ゾビラックス軟膏の効果・飲み方・注意事項 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/07/18

ゾビラックス軟膏とは

ゾビラックス軟膏は、ヘルペスウイルスに特異的に作用するアシクロビルを主成分とする外用薬です。ヘルペスウイルスのDNAが増殖するのを防ぎ効果を発揮しますが、効果がある適応症は単純疱疹のみで、口唇ヘルペスや性器ヘルペスに対して使用されています。帯状疱疹に関しては抗ウイルス効果があまり期待できないため、適応症とはなっていません。

ヘルペスウイルスの増殖を抑制する効果ではありますが、そこまで強い効果ではないため、軽症の場合にのみ使用が推奨されます。初感染や重度のヘルペスには、内服薬を使用しなければ改善は期待できないものとなっています。

単純ヘルペスの治療期間はおおよそ5日間となりますが、状態によって延長されることもあります。ただし、通常は7日間使用して改善の兆しがない時には、別な治療に切り替える必要があります。

増殖を抑制する効果ですので、症状が出てからできるだけ速やかに治療を開始するとより効果的になります。体内にはほとんど吸収されることはなく、塗布後の血中濃度は測定限界濃度以下です。そのため、発生しやすい副作用は塗布した部位に局所的なものとなっており、全身性の副作用はほとんど発生せず、安全性が高い医薬品となっています。

ゾビラックス軟膏の効果・作用機序

ゾビラックス軟膏はヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスに効果を発揮する抗ウイルス薬です。その効果は、ヘルペスウイルスの増殖を止めることによって発揮されています。

ウイルスが増殖するためには宿主細胞(人間)の細胞にあるDNA複製器官を乗っ取り、自らのDNAを複製する必要があります。ゾビラックスはウイルスに感染している細胞に取り込まれと、ウイルスが分泌しているウイルス性チミジンキナーゼによって一リン酸化され、その後に人間の細胞から分泌されている細胞性キナーゼによって効果を発揮できる活性体に代謝されます。この活性体はウイルスのDNAのダミーとして働き、取り込まれた部分から先に、それ以上DNAが合成されないようにしているのです。

ゾビラックス軟膏は塗布しても体内にはほぼ吸収されず、塗布した部位にのみ作用を発揮します。そのため、副作用はほとんど発生せず安全に使用できる医薬品です。ただし、その効果は局所的なものであるため、重度のヘルペスには効果が期待できません。

7日間程度使用しても症状の改善が無い場合や悪化してしまう場合には、他の治療にきりかえなければいけません。また、増殖を抑制するものである為、発症したらできるだけ早く使用を開始しなければ、効果が期待できなくなってしまいます。

ゾビラックス軟膏の使い方

ゾビラックス軟膏はヘルペスウイルスの増殖を抑制することで効果を発揮します。すでに繁殖しているウイルスを除去する効果はないため、できるだけ早く使用を開始するとより効果的になります。実際に発症して皮膚病変が起きる前でも、むずむず・ぴりぴりとした違和感が起きた時点で塗布を開始するのが理想的な治療開始タイミングです。

ヘルペスが起きている患部に1日数回に分けて塗布を行います。状態にもよりますが、多くは1日3回~5回の塗布が一般的です。単純ヘルペスの治療期間はおおよそ7日間であるため、その期間を過ぎても改善が見られない場合や、悪化してしまう場合には別な治療方法に切り替えていく必要があります。

ゾビラックス軟膏は体内にはほとんど吸収されず、塗布された場所でのみ局所的に働きます。そのため、副作用が少なく安全性が高い医薬品となっています。反面、発症部位が広い場合や症状が重度の場合には、ゾビラックス軟膏のみでは効果が期待できません。初感染時は一般的に重症化しやすいものであるため、通常は内服薬による治療を優先します。

