不感症など女性の性の悩み解消 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/06/13

不感症の原因と症状

不感症を改善しましょうセックスをしても快感がえられないというのは、女性とってもパートナーの男性にとっても深刻な問題ですが、そのわりに放置されることが多い問題でもあります。

それが病気なのかどうかはっきりしないし、そもそも病院で治すという発想がありません。実は婦人科のクリニックでも充分に対応できるところは少ないのです。

不感症は病気などの身体の不調からくることよりもメンタルな要因が大きく関係している症状です。病院での治療例や統計的なデータも少なく、治療法と称するものの中には俗説や珍説、奇説の類も少なくありません。

不感症にはどんなパターンがありますか

女性が自分は不感症ではないかと心配になる症状には様々なパターンがあり、「不感症」という言葉には収まりきらないようなバリエーションがあります。

・ある程度快感は得られるがオーガズムに達しない。
・ほとんど快感を得られず、もちろんオーガズムにも達しない。
・オナニーでは感じるがセックスではほとんど感じない。
・乳首を愛撫されたりするのは感じるが膣では快感がない。
・性行為に対する嫌悪感があり、触れ合うのが苦痛で快感どころではない。
・ある時期からセックスの快感を得られなくなった。
・膣が濡れず、ピストン運動で痛みを感じる。

症状によって原因はいろいろ考えられますが、多くはメンタルなものと考えられます。

・男性に対する不信感や嫌悪感を抱くようになったトラウマ的な体験
・夫やパートナーに対する嫌悪感
・自分やパートナーの性的な知識や経験、テクニックの不足

などが要因が考えれます。

婦人科的な要因でもっとも多いのは更年期のホルモンバランスの変化によるものです。エストロゲンの分泌が急激に減少することによって、膣の潤い不足、膣の委縮などがおき、性交痛やセックスへの興味を失うなどの症状が出てきます。

不感症に悩む女性はどれくらいいるのでしょうか

婦人科には不感症の相談に応じることをアピールしているクリニックもあります。しかし、不感症の悩みや心配を抱えている女性で、実際に病院を訪れる人はごく一部と見られています。男性にもしオーガズムがなければ、つまり射精不能ということになれば不妊の原因になるので、病院を訪れる立派な(?)理由になります。しかし女性はオーガズムがなくも妊娠することができます。

それが女性の不感症が放置される理由だとすると、何たる男女差別かということになりますが、残念ながら現状はそれに近いものがあります。また、男性は女性が感じてくれることが何より嬉しいのですが、そのためにテクニックを磨くことには必ずしも熱心ではありません。

そのようなセックスでの不完全燃焼を含めると、不感症の女性の割合は非常に高いものになる可能性があります。むしろ、自らの快楽の追及にどん欲な新しい女性像というものの方が日本ではまだまだ虚像に近いのかもしれません。

男性のED(勃起不全)がセックスレスの大きな原因になっているように、女性の不感症もセックスレスの原因になっていると考えられます。女性のクオリティ・オブ・ライフの向上のためにも、「感じないことを放置しない」で対策に取り組む必要があります。

不感症のもっとも多い原因は

不感症の大きな原因に「未熟なセックス」「おざなりセックス」「義務セックス」があるといわれています。女性の性感は開発されるものだとよく言いますが、未熟なパートナーとおざなりのセックスを続けていたのでは、満足なオーガズムに達しなくても仕方ありません。

原因は男性の未熟さや手抜きにあるばかりでなく、女性自身の幼さや知識不足、意欲不足にあることも少なくありません。お互いにうまくいっているときは自然体のセックスでよいのですが、問題があるときには積極的に解決に取り組む姿勢が必要です。

女性が感じなくても感じている振りをする「演技」を続けていると、感じるセックスへの道は遠ざかるばかりです。女性は男性に気をつかっているつもりでも、結局男性のセックスでの気配り、優しさ、テクニックなどの開発の機会を奪っていることにもなります。

不感症を改善するためにもっとも役に立つのは、実はパートナーとの人間関係の改善です。夫やパートナーに対する愛情が冷めた状態では、性感の燃えるような高まりは期待することはできません。

