多による胃痛の方には特におすすめです。

・長芋
消化をサポートしてくれる酵素をたくさん含んでいます。

・れんこん
胃粘膜を保護するムチンという成分をたくさん含んでいます。また、同じく含まれているタンニンは、胃潰瘍を抑制する働きにも期待できます。

一方、胃痛の時に摂取しない方が良い食べ物は以下の通りです。

・コーヒーやチョコレート
カフェインは刺激となって胃壁を攻撃してしまいます。

・辛いもの
スパイス系や唐辛子などの辛いものも刺激となってしまうので胃痛時は避けましょう。

・食物繊維をたくさん含んだ野菜
例えばごぼうやセロリなどの食物繊維をたくさん含んでいる野菜に関しては、消化が悪くなってしまうので胃腸の時には食べない方が良いです。

胃痛時に医療機関を選ぶコツ

医療機関を選ぶとき、「近所だから…」といった理由で選ぶ人が大半です。

中には、口コミサイトを参考にする人もいます。

これらの情報では、本当にいい医者なのかを判断するのは難しいです。

どういった医師がおすすめなのか、いい医者なのかを説明していきます。

まず、いい医者はしっかりと説明をしてくれます。

その説明をわかりやすいのが選ぶ時のポイントと言えます。

他にも検査結果をしっかり見せてくれます。

よく、自分だけで納得して診断と薬しかくれない医者がいますが、こういった医者は…避けた方がいいでしょう。

患者の顔を見ないで淡々と話をする人や、診断や治療方針が曖昧な感じの医師は信用性がないのでやめましょう。

胃痛と言っても、痛みの具合や症状によって大病になることがあります。

真剣に取り合ってくれる医師を見つけることで、大きな病気への発展を防ぐことができます。

医者を選ぶのは凄く大変で、特に具合は悪い時は判断をミスしてしまい、後悔することもあります。

こういったことにならないように、事前に医者をピックアップしておくと安心できます。

胃痛の原因は胃酸の過剰分泌で、ストレスや食生活が原因です。

起床時に胃が痛い場合

朝の胃痛は、前日の夕食時間が遅かったり、油っぽい消化のよくない食べ物を食べたりすることで消化不良を起こします。

これによって胃酸が多く分泌されてしまうので、胃痛を生じる原因につながっていきます。

胃の中のものがきちんと消化できないと、胃が重たくゲップや胸焼けを起こす場合もあります。

反対に胃が空っぽになっていても、胃酸が胃粘膜に触れることで胃痛が起こることもあるでしょう。

空腹時の痛みは、水を飲むと和らぐ効果があるので試してみてください。

また、胃痛は自律神経が乱れてしまうと胃酸が多く出すぎて胃粘膜の防御が弱まってしまいます。

ピロリ菌を持っている人は、胃潰瘍や胃炎、十二指腸潰瘍になる可能性があるので注意してください。

もしもピロリ菌がいたら除菌の治療を行うようにしましょう。

胃炎や胃潰瘍は朝の空腹時だけでなく、食後にも痛みを伴うので朝だけに限定しているのであれば、胃炎や胃潰瘍ではないと考えられます。

朝の胃痛対策は、起きぬけに白湯を一杯飲んで胃を温めてあげてください。

そして前日に胃に負担のかかるアルコールや刺激物、塩分などを多くとっていなか気にかけてみましょう。

逆流性食道炎と有効な治療薬

逆流性食道炎とは

近年多くの方が患っている『逆流性食道炎』とは、通常胃の中にのみ存在する強酸性の『胃液』や、消化途中の食物が胃の中から食道に逆流する病気です。

強い酸性の胃酸や胃酸の混ざった消化途中の食物が食道に逆流すると、食道の粘膜が炎症してまず胸焼けが起こります。症状が悪化すると強い胸部の痛みやその他深刻な症状につながります。

近年では日本でもこの逆流性食道炎の患者さんが増加傾向にありますが、原因、症状、改善策を知り、有効な治療薬を知ることが大切です。

逆流性食道炎の怖いところは食道がんの原因になりえることです。胃潰瘍が悪化すると胃がんの原因になると同様、胃酸による食道の炎症を起こす逆流性食道炎が食道がんの原因になるのは不思議ではありません。