ゾビラックス軟膏と服用薬の違い

ゾビラックス軟膏もゾビラックス錠も、含まれている成分は同じアシクロビルです。成分は同じであるため、作用機序なども同一のものとなります。違いとして言えることは、経口と経皮の吸収の違いとなります。アシクロビルは経口でも経皮でも、吸収されにくい成分です。そのため、内服したとしても1日5回の服薬が必要になります。

外用で塗布してもほとんど体内に入ることはなく、適正な用量以上を塗布しても血中濃度はほぼ上昇せず、検出限界濃度以下となっています。体内には吸収されませんが、塗布した部分の角質や真皮には十分な濃度が検出されています。錠剤では全身性の副作用が発生する可能性がありますが、軟膏剤では副作用の発生する可能性が低く、発生したとしても局所的なものです。

ヘルペスウイルスは神経節に潜伏するため、効果が良いのは内部から効果を出せる内服薬です。外用薬では皮膚表面から真皮までしか浸透しないため、ヘルペスが神経節から活性化してくるのを抑える効果は期待できません。

その点内服薬は、神経節が存在している部分にも作用してヘルペスの増殖を抑えることができます。初期感染などの重症化しやすい状態のヘルペスでは内服薬を選択し、再発などの比較的軽度のものでは、起きてくる症状に対処する外用薬を選択すればよいでしょう。

妊婦、産婦、授乳婦等の使用

ゾビラックス軟膏は、添付文章では治療上の有益性が危険性を上回る場合に使用することになっています。動物実験において、治療に用いるよりも明らかに過剰な用量を皮下注射した際、母体には腎障害が発生し、胎児には頭部の異常などの奇形が生じたためです。ただし、これはあくまでも皮下注射したことによるものであり、皮膚に塗布した際にも当てはまるとは考えにくいといえます。

ゾビラックス軟膏を皮膚に5日間継続して塗布したあとに血中濃度を測定した際には、検出できる最低濃度を下回っていました。また、塗布後に尿検査を行ったところ、回収できたのは0.42%のみであり、皮膚吸収性は非常に低いことがわかっています。

米国FDAでは分類B「妊娠期間中の使用で胎児への障害の可能性は低いもの」とされ、オーストラリア医薬品評価委員会では分類B3「動物による実験では胎児への影響が判明しているが、人間に対しては観察されていない」となっているため、比較的安全に使用できる医薬品と判断できます。

ただし、日本における基準では既述したように有益性と危険性を判断しなければいけないため、自己判断で塗布して何らかの問題が発生したとしても、自己責任となります。

授乳中の使用については公式に言及されていませんが、塗布後の血中濃度は検出限界以下で、経皮吸収率もかなり低いことから、授乳中に塗布しても母乳への移行する確率は低く、移行したとしても問題の出る濃度にはならないと考えられます。

ゾビラックス軟膏の治療コスト

ゾビラックス軟膏の薬価は1gあたり280.5円となっています。病院において口唇ヘルペスや性器ヘルペスの治療を行う場合、その発症している範囲にもよりますが、多くは5gチューブが選択されています。5gチューブが1本で1402.5円となり、それに加えて病院・調剤薬局における検査費用や諸費用を合わせれば、おおよそ5000円程度となります。健康保険をもちいて3割負担とすれば、1500円程度は費用として掛かってしまいます。

ゾビラックス軟膏ではなくジェネリック医薬品を選択した場合、薬価は1gあたり115.3円となるため、5gチューブで576.5円です。ただし、病院・調剤薬局における諸費用の価格は変わりないため、それらを合わせた価格はおおよそ4100円程度となり、健康保険を用いて3割負担とした場合には、1250円程度は費用としてかかります。

市販薬(OTC医薬品)として販売されている同成分のもの、たとえばヘルペシア軟膏で治療を行った場合、1本2gのチューブで1250円が価格の目安となっています。1g単価では明らかに市販薬の方が高く、病院で治療を行う場合と大きな価格差はないため、時間的に余裕があるのであれば病院での治療が確実だといえるでしょう。