パートナーとの関係から女性が不感症になるきっかけには

・夫の浮気
・嫁姑関係への夫の無関心
・出産直後のセックスレス期のこじれ
更年期障害への夫の無理解

不感症の身体的な原因としては

・冷え症による血行障害
・更年期のホルモンバランスの変化や膣の委縮

極端な冷え症ですが、それは不感症と関係がありますか

冷え症という病気があるわけではありませんが女性にはかなり多い体質で、並みの病気以上に女性のクオリティ・オブ・ライフに大きな影響を与えています。

冷え症はおもに血行障害によって起きる症状で、手足や内臓の温度が下がってさまざまな体調不良の原因になります。女性に冷え性が多いのはホルモンバランスの変化から自律神経のはたらきが安定せず、末梢血管収縮や拡張のコントロールが狂いがちになるからです。

血行障害は身体の各器官の代謝不良を招くのはもちろん、体温が下がることで免疫力の低下も招きます。また女性は筋肉量が少なく静脈血やリンパ液を循環させる第二の心臓といわれるふくらはぎの筋肉が細いのも、血行がとどこおりがちになる原因の1つです。

冷え性で手足が冷たい、肩や首が凝っている、お腹やお尻も冷たいという状態では、セックスが気持ちよく感じないのは当然です。それどころかセックスをしようという気持ちにもなりにくいでしょう。

そういう意味では冷え性は女性の大敵で、不感症のもっとも多い原因の1つということができます。

冷え症を改善するには、さまざまな機会をとらえて全身の血行促進をはかることが基本です。お風呂をシャワーだけで済ますのではなく、半身浴でじっくり温まり身体の芯まで温まった血液を循環させることも効果があります。

有酸素運動で血液循環を促進するのも効果があります。糖分・炭水化物の摂りすぎは身体を冷やします。生活習慣も含めて冷え症体質の改善を図ることで、体調が良くなり、セックスでももっと感じることができるようになることが期待できます。

性器の構造から不感症になることがありますか

婦人科・形成外科のクリニックでは男性の包茎手術のようにクリトリスの包皮をむいて、性感をアップしようという治療を行なうところがあります。また出産後膣が広がってゆるくなることが女性の性感にも影響があるとして、膣を締める手術をするクリニックもあります。

これらは女性の性器の構造にある不感症の原因を治療するものですが、それが本当に不感症の原因かどうかは、はっきりしないことが多いようです。少なくともそれが単独の原因であることはむしろ少なく、他の心理的な要因が加わっていることが多いと考えられます。

その他に女性の性器の構造が原因になる不感症というものはありません。よく言われる上つきとか下つきというのは、骨盤の前傾、後傾の角度の違いで、どちらかがセックスの感度が良いということはありません。

もちろん生まれつき感じにくい体質などというものはないし、事故で脊椎に障害を受けたという場合を除けば後天的にそうなることもありません。

セックスのたびに痛みを感じる「性交疼痛症」といわれる症状は、性器の構造的な問題ではなく、感染症か子宮内膜症などの病気が原因のことがほとんどです。更年期の場合は多くは膣の委縮や潤い不足が性交痛の原因になることがあります。

夫が嫌いになったわけではないのに、なぜ最近感じなくなった

女性の不感症の原因で多いのは、夫やパートナーに対する嫌悪感からセックスが苦痛になって、というものです。夫の浮気がきっかけだったり、決定的な性格の不一致が明らかになったなど、いろいろなケースがあります。

しかし、夫が嫌いになったわけではないのに、なぜかいつからかセックスに積極的になれなくなり、しても感じなくなった、という悩みを持つ女性が少なくありません。

その理由として考えられるのは次のようなことです。

1.自分では認めたくないが、内心では夫に対する嫌悪感が強くなっている。
ちょっとややこしい話になりますが、日々の生活を壊したくないのでその気持ちを抑圧しているが、潜在心理では夫に愛想を尽かしているというようなことも起こりえます。そんなときには本人としては理由のわからない不感症になることがあります。

2.夫に対する感情に限らず、意識していないストレスが性的な快感を妨げている。
嫁姑関係、近所づきあいなどで、自分ではうまくやっているつもりでもその関係が無意識に大きなストレスになっている場合があります。