逆流性食道炎の原因

酸性の胃液が胃から食道に逆流する症状ですが、原因は食生活の変化、特に食生活の欧米化や、それに伴う肥満やストレス、そして加齢だととされます。

胃液が食道に逆流する原因は、下部食道括約筋と呼ばれる筋肉がゆるむことで胃酸が食道に逆流しやすくなります。

次に食道裂孔と呼ばれる食道と胃をつなぐ役割の部分が緩むことで食道裂孔ヘルニアという症状が発症し、さらに胃液が胃から食堂に流れ込みやすくなります。

最後に、体重増による肥満や女性の場合妊娠中に体重が増えることで胃への圧力が強くなり、これも胃酸が食道に逆流しやすくなる原因となります。

逆流性食道炎の治療薬

この症状の治療薬は大きく分けて2種類あり、1つ目はプロトポンプ阻害薬(PPI)と呼ばれるお薬で、プロトポンプ阻害薬には、ランソプラゾール(薬名:タケプロン)、ラベプラゾール(薬名:パリエット)、ネキシウムなどが有名です。

まず、胃液を作り出したり分泌することを抑えるPPIという胃薬について説明します。

プロトンポンプ胃酸を生成する部分に作用して胃酸を分泌する組織機能を妨げることで、胃液を作り出す作業を抑えることができます。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療にも使われるお薬です。

有名なプロトポンプ阻害薬のタケプロンは、作用が長くつづき、副作用も比較的低いため頻繁に使用されるお薬です。パリエットも逆流性食道炎には選択されやすいプロトポンプ阻害薬です。

また、H2ブロッカーも同じような効果がありますが副作用があり、便秘・下痢・食欲不振・口渇・発疹が表れる場合もあるので使用する際には気をつけましょう。

H2ブロッカーはヒスタミンH2受容体拮抗薬と呼ばれるお薬です。こちらはファモチジン(薬名:ガスター)が有名です。

その他にも、消化管の運動を活性化させる消化管運動機能改善薬もあります。

運動機能を改善することで、食物の消化の働きを助けることができ、胃に蓄積している食物などを十二指腸へ送り出す助けをする作用があり、食物や胃液を逆流することを抑制する働きがあります。

消化管運動機能改善薬にはガスモチンという薬がありますが、副作用として口渇・倦怠感・吐き気・下痢・発疹・蕁麻疹などがあり、重度の肝機能障害を引き起こしてしまうかもしれません。

異常があればすぐに医師に相談してみましょう。

その他にも胃酸を中和する働きのある制酸剤や胃の粘膜の症状を改善する粘膜保護剤などが処方される場合もあります。

胸焼けの原因と対策

胸焼けの原因

胸焼けの原因の多くは逆流性食道炎です。胃酸が食道に逆流して、強い酸で食道が炎症を起こすのです。

食道には下部食道括約筋という筋肉があって胃酸が食道に逆流しないようになっていますが、次のような原因でそれがうまく機能しないと逆流性食道炎になります。

お腹ぽっこりの内臓脂肪型肥満の人は、お腹の脂肪が胃を押し上げるので胃酸の逆流が起きやすくなります。また同じ意味で妊娠している人も胃酸の逆流が起きやすくなります。

脂肪分の多い食事を好み、食べる量も多いという人は、それを消化するための胃酸の分泌が増えるので、胃酸の逆流が起きやすくなります。またそういう食事の後ですぐ横になるとさらに逆流しやすくなります。

高齢になって下部食道括約筋の機能が衰えると胃酸の逆流が起きやすくなります。

また、食道がんが原因で胸焼けが起きる場合もあります。とくに熱いものを食べたときに胸にしみるような痛みを感じる場合は注意が必要です。

胸焼けの対策

胸焼けの原因が逆流性食道炎の場合、上記しました通り治療には、『H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)』または『プロトンポンプ阻害薬』という薬を服用します。

H2ブロッカーはヒスタミンがH2受容体に結合するのを妨げることで胃酸の分泌を抑える作用があります。

H2ブロッカーのなかには一般薬局で買えるものもありますが、医師が処方するものより成分の含有量が少なく、症状によっては効き目が悪い場合もあります。

プロトンポンプ阻害薬は、胃の粘膜にある胃酸を分泌するプロトンポンプの働きを阻害することで胃酸の分泌を抑えます。症状があるときだけでなく、再発防止の維持薬としても使われます。

これらの薬といっしょに胃酸を中和する薬や、食道粘膜を保護する薬が使われることもあります。

食生活の改善で胸焼けを予防

脂肪の多い肉を大量に食べるなどの暴飲暴食をまずやめることが必要です。

脂肪の多い食事だけでなく、糖分や炭水化物を大量に摂取するのも肥満の原因になるので良くありませ ん。肥満の原因になりやすいのは脂肪分よりも糖分です。

お酒の飲み過ぎや激辛好みも胃酸の分泌を亢進するので控えるようにしましょう。また、夜遅く食事をして胃に食物があるうちに寝るのも胃酸の逆流の原因になります。

胃がんの初期症状

胃がんのごく初期はまったく自覚症状がありません。この段階で胃がんを発見するには定期検診による他はありません。会社で毎年検診を受けていた人が定年退職をして検診を受けなくなって間もなく胃がんを発症したという例もあるので、年に1度は健康診断をしたいものです。