ゾビラックス軟膏のジェネリック(アシビル内服ゼリー、アシクロビル軟膏、エナーナースなど)

ゾビラックス軟膏では、多くの製薬会社からジェネリック医薬品が販売されています。ジェネリック医薬品は厚生労働省によって、生物学的同等性が認められている医薬品です。その効果や使用方法、副作用などは先発医薬品と同等のものとされていますが、外用薬の場合には皮膚からの吸収速度が異なっていたり、塗布した時の皮膚感覚が異なっていたりする場合もあるので注意が必要です。

使用されている主なジェネリック医薬品はアシクロビル軟膏5%「テバ」やアシクロビル軟膏5%「トーワ」、エアナース軟膏5%です。先発品では1gあたり280.5円ですが、ジェネリック医薬品では1gあたり115.3円となっており、おおよそ半額以下で販売されています。

海外製のジェネリック医薬品も存在しており、Virogon軟膏やAcyvir Creamなどが主に使用されています。日本での認可基準に適合したものではないため、通常は国内での販売はされていません。個人輸入代行業者を介することで購入することは可能ですが、何らかの副作用が発生した場合には自己責任となるために注意しましょう。

ゾビラックス軟膏とアラセナA軟膏の違い

ゾビラックス軟膏もアラセナA軟膏も、ヘルペスウイルスに効果を発揮する外用薬です。ゾビラックス軟膏の成分はアシクロビルで、アラセナA軟膏の成分はビダラビンです。どちらもDNAポリメラーゼ阻害薬に分類され、ウイルスの増殖を抑制する作用によってヘルペスを改善させていきます。ただし、その作用機序には違いがあります。ゾビラックス軟膏はウイルスが放出する酵素によって活性化し、ウイルスDNAに取り込まれます。そのため、ウイルスに感染していない細胞ではその効果が発揮されません。

アラセナA軟膏では、具体的な作用機序は判明しておらず、生体内でDNAポリメラーゼ阻害作用をもつ活性体となって効果を発揮していると考えられるものの、詳細は不明です。ウイルスDNAに選択的ではあるものの、通常の細胞内でも効果が現れる可能性は否定できません。

それぞれヘルペスウイルスに効果を発揮しますが、適応症は異なります。ゾビラックス軟膏の適応は単純疱疹(口唇ヘルペスや性器ヘルペス)のみですが、アラセナA軟膏の適応は単純疱疹に加えて帯状疱疹にも適応を持っています。ゾビラックス軟膏に耐性を持っているウイルスだとしても、アラセナA軟膏は効果を発揮することがわかっており、アラセナA軟膏はより効果が強いとされています。

ヘルペシアクリームとは

ヘルペシアクリームは大正製薬が発売されている日本製の市販薬(OTC医薬品)で、配合されている成分はゾビラックス軟膏と同じアシクロビルです。1g中に含まれているアシクロビルの量はゾビラックス軟膏と同じ50mgであり、その効果は完全に同等だといえるでしょう。

ヘルペシアクリームはヘルペスウイルスによる感染症では効果を発揮しますが、それ以外の皮膚疾患では全く効果がありません。適応は口唇ヘルペスの再発に限られており、過去に医師の診断・治療を受けている人でなければ使用できません。これはヘルペスは初感染時がもっとも重度になりやすいため、再発ヘルペスでなければ外用薬のみでは改善できないこともあるからです。

1日3回~5回の塗布で効果を発揮しますが、ヘルペスウイルスの増殖を抑制する作用で効果を発揮していくため、再発のきざし(ピリピリ・チクチクする違和感)が現れたらすぐに使用開始するのが効果的です。おおよそ5日~7日で改善しますが、まったく改善しない場合には別な疾患の可能性があるため、中止して診察を受けるべきでしょう。

ヘルぺシアクリームは第一類医薬品に分類されるため、購入するためには薬剤師から説明を受ける必要があります。ただし、所定の手続きを踏めばインターネットなどを介して通販で購入することも可能です。