3.隠れている病気が原因の場合
セックスの感覚だけでなく、急に味覚に変化があったなどというときは、気づいていない病気が身体の中で進行していることがあります。

4.更年期でホルモンバランスが大きく変化する時期にあたり、身体がその変化に追いついていない。
ホルモンバランスの変化は自律神経の失調を招きやすく、さまざまな不調に悩まされることがあります。

更年期障害と不感症はどんな関係がありますか

女性は40代後半から50代前半にかけて閉経という人生の大きな節目を迎えますが、それによって性欲がなくなるわけでも不感症になるわけでもありません。人は脳でセックスすると言われるくらいで、年齢とセックスの関係は百人百様です。

しかし閉経以後は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に低下するので、女性は誰もが膣が濡れにくくなってきます。それが性交痛の原因になり、セックスに消極的になったり感じなくなったりしている女性はおおぜいいます。

ホルモンバランスの変化は膣の潤い不足だけではなく、自律神経の失調によるさまざまな身体や心の不調を生みます。それが更年期障害ですが、そのために気分が落ち込んだり、理由のない不安におそわれたりすることもあります。そんなときはセックスをしてもなかなか感じることができないのは当然です。

セックスをしても妊娠することがないというのは、ある意味でメリットであり女性に解放感をもたらす要因ですが、そんなアドバンテイジも更年期障害があると台なしになります。

更年期障害の症状の程度は人によってさまざまですが、ふだんの生活や性生活に与える影響が大きいようなら、エストロゲンを補給するホルモン療法が更年期の女性のクオリティ・オブ・ライフの向上に大きな効果を発揮することがあります。

不感症の治療と改善

不感症の治療や改善がなかなか難しいのは、次のような理由があります。

・放置してもなんとか日々は過ぎていくこと
・他人にも病院にも相談しにくいこと

しかし「不感症」という言葉が適切かどうかは別にして、セックスで気持ち良くなれない状態を放置しておくのは、けっして幸せなことではありません。満足できるセックスはパートナーとの人間関係をよくするだけでなく、女性の生活の質をいろいろな面で向上させる力があるのです。

病院で不感症の相談に応じてくれますか

婦人科で相談することができますが、不妊治療や性感染症などの治療には経験が豊富で優れた技術があるクリニックでも、不感症の治療はあまり経験がない場合が少なくありません。

その理由は不感症の治療で病院を訪れる女性が非常に少ないことです。また、不感症の原因はメンタルな部分が大きいので、婦人科のノウハウでは対応しきれないという事情もあります。しかし、不感症専門というようなクリニックを探して受診すると、クリトリス包茎の手術をすすめられたりなど、見当違いの方向に行ってしまうこともあります。

原因がメンタルことにある場合は専門は婦人科ではなく心療内科とか精神科ということになりますが、実際にはそういう病院は敷居が高くて、なかなか受診するふんぎりがつかないようです。しかし、不感症の悩みが深刻な場合は、思い切って精神科をおとずれてカウンセリングを受けることが、原因を探るための近道になることがあります。

不感症の治療に関係がありそうな病院や施術所には次のようなものがあります。

・婦人科
・精神科、心療内科
・漢方医
・鍼灸院
・指圧・マッサージ
・アロマ・エステなどのリラクゼーション
・スポーツジムなどのエクササイズ

何が不感症の原因になっているか分らないとどこに行けばよいのかも分らない、というのが困るところです。しかし「冷え症が原因では」など自分なりにある程度の見当がつく場合は、例えば漢方医に相談して体質改善をはかるなど、まず何かのアクションを起こしてみることが大切です。

不感症の治療薬というのはあるのですか

更年期で膣の潤い不足から性交痛が生じたり不感症になっている場合は、エストロゲンのホルモン治療で改善を期待することができます。ひと口に不感症といっても原因によって治療法(対策)も治療薬も違ってきます。

ストレスやトラウマから本人も意識していないようなセックスに対する嫌悪感があるような場合は、精神科医のカウンセリングで隠れたトラウマを暴くことが「薬」になることもあります。うつが原因の不感症なら抗うつ剤が処方されることもあります。

ストレスなどからくる睡眠障害も不感症の原因になることがあります。そういう場合は睡眠導入剤が不感症の治療薬の役目を果たします。薬ではありませんが睡眠を誘うメラトニンのサプリメントも効果があります。

