トリコモナス症と治療薬 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

海外医薬品・ジェネリック薬の個人輸入代行なら
安心のくすりエクスプレスにお任せください

公開日: 2018/06/08

男性に症状がでにくいことが、女性の再感染を増やしている

トリコモナス症はセックスで感染する病気ですが、男性にはほとんど症状が出ないということが、感染の拡大や再感染の原因になっています。

トリコモナス症に感染すると女性の5割近くは膣に炎症をおこし、臭いのつよいおりものがあります。問題は、このような症状が出て治療した女性が、何の症状もないので治療しなかった男性からまた感染してしまうことが多いということです。

このように再感染をくり返すことをピンポン感染といいます。淋病もピンポン感染しやすい性感染症ですが、トリコモナス症とは反対に、男性には強い症状が出て女性にはほとんど症状がない病気です。

男女のどちらかにしか症状がでにくい性感染症は、症状がなくても同時に検査をし、感染が判明したら同時に治療することがひつようです。

女性が感染に気づかないと、病気が進行して不妊症になることがある

また、もう1つの問題は、症状のでない女性が感染に気づかないまま放置すると、無症状のまま病気が進行して、不妊症になったり子宮外妊娠をおこしやすくなるということです。

トリコモナス症はトリコモナス原虫というちいさな原生生物が病原体です。乾燥には弱く乾いた皮膚上では生息できないので、コンドームを使うと予防することができます。

結婚前などで複数の相手のセックスをする機会の多い人は、トリコモナス症にかぎらず性感染症のリスクが高いので、コンドームの使用が必須です。

トリコモナス症は症状がでる場合は、感染してから1~4週間で男性は尿道の軽い痛み、女性は臭いのきついおりものや外陰部のかゆみなどがでます。

男性は数週間で症状が消えるケースがほとんどですが、前立腺などに原虫が残ることがあり、セックスで女性に感染させる可能性があります。

ごくまれですが、性経験ない人が感染する例も報告されています。これはほとんどが女性で、公衆浴場の洗いイスなどから感染したのではないかと推測されます。

女性はホルモン分泌が変化して膣内のペーハー値がふだんよりアルカリ性に傾く妊娠時、月経時に感染しやすくなります。

女性は症状が進むと膣の中に出血班ができたり、おりものに血が混じることがあります。排尿時に痛みがでることもあります。これは膀胱炎の痛みと似ているので混同しないように注意がひつようです。

治療は抗原虫薬の内服薬を10日間服用します

トリコモナス症の治療には、男女ともメトロニダゾールという内服薬の抗原虫剤を使います。これは胃の中に生息するピロリ菌の駆除にも使われる薬です。

約10日間の服用で治療はおわります。女性は膣剤を膣の中に入れる治療法もあります。外陰部にかゆみがある場合はトリコマイシンなどの軟膏をぬります。

メトロニタゾールを成分にするトリコモナス治療薬には「ハイシジン(ファシジン)」、「フラジール」などがあります。