バイアグラが前立腺癌の患者のEDを改善 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/07/10

ED治療薬のシアリスは、前立腺肥大の治療薬として日本でも承認されていますが、バイアグラが前立腺がんの治療中や治療後の患者の勃起機能の回復に効果があったという研究も報告されました。

これは2012年の米国放射線腫瘍学会で発表されたもので、前立腺の切除手術の後に放射線治療を受けた患者にバイアグラを継続的に投与したところ、勃起機能がプラセボグループ(偽薬を投与したグループ)よりも有意に改善したというものです。

前立腺がんや前立腺肥大で前立腺の切除をした後は、勃起のための神経を温存する手術を行っても、1年~1年半は勃起機能が回復しないのが通例です。この間は睡眠中の生理的勃起やいわゆる朝立ちもなくなるので、長期間勃起しないことによる陰茎海綿体の機能の低下が懸念されます。

この期間にED治療薬を使用してときどき勃起させることを「陰茎リハビリテーション」といいます。今回の研究は、初めてプラセボグループとの対照試験でバイアグラを用いた陰茎リハビリテーションとして注目されています。

具体的には、前立腺がんの切除手術を受けた患者290人を、偽薬グループとバイアグラ50mgを6カ月間毎日投与するグループに分けて、勃起機能の回復を追跡したものです。

手術直後と、6か月後、1年後、2年後の時点で、勃起機能を判定する国際勃起機能スコアに記入してもらったところ、バイアグラ投与グループに有意な改善がみられたということです。