冷え症による血行障害で不感症ぎみになっている場合は漢方薬などによる体質改善が効く場合があります。冷え症に効く漢方薬は当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)や田七人参などが有名ですが、漢方薬の処方はたいへん複雑で素人判断では無理です。漢方医や信頼できる漢方薬局に処方してもらう必要があります。

バイアグラと同じシルデナフィルを成分にした「女性用バイアグラ」といわれる薬もあります。シルデナフィルの血管拡張作用が女性の性器にも潤いを増したり、感覚を鋭敏にする良い影響を与えるという考え方です。

その他薬ではありませんが、男性の精力剤に相当する女性用のサプリメントがいろいろ販売されています。効果は人によって異なりますが、体質に合えば元気が出て性感もアップすることが期待できます。

また、女性の不感症の薬と呼ばれるものの中には、男性が女性に飲ませる媚薬の類もあります。飲むとたちまち女性の顔が赤みを帯びて目が潤んでくる、とういような効果が宣伝されていますが、その効果のほどは使ってみないことには分らないというしかありません。

セックスに興味を持ったり積極的になる良い方法はありませんか

セックスにあまり興味を示さない「草食男子」が話題になりましたが、「草食化」の傾向は女子にも見られます。国立人口問題研究所の調査では、独身女性の49%が男性とつきあっておらず、未婚率も5年前より10%も増加しているといいます。

20年近くも続いてきた就職冬の時代や、非正規雇用の増加、若者世代の低所得化など、若者を取り巻く環境は男性だけでなく女性にも厳しいものです。セックスをするより生活が先だという、厳粛な生物学的な優先順位が若者のセックス離れの根底にあるのかもしれません。

最近出版された「セックス嫌いな若者たち 」(メディアファクトリー新書)という本が話題になっています。著者は 産婦人科医の北村邦夫氏です。この本によると、男性も女性もネットなどのヴァーチャルな性的刺激の方が気楽で、リアルな異性との性交を疎ましく感じているといいます。

結婚前の女性に限らず、結婚して子どももいるがどうしてもセックスが好きになれないという女性もいます。これはやはり身体の問題ではなく、心のどこかでセックスを嫌悪しているからだと考えられます。そんな状態を改善するには、セックスへの自然な欲求を通せんぼしている心の扉がどこにあるのかを突き止めることが必要です。

また、セックスが好きになり、セックスで気持ち良くなるためには、男性の性欲や身体に対する嫌悪感や疎ましさがなくなることと共に、自分の心や身体に自信を持ち、受け入れることも大切です。そのためには突飛なようですが格闘技系のスポーツで肉体改造を志すというようなことが、改善のきっかけになることもあります。

エストロゲンのホルモン療法は不感症に効きますか

おもにエストロゲン(卵胞ホルモン)を補てんし、補助的にプロゲステロン(黄体ホルモン)を補てんするのが、女性のホルモン療法です。ホルモン療法は更年期障害の治療に使われるほか、月経前症候群や月経困難症の治療にも使われます。

更年期障害の症状の1つに膣の乾燥があります。更年期になってエストロゲンの分泌が減少すると女性の多くは膣が潤いにくくなります。そうするとセックスのたびに痛みを感じるようになり、気持ち良くなるどころではありません。それがセックスレスのきっかけになることも少なくありません。

また、更年期障害が精神面に現れる、抑うつ感、理由のない不安感なども不感症の原因になります。子どもが独立した後の「空の巣症候群」から落ちこんでいる女性も少なくありません。エストロゲンの補てんはこういうさまざまな更年期障害を根本的に改善する効果があるので、性交痛はもちろん、精神面からくる不感症にも効果が十分期待できます。

ホルモン療法は頻尿や尿意切迫という泌尿器の症状も緩和するので、下の悩みを解消してセックスに気持ちが向きやすくなる効果も期待できます。

若い女性では強い生理痛や生理前のイライラなどの月経トラブルが不感症の間接的な原因になっていることがあります。このようなケースも、ホルモン療法でトラブルを解消することで不感症も改善することがあります。