ゾビラックス軟膏の効果・飲み方・注意事項

ゾビラックス軟膏とは

ゾビラックス軟膏は、ヘルペスウイルスに特異的に作用するアシクロビルを主成分とする外用薬です。ヘルペスウイルスのDNAが増殖するのを防ぎ効果を発揮しますが、効果がある適応症は単純疱疹のみで、口唇ヘルペスや性器ヘルペスに対して使用されています。帯状疱疹に関しては抗ウイルス効果があまり期待できないため、適応症とはなっていません。 ヘルペスウイルスの増殖を抑制する効果ではありますが、そこまで強い効果ではないため、軽症の場合にのみ使用が推奨されます。初感染や重度のヘルペスには、内服薬を使用しなければ改善は期待できないものとなっています。 単純ヘルペスの治療期間はおおよそ5日間となりますが、状態によって延長されることもあります。ただし、通常は7日間使用して改善の兆しがない時には、別な治療に切り替える必要があります。 増殖を抑制する効果ですので、症状が出てからできるだけ速やかに治療を開始するとより効果的になります。体内にはほとんど吸収されることはなく、塗布後の血中濃度は測定限界濃度以下です。そのため、発生しやすい副作用は塗布した部位に局所的なものとなっており、全身性の副作用はほとんど発生せず、安全性が高い医薬品となっています。

ゾビラックス軟膏の効果・作用機序

ゾビラックス軟膏はヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスに効果を発揮する抗ウイルス薬です。その効果は、ヘルペスウイルスの増殖を止めることによって発揮されています。 ウイルスが増殖するためには宿主細胞(人間)の細胞にあるDNA複製器官を乗っ取り、自らのDNAを複製する必要があります。ゾビラックスはウイルスに感染している細胞に取り込まれと、ウイルスが分泌しているウイルス性チミジンキナーゼによって一リン酸化され、その後に人間の細胞から分泌されている細胞性キナーゼによって効果を発揮できる活性体に代謝されます。この活性体はウイルスのDNAのダミーとして働き、取り込まれた部分から先に、それ以上DNAが合成されないようにしているのです。 ゾビラックス軟膏は塗布しても体内にはほぼ吸収されず、塗布した部位にのみ作用を発揮します。そのため、副作用はほとんど発生せず安全に使用できる医薬品です。ただし、その効果は局所的なものであるため、重度のヘルペスには効果が期待できません。 7日間程度使用しても症状の改善が無い場合や悪化してしまう場合には、他の治療にきりかえなければいけません。また、増殖を抑制するものである為、発症したらできるだけ早く使用を開始しなければ、効果が期待できなくなってしまいます。

ゾビラックス軟膏の使い方

ゾビラックス軟膏はヘルペスウイルスの増殖を抑制することで効果を発揮します。すでに繁殖しているウイルスを除去する効果はないため、できるだけ早く使用を開始するとより効果的になります。実際に発症して皮膚病変が起きる前でも、むずむず・ぴりぴりとした違和感が起きた時点で塗布を開始するのが理想的な治療開始タイミングです。 ヘルペスが起きている患部に1日数回に分けて塗布を行います。状態にもよりますが、多くは1日3回~5回の塗布が一般的です。単純ヘルペスの治療期間はおおよそ7日間であるため、その期間を過ぎても改善が見られない場合や、悪化してしまう場合には別な治療方法に切り替えていく必要があります。 ゾビラックス軟膏は体内にはほとんど吸収されず、塗布された場所でのみ局所的に働きます。そのため、副作用が少なく安全性が高い医薬品となっています。反面、発症部位が広い場合や症状が重度の場合には、ゾビラックス軟膏のみでは効果が期待できません。初感染時は一般的に重症化しやすいものであるため、通常は内服薬による治療を優先します。