胃がんの初期でもやや病状が進んでくると次のような症状が出てきます。

1. みぞおちの痛み、胃の不快感、吐き気、胸やけなどの慢性胃炎や胃潰瘍に似た症状

「胃が弱い」と言われる人にはよくある症状なので、これだけで胃がんと特定できないのはもちろんですが、いつもの胃の不調だろうと軽く考えるのは危険です。とくに、それまでこのような症状がなかった人は気をつけなければなりません。

胃がん初期にはとくに「みぞおちの痛み」がよく出ると言われています。このような症状が出て、市販の薬が効かないというような場合は医師の診断を受けることがのぞまれます。

2. 食欲不振

食欲不振も日常生活でよくある症状ですが、とくに理由に思い当たらない食欲不振が続くようなら注意が必要です。

3. 体重の減少

食欲不振が続けばとうぜん体重がおちてきます。また、普通に食べているつもりでも患部からの出血などにより体重がおちる場合もあります。ダイエットをしたわけでもなく、運動を始めたわけでもないのに、半年で体重の10%以上が減少したら要注意です。

4. 患部周辺からの出血で、便の色が黒くなる。貧血を起こす

胃がんになると患部からつねにある程度の出血があるので、それが食物に混じって消化管を通るうちに酸化され、便の色が真っ黒になります。

便の色はその日の食事の内容によって違ってきますが、何日も続けてタールのような黒い便が出るようなら注意が必要です。また、少量の出血でも継続していると貧血の症状が出てきます。

これらの症状は胃がん以外の原因でもよく起きることが多いので、過剰に心配する必要はありませんが、無視するのも良くありません。いちばんの安心のもとは、医師の診断を受けて原因を特定することです。

ピロリ菌と胃炎の関係

ピロリ菌とは

ピロリ菌は人間の胃の中から発見された細菌で、強い胃酸の中でもアンモニアを生成することで身を護って生息・増殖するという特殊な菌です。

人がピロリ菌に感染するのは、まだ免疫機能が完成していない5歳以下のときだと言われています。感染経路としては母子感染が多いと考えられ、いちど感染すると除去しない限り菌はずっと胃の中に棲み続けます。

ピロリ菌に感染すると現れる症状

ピロリ菌は胃の粘膜の中に入り込んでアンモニアを産出します。この状態が長年続くと胃の粘膜は炎症を繰り返し、慢性胃炎になります。この慢性胃炎はヘリコバクター・ピロリ感染胃炎と呼ばれます。

慢性胃炎が長年続くと、胃の粘膜が薄くなる「萎縮性胃炎」に進行します。萎縮性胃炎になると胃液の分泌が不足して、胃の不快感・食欲不振・空腹時の胃痛・胃もたれ・消化不良・胸やけ・吐き気などの症状が起きます。

胃粘膜の萎縮が進行すると、胃粘膜が腸の粘膜のような見かけになる「腸上皮化生」(ちょうじょうひかせい)という症状がでます。これはいわば胃粘膜の老化で、ここから一部の人はさらに胃癌に進行します。

ピロリ菌の検査

ピロリ菌に感染しているかどうかの検査は慢性胃炎などの症状がある人は、健康保険が適用されます。

検査方法には、内視鏡を使う方法と使わない方法があります。

検査が楽な内視鏡を使わない方法では、「尿素呼気試験法」が一般的です。

これは診断用の薬を服用してから呼気を検査するものです。この他に、血液や尿、便などに含まれる抗体を調べる検査法もあります。

内視鏡を使う検査は、胃粘膜の状態を内視鏡で目視するとともに、粘膜を少し採取してピロリ菌の有無を調べます。

ピロリ菌の除去方法

ピロリ菌を除菌するには、胃酸の分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬(PPI)と2種類の抗生物質を、1日2回1週間服用します。プロトンポンプ阻害薬にはタケプロン(ランソプラゾール)パリエット(ラベプラゾールナトリウム)などがあります。

これと同時に服用する抗生物質は、アモキシシリン水和物(1回750mg)とクラリスロマイシン(1回200mg)です。

これらの3薬を同時に服用することで約8割の人がピロリ菌を除菌できます。服用後に検査をして、除菌に失敗した場合は再度上記の方法で除菌を試みます。