女性用バイアグラとはどんなものですか

精力剤を女性用バイアグラと称して販売しているものもありますが、ずばりバイアグラの成分であるシルデナフィルを配合した、文字通りの「女性用バイアグラ」もあります。男性の勃起をサポートする成分が女性に何の関係があるのか不思議な感じがしますが、この薬の目的は女性の性感のアップ、つまり不感症の改善です。

バイアグラが勃起を助けるのは成分のシルデナフィルに血管拡張作用があるからです。この作用そのものは男女差がないので、女性の外陰部や膣の血管も拡張して性器への血行がよくなるはずです。

バイアグラを製造しているファイザー社もそう考えて、50人の女性に投与試験を行ったそうです。その結果は女性にも

・性欲の向上
・膣の潤いの増加
・性感の向上(不感症の改善)

などの効果がみられたといいます。

シルデナフィルはまだ女性の不感症の治療薬として承認されたわけではありませんが、将来的にはその可能性があります。最近はED治療薬が前立腺肥大や動脈硬化の薬としても承認されるなど、血管機能の向上作用が認められてどんどん用途が広がっているからです。

女性の不感症は、見た目にはっきりわかる症状ではなく性交も可能なので、男性のEDほど本気で相手にされないところがあるのが実情です。しかし、不感症に悩む女性の数はEDの男性よりも多いと考えられているので、シルデナフィルへの期待も高まるところです。

漢方薬で不感症は改善しますか

漢方では不感症を「肝」の働きの不調と考えます。漢方でいう肝の働きは西洋医学の肝臓機能とは別物で、気の流れや自律神経を通じて感情や身体の機能を調節する働きです。

この肝の働きが「寒」と「滞」に傾くと、生理痛、下腹部痛、冷え症、不感症などがおきるといいます。なかなか難しいのですが、漢方ではやはり冷えと不感症の関係を重視しているということは言えそうです。

冷え症に処方される漢方は、当帰、生姜、人参などですが、その組み合わせはたいへん複雑で専門家に相談するしかありません。

漢方は体質改善にはとても有効な場合がありますが、そのためにはまず体質を診てから合う薬を調合しなければなりません。漢方では人の体質を「実証」と「虚証」、その中間の「中間症」に分けます。実証は強健な体質、虚証は虚弱体質です。冷え症はこの3つのどの体質に起きる症状で、同じ冷え症でも薬がそれぞれ違います。

例えば実証の冷え症には「桃核承気湯」、中間症には「加味逍遙散」、虚証には「当帰芍薬散」などが処方されます。

漢方ですべての不感症が改善するとは言えませんが、体質からくる不感症の場合は合う薬を飲むことで改善することが期待できます。

オナニーではイケてもセックスでイケないのは何故

オナニーではオーガズムに達するけれど、セックスでは達しないという女性は少なくありません。これを不感症というなら、もしかすると女性の半数近くが不感症ということになるかもしれません。

しかしこれは不感症ではなく、セックスのムードつくりが下手だったり、技術不足だったりという「ヒューマン・エラー」です。また、それはかならずしも男性だけの責任ではありません。

男性にとっても女性にとっても、オナニーは気楽で手軽に快感を得られる行為です。自由に想像の翼を広げて、好きなシチュエーションで楽しむことができます。それに比べてセックスは生身の人間が相手だけに、めんどうくさいことも、気をつかうこともいろいろあります。

セックスはオナニーとはまったく違う、二人の人間の共同作業なのです。お互いに大人になって、相手を思いやる気持ちや、わがままを抑える気持ちがないと、いっしょにクライマックスに登りつめることはできません。相手があるからこそ素晴らしいのですが、わずらわしいと言えばこんなにわずらわしいことはないとも言えます。

・感じるポイントの開発
・感じるためのムードつくり
・感じるための心理的余裕の持ち方

こんなことが自然にできる大人と男と女になることが、感じるセックスのためには必要です。

不感症を改善するエクササイズを教えてください

有酸素運動やエクササイズ、スポーツは不感症の改善に効果があります。それは、どこの筋肉を鍛えるというようなことではなく、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質の分泌を促進するからです。

これらの脳内ホルモンのバランスが良くなることで、自律神経や感情の働きが安定します。セックスで気持ち良くなれないのは、身体の不調というより感情や神経のバランスのわるさがより深く関係しています。人は脳でセックスすると言ってもよいのです。