ゾビラックス軟膏と服用薬の違い

ゾビラックス軟膏もゾビラックス錠も、含まれている成分は同じアシクロビルです。成分は同じであるため、作用機序なども同一のものとなります。違いとして言えることは、経口と経皮の吸収の違いとなります。アシクロビルは経口でも経皮でも、吸収されにくい成分です。そのため、内服したとしても1日5回の服薬が必要になります。 外用で塗布してもほとんど体内に入ることはなく、適正な用量以上を塗布しても血中濃度はほぼ上昇せず、検出限界濃度以下となっています。体内には吸収されませんが、塗布した部分の角質や真皮には十分な濃度が検出されています。錠剤では全身性の副作用が発生する可能性がありますが、軟膏剤では副作用の発生する可能性が低く、発生したとしても局所的なものです。 ヘルペスウイルスは神経節に潜伏するため、効果が良いのは内部から効果を出せる内服薬です。外用薬では皮膚表面から真皮までしか浸透しないため、ヘルペスが神経節から活性化してくるのを抑える効果は期待できません。 その点内服薬は、神経節が存在している部分にも作用してヘルペスの増殖を抑えることができます。初期感染などの重症化しやすい状態のヘルペスでは内服薬を選択し、再発などの比較的軽度のものでは、起きてくる症状に対処する外用薬を選択すればよいでしょう。

妊婦、産婦、授乳婦等の使用

ゾビラックス軟膏は、添付文章では治療上の有益性が危険性を上回る場合に使用することになっています。動物実験において、治療に用いるよりも明らかに過剰な用量を皮下注射した際、母体には腎障害が発生し、胎児には頭部の異常などの奇形が生じたためです。ただし、これはあくまでも皮下注射したことによるものであり、皮膚に塗布した際にも当てはまるとは考えにくいといえます。 ゾビラックス軟膏を皮膚に5日間継続して塗布したあとに血中濃度を測定した際には、検出できる最低濃度を下回っていました。また、塗布後に尿検査を行ったところ、回収できたのは0.42%のみであり、皮膚吸収性は非常に低いことがわかっています。 米国FDAでは分類B「妊娠期間中の使用で胎児への障害の可能性は低いもの」とされ、オーストラリア医薬品評価委員会では分類B3「動物による実験では胎児への影響が判明しているが、人間に対しては観察されていない」となっているため、比較的安全に使用できる医薬品と判断できます。 ただし、日本における基準では既述したように有益性と危険性を判断しなければいけないため、自己判断で塗布して何らかの問題が発生したとしても、自己責任となります。 授乳中の使用については公式に言及されていませんが、塗布後の血中濃度は検出限界以下で、経皮吸収率もかなり低いことから、授乳中に塗布しても母乳への移行する確率は低く、移行したとしても問題の出る濃度にはならないと考えられます。

ゾビラックス軟膏の治療コスト

ゾビラックス軟膏の薬価は1gあたり280.5円となっています。病院において口唇ヘルペスや性器ヘルペスの治療を行う場合、その発症している範囲にもよりますが、多くは5gチューブが選択されています。5gチューブが1本で1402.5円となり、それに加えて病院・調剤薬局における検査費用や諸費用を合わせれば、おおよそ5000円程度となります。健康保険をもちいて3割負担とすれば、1500円程度は費用として掛かってしまいます。 ゾビラックス軟膏ではなくジェネリック医薬品を選択した場合、薬価は1gあたり115.3円となるため、5gチューブで576.5円です。ただし、病院・調剤薬局における諸費用の価格は変わりないため、それらを合わせた価格はおおよそ4100円程度となり、健康保険を用いて3割負担とした場合には、1250円程度は費用としてかかります。 市販薬(OTC医薬品)として販売されている同成分のもの、たとえばヘルペシア軟膏で治療を行った場合、1本2gのチューブで1250円が価格の目安となっています。1g単価では明らかに市販薬の方が高く、病院で治療を行う場合と大きな価格差はないため、時間的に余裕があるのであれば病院での治療が確実だといえるでしょう。

