じんましん(蕁麻疹)の原因と改善法は? | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2017/06/29

ヒスタミンが浮腫と痒みの元

「じんましんが出る」と言えば「大嫌いで、生理的に受け入れられない」というたとえですが、まさにじんましんは身体の生理的拒否反応です。身体中に赤い斑点ができて痒くなったりするとたいへん驚きますが、案外簡単に治ってしまったりもします。後で、夕食のしめ鯖が原因だったのかなあ、などと考えるのがよくあるじんましんのパターンです。

じんましんは蕁麻(じんま)という植物に触ってかぶれるのと症状が似ているので蕁麻疹と呼ばれています。じんましんのほとんどはアレルギー反応で、何かのアレルゲンに反応してヒスタミンという物質が分泌されたとき発症します。

アレルゲンになるものには食べ物以外にも、特定の動物の毛や植物などさまざまなものがあります。抗ヒスタミン剤という薬の名前を聞いたことがあると思いますが、ヒスタミンというのは免疫活動を活性化させる物質で、花粉症のくしゃみや鼻づまりの原因にもなります。

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皮膚の血管から水分が滲出

ヒスタミンを分泌するのは血管や血管の周囲にある肥満細胞です。ヒスタミンが血管に作用すると、血管が拡張し、血管から水分が皮下組織に滲出します。これがじんましんで赤い浮腫ができる原因です。また同時に生じる痒みもヒスタミンが神経を刺激することで起こります。

ジンマシンでできる浮腫は膨疹(ぼうしん)とも呼ばれ、皮膚のところどころにポツポツとできる場合もあれば、世界地図の大陸の形のように大きく広がることもあります。まぶたや唇が腫れることもあります。まれには気道が腫れて息苦しくなることもあり、こういうときはすぐに病院に行く必要があります。

以前はじんましんというとすべてアレルギー性と考えられていましたが、最近は下着で擦れるなどの物理的刺激や発汗によって起きる非アレルギー性のじんましんがあることも分ってきました。

じんましんの治療

じんましんの治療は抗ヒスタミン剤などアレルギー症状を抑える薬を内服します。痒みが強いときはステロイド外用薬を痒いところに塗ると、早く痒みが治まります。症状が出ているときは皮膚を摩擦したり圧迫したりしないようにして、安静にしていることが大事です。

ふだんはじんましんを起こさない食べ物でも、ストレスや過労で身体が弱っているときはじんましんの原因になることがあります。一度じんましんを起こした食べ物には身体が敏感になっているので、しばらくは食べないようにしましょう。

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