1日に5~10分程度の運動でも脳内の神経伝達物質のバランスは良くなり、

・自律神経のはたらきを安定させる
・ストレスに強い体質を作る
・免疫力をアップする

などの効果が期待できます。

運動は毎日しなくても、週に2~3回あるいは週末だけでも身体を動かすことで上記のような効果があります。また、運動には、気分の落ちこみを防ぎ、やる気をアップする効果もあります。

スポーツジムに通って器具を使う運動をしなくても、早歩き程度のウォーキングで充分に効果があります。ポイントはある程度心拍数が上がって、汗をかくくらいの運動をすることです。ぶらぶら歩く程度の散歩ではあまり効果が期待できません。

不感症を改善する食べ物はありますか

セックスで気持ち良くなるために、食生活で気をつけたいことは次の2点です。

・糖質、炭水化物を摂りすぎない
・タンパク質を積極的に摂る

甘いもの、パン、麺類の食べすぎは、血糖値やコレステロール値を上昇させて肥満の原因になる他、血管機能や神経伝達機能を低下させる原因にもなります。これが進行すると動脈硬化や糖尿病になるわけですが、そこまでいかなくてもセックスの感度に影響を与えることはじゅうぶん考えられます。

また、糖質・炭水化物の摂りすぎは、冷え症の原因にもなります。東洋医学でよく言われる「体を冷やす食べ物」の中に、白砂糖と小麦粉が入っていることも覚えておいてください。

一方、タンパク質は血液や筋肉を作る材料であるとともに、神経の活動に欠かせないセロトニンなどの脳内ホルモンの材料でもあります。女性は月経で血液を失うので、鉄欠乏性の貧血になることがあります。鉄分は肉類などのタンパク質が豊富な食品に多いので、鉄欠乏性貧血の女性を調べるとタンパク質の摂取が少ない人が多いのです。

ファストフードやパン・お菓子などで食事を済ませている女性、あるいはダイエットで肉や魚を制限している女性は、タンパク質不足、アミノ酸不足になっていることがあります。これは身体だけでなく精神活動の安定にも悪い影響を与えるので注意が必要です。

柔らかくて消化の良い食べ物だけを選んで食べるのも、心身の活動を低下させる原因の1つになります。食物繊維を含んだ、よく噛んで食べなければいけない食品も積極的に食生活に摂りいれましょう。

不感症など女性の性の悩み解消

不感症の原因と症状

不感症を改善しましょうセックスをしても快感がえられないというのは、女性とってもパートナーの男性にとっても深刻な問題ですが、そのわりに放置されることが多い問題でもあります。 それが病気なのかどうかはっきりしないし、そもそも病院で治すという発想がありません。実は婦人科のクリニックでも充分に対応できるところは少ないのです。 不感症は病気などの身体の不調からくることよりもメンタルな要因が大きく関係している症状です。病院での治療例や統計的なデータも少なく、治療法と称するものの中には俗説や珍説、奇説の類も少なくありません。

不感症にはどんなパターンがありますか

女性が自分は不感症ではないかと心配になる症状には様々なパターンがあり、「不感症」という言葉には収まりきらないようなバリエーションがあります。 ・ある程度快感は得られるがオーガズムに達しない。 ・ほとんど快感を得られず、もちろんオーガズムにも達しない。 ・オナニーでは感じるがセックスではほとんど感じない。 ・乳首を愛撫されたりするのは感じるが膣では快感がない。 ・性行為に対する嫌悪感があり、触れ合うのが苦痛で快感どころではない。 ・ある時期からセックスの快感を得られなくなった。 ・膣が濡れず、ピストン運動で痛みを感じる。 症状によって原因はいろいろ考えられますが、多くはメンタルなものと考えられます。 ・男性に対する不信感や嫌悪感を抱くようになったトラウマ的な体験 ・夫やパートナーに対する嫌悪感 ・自分やパートナーの性的な知識や経験、テクニックの不足 などが要因が考えれます。 婦人科的な要因でもっとも多いのは更年期のホルモンバランスの変化によるものです。エストロゲンの分泌が急激に減少することによって、膣の潤い不足、膣の委縮などがおき、性交痛やセックスへの興味を失うなどの症状が出てきます。

