カンジダ症と治療薬 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/06/06

デリケートゾーンの悩みでもっとも多いのがかゆみとかぶれ

女性のデリケートゾーンは悩みの種となることがいろいろありますが、なかでももっとも多いのが「かゆみ」です。場所が場所だけに人前でかくわけにいかないのはもちろんですが、かくと余計かゆくなり、かぶれてしまうこともあります。

2010年の小林製薬の調査によると20~40代の女性の51%がデリケートゾーンのかゆみに悩まされています。かゆみからかぶれまで症状が進んだ人は20.8%となっています。

デリケートゾーンにかゆみを感じる人がこのように多いのは、汗、生理、おりものなどでむれやすい場所をパンティストッキング、ガードル、ジーンズなどで包んでしまう現代女性のファッションが関係していると考えられます。

かゆみの原因のカンジダ症について知っておこう

皮膚や粘膜のかゆみは乾燥によってもおきますが、デリケートゾーンのかゆみは反対に湿気によって雑菌などが繁殖して炎症をおこしている状態です。雑菌のなかでも女性の膣で繁殖しやすく、かゆみの原因になっているのが、カビの1種のカンジダ菌です。

カンジダ菌はつねに皮膚や膣の粘膜にあるていどはついている菌(常在菌)で、そういう意味でまさに雑菌なのですが、これが異常に繁殖するとやっかいなかゆみやかぶれをひきおこします。カンジダ症とか膣カンジダ症といわれるのがこれです。カンジダ症になると、かゆみのほかに白っぽいおりものがあります。

カンジダ症は身体の調子で日和見的に発症します

膣のなかには乳酸菌の1種のデーデルライン桿菌(かんきん)という菌があり、この菌が膣内を弱酸性にたもって雑菌が繁殖するのをふせいでいます。しかし風邪をひいたときなどに抗生物質をのむとデーデルライン桿菌が死んで、カンジダ菌が繁殖することがあります。

疲れや寝不足で体力が低下したり、精神的なストレスをかかえたりして、免疫力が下がると膣内の常在菌のバランスが変化してカンジダ菌が繁殖することもあります。このほかに、避妊ピルをのんだり、妊娠したときのホルモンバランスの変化で繁殖することもあります。

上記の調査ではデリケートゾーンのトラブルとして「カンジダ症」をあげた人は4.3%でしたが、「かゆみ」をあげた51%の人の中にカンジダ症がかゆみの原因になっている人が相当数ふくまれていると考えられます。

「かゆみ止め」ではカンジダ症は治りません

カンジダ症をたんに「かゆみ」と考えて家にあるオロナイン軟膏やステロイド剤のかゆみ止めをぬっても症状はおさまりません。むしろ悪化することも考えられます。カンジダ症はカビ(真菌)の繁殖が原因ですから、治療には抗真菌薬の膣剤、内服薬、軟膏を使います。

膣剤は病院で処方される薬で、1回膣に入れると1週間効果が続くタイプと毎日入れかえるタイプがあります。内服薬にはダイフルカン(ジフルカン)、軟膏にはニゾラクリームなどがあり、これらは個人輸入の通販サイトから購入することもできます。

カンジダ症は上に述べたように、身体の調子などによって再発しやすい症状で、人によってどんなときにでるかパターンがあるので、いちど病院で調べておくと再発したときには自分で対処することも可能です。カッテージチーズに似た白っぽいおりものがあることも判断の目安になります。

カンジダ症は性器にでる症状で、まれにセックスがきっかけで発症することもあるので、性感染症と混同されることがあります。しかしカンジダ菌は膣内常在菌のひとつでカンジダ症性感染症ではなく、性経験のない女性にもある症状です。もちろん病院で性感染症と思われることもありません。

再発しやすい人は、局部を締めつけないファッションを

カンジダ症は重症化する病気ではありませんが、カンジダ症で膣や外陰部に炎症があると他の性感染症に感染するリスクが高まります。きちん手当てするとともに、症状がでにくい服装や生活習慣を身につけることがたいせつです。

再発しやすい人は寝不足や過労で体調をこわさないように注意し、ガードルやジーンズなどデリケートゾーンがむれやいファッションはできるだけ避けるようにしましょう。局部を清潔にたもつこともたいせつですが、ビデで膣内をトイレのたびに洗うのは、雑菌の繁殖を防いでいる菌も洗い流してしまうことになるので注意が必要です。