ゾビラックス軟膏のジェネリック(アシビル内服ゼリー、アシクロビル軟膏、エナーナースなど)

ゾビラックス軟膏では、多くの製薬会社からジェネリック医薬品が販売されています。ジェネリック医薬品は厚生労働省によって、生物学的同等性が認められている医薬品です。その効果や使用方法、副作用などは先発医薬品と同等のものとされていますが、外用薬の場合には皮膚からの吸収速度が異なっていたり、塗布した時の皮膚感覚が異なっていたりする場合もあるので注意が必要です。 使用されている主なジェネリック医薬品はアシクロビル軟膏5%「テバ」やアシクロビル軟膏5%「トーワ」、エアナース軟膏5%です。先発品では1gあたり280.5円ですが、ジェネリック医薬品では1gあたり115.3円となっており、おおよそ半額以下で販売されています。 海外製のジェネリック医薬品も存在しており、Virogon軟膏やAcyvir Creamなどが主に使用されています。日本での認可基準に適合したものではないため、通常は国内での販売はされていません。個人輸入代行業者を介することで購入することは可能ですが、何らかの副作用が発生した場合には自己責任となるために注意しましょう。

ゾビラックス軟膏とアラセナA軟膏の違い

ゾビラックス軟膏もアラセナA軟膏も、ヘルペスウイルスに効果を発揮する外用薬です。ゾビラックス軟膏の成分はアシクロビルで、アラセナA軟膏の成分はビダラビンです。どちらもDNAポリメラーゼ阻害薬に分類され、ウイルスの増殖を抑制する作用によってヘルペスを改善させていきます。ただし、その作用機序には違いがあります。ゾビラックス軟膏はウイルスが放出する酵素によって活性化し、ウイルスDNAに取り込まれます。そのため、ウイルスに感染していない細胞ではその効果が発揮されません。 アラセナA軟膏では、具体的な作用機序は判明しておらず、生体内でDNAポリメラーゼ阻害作用をもつ活性体となって効果を発揮していると考えられるものの、詳細は不明です。ウイルスDNAに選択的ではあるものの、通常の細胞内でも効果が現れる可能性は否定できません。 それぞれヘルペスウイルスに効果を発揮しますが、適応症は異なります。ゾビラックス軟膏の適応は単純疱疹(口唇ヘルペスや性器ヘルペス)のみですが、アラセナA軟膏の適応は単純疱疹に加えて帯状疱疹にも適応を持っています。ゾビラックス軟膏に耐性を持っているウイルスだとしても、アラセナA軟膏は効果を発揮することがわかっており、アラセナA軟膏はより効果が強いとされています。

ヘルペシアクリームとは

ヘルペシアクリームは大正製薬が発売されている日本製の市販薬(OTC医薬品)で、配合されている成分はゾビラックス軟膏と同じアシクロビルです。1g中に含まれているアシクロビルの量はゾビラックス軟膏と同じ50mgであり、その効果は完全に同等だといえるでしょう。 ヘルペシアクリームはヘルペスウイルスによる感染症では効果を発揮しますが、それ以外の皮膚疾患では全く効果がありません。適応は口唇ヘルペスの再発に限られており、過去に医師の診断・治療を受けている人でなければ使用できません。これはヘルペスは初感染時がもっとも重度になりやすいため、再発ヘルペスでなければ外用薬のみでは改善できないこともあるからです。 1日3回~5回の塗布で効果を発揮しますが、ヘルペスウイルスの増殖を抑制する作用で効果を発揮していくため、再発のきざし(ピリピリ・チクチクする違和感)が現れたらすぐに使用開始するのが効果的です。おおよそ5日~7日で改善しますが、まったく改善しない場合には別な疾患の可能性があるため、中止して診察を受けるべきでしょう。 ヘルぺシアクリームは第一類医薬品に分類されるため、購入するためには薬剤師から説明を受ける必要があります。ただし、所定の手続きを踏めばインターネットなどを介して通販で購入することも可能です。