不感症に悩む女性はどれくらいいるのでしょうか

婦人科には不感症の相談に応じることをアピールしているクリニックもあります。しかし、不感症の悩みや心配を抱えている女性で、実際に病院を訪れる人はごく一部と見られています。男性にもしオーガズムがなければ、つまり射精不能ということになれば不妊の原因になるので、病院を訪れる立派な(?)理由になります。しかし女性はオーガズムがなくも妊娠することができます。 それが女性の不感症が放置される理由だとすると、何たる男女差別かということになりますが、残念ながら現状はそれに近いものがあります。また、男性は女性が感じてくれることが何より嬉しいのですが、そのためにテクニックを磨くことには必ずしも熱心ではありません。 そのようなセックスでの不完全燃焼を含めると、不感症の女性の割合は非常に高いものになる可能性があります。むしろ、自らの快楽の追及にどん欲な新しい女性像というものの方が日本ではまだまだ虚像に近いのかもしれません。 男性のED(勃起不全)がセックスレスの大きな原因になっているように、女性の不感症もセックスレスの原因になっていると考えられます。女性のクオリティ・オブ・ライフの向上のためにも、「感じないことを放置しない」で対策に取り組む必要があります。

不感症のもっとも多い原因は

不感症の大きな原因に「未熟なセックス」「おざなりセックス」「義務セックス」があるといわれています。女性の性感は開発されるものだとよく言いますが、未熟なパートナーとおざなりのセックスを続けていたのでは、満足なオーガズムに達しなくても仕方ありません。 原因は男性の未熟さや手抜きにあるばかりでなく、女性自身の幼さや知識不足、意欲不足にあることも少なくありません。お互いにうまくいっているときは自然体のセックスでよいのですが、問題があるときには積極的に解決に取り組む姿勢が必要です。 女性が感じなくても感じている振りをする「演技」を続けていると、感じるセックスへの道は遠ざかるばかりです。女性は男性に気をつかっているつもりでも、結局男性のセックスでの気配り、優しさ、テクニックなどの開発の機会を奪っていることにもなります。 不感症を改善するためにもっとも役に立つのは、実はパートナーとの人間関係の改善です。夫やパートナーに対する愛情が冷めた状態では、性感の燃えるような高まりは期待することはできません。

パートナーとの関係から女性が不感症になるきっかけには

・夫の浮気 ・嫁姑関係への夫の無関心 ・出産直後のセックスレス期のこじれ ・更年期障害への夫の無理解

不感症の身体的な原因としては

・冷え症による血行障害 ・更年期のホルモンバランスの変化や膣の委縮

極端な冷え症ですが、それは不感症と関係がありますか

冷え症という病気があるわけではありませんが女性にはかなり多い体質で、並みの病気以上に女性のクオリティ・オブ・ライフに大きな影響を与えています。 冷え症はおもに血行障害によって起きる症状で、手足や内臓の温度が下がってさまざまな体調不良の原因になります。女性に冷え性が多いのはホルモンバランスの変化から自律神経のはたらきが安定せず、末梢血管収縮や拡張のコントロールが狂いがちになるからです。 血行障害は身体の各器官の代謝不良を招くのはもちろん、体温が下がることで免疫力の低下も招きます。また女性は筋肉量が少なく静脈血やリンパ液を循環させる第二の心臓といわれるふくらはぎの筋肉が細いのも、血行がとどこおりがちになる原因の1つです。 冷え性で手足が冷たい、肩や首が凝っている、お腹やお尻も冷たいという状態では、セックスが気持ちよく感じないのは当然です。それどころかセックスをしようという気持ちにもなりにくいでしょう。 そういう意味では冷え性は女性の大敵で、不感症のもっとも多い原因の1つということができます。 冷え症を改善するには、さまざまな機会をとらえて全身の血行促進をはかることが基本です。お風呂をシャワーだけで済ますのではなく、半身浴でじっくり温まり身体の芯まで温まった血液を循環させることも効果があります。 有酸素運動で血液循環を促進するのも効果があります。糖分・炭水化物の摂りすぎは身体を冷やします。生活習慣も含めて冷え症体質の改善を図ることで、体調が良くなり、セックスでももっと感じることができるようになることが期待できます。

性器の構造から不感症になることがありますか

婦人科・形成外科のクリニックでは男性の包茎手術のようにクリトリスの包皮をむいて、性感をアップしようという治療を行なうところがあります。また出産後膣が広がってゆるくなることが女性の性感にも影響があるとして、膣を締める手術をするクリニックもあります。 これらは女性の性器の構造にある不感症の原因を治療するものですが、それが本当に不感症の原因かどうかは、はっきりしないことが多いようです。少なくともそれが単独の原因であることはむしろ少なく、他の心理的な要因が加わっていることが多いと考えられます。 その他に女性の性器の構造が原因になる不感症というものはありません。よく言われる上つきとか下つきというのは、骨盤の前傾、後傾の角度の違いで、どちらかがセックスの感度が良いということはありません。 もちろん生まれつき感じにくい体質などというものはないし、事故で脊椎に障害を受けたという場合を除けば後天的にそうなることもありません。 セックスのたびに痛みを感じる「性交疼痛症」といわれる症状は、性器の構造的な問題ではなく、感染症か子宮内膜症などの病気が原因のことがほとんどです。更年期の場合は多くは膣の委縮や潤い不足が性交痛の原因になることがあります。

夫が嫌いになったわけではないのに、なぜ最近感じなくなった

女性の不感症の原因で多いのは、夫やパートナーに対する嫌悪感からセックスが苦痛になって、というものです。夫の浮気がきっかけだったり、決定的な性格の不一致が明らかになったなど、いろいろなケースがあります。 しかし、夫が嫌いになったわけではないのに、なぜかいつからかセックスに積極的になれなくなり、しても感じなくなった、という悩みを持つ女性が少なくありません。 その理由として考えられるのは次のようなことです。 1.自分では認めたくないが、内心では夫に対する嫌悪感が強くなっている。 ちょっとややこしい話になりますが、日々の生活を壊したくないのでその気持ちを抑圧しているが、潜在心理では夫に愛想を尽かしているというようなことも起こりえます。そんなときには本人としては理由のわからない不感症になることがあります。 2.夫に対する感情に限らず、意識していないストレスが性的な快感を妨げている。 嫁姑関係、近所づきあいなどで、自分ではうまくやっているつもりでもその関係が無意識に大きなストレスになっている場合があります。 3.隠れている病気が原因の場合 セックスの感覚だけでなく、急に味覚に変化があったなどというときは、気づいていない病気が身体の中で進行していることがあります。 4.更年期でホルモンバランスが大きく変化する時期にあたり、身体がその変化に追いついていない。 ホルモンバランスの変化は自律神経の失調を招きやすく、さまざまな不調に悩まされることがあります。

更年期障害と不感症はどんな関係がありますか

女性は40代後半から50代前半にかけて閉経という人生の大きな節目を迎えますが、それによって性欲がなくなるわけでも不感症になるわけでもありません。人は脳でセックスすると言われるくらいで、年齢とセックスの関係は百人百様です。 しかし閉経以後は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に低下するので、女性は誰もが膣が濡れにくくなってきます。それが性交痛の原因になり、セックスに消極的になったり感じなくなったりしている女性はおおぜいいます。 ホルモンバランスの変化は膣の潤い不足だけではなく、自律神経の失調によるさまざまな身体や心の不調を生みます。それが更年期障害ですが、そのために気分が落ち込んだり、理由のない不安におそわれたりすることもあります。そんなときはセックスをしてもなかなか感じることができないのは当然です。 セックスをしても妊娠することがないというのは、ある意味でメリットであり女性に解放感をもたらす要因ですが、そんなアドバンテイジも更年期障害があると台なしになります。 更年期障害の症状の程度は人によってさまざまですが、ふだんの生活や性生活に与える影響が大きいようなら、エストロゲンを補給するホルモン療法が更年期の女性のクオリティ・オブ・ライフの向上に大きな効果を発揮することがあります。

不感症の治療と改善

不感症の治療や改善がなかなか難しいのは、次のような理由があります。 ・放置してもなんとか日々は過ぎていくこと ・他人にも病院にも相談しにくいこと しかし「不感症」という言葉が適切かどうかは別にして、セックスで気持ち良くなれない状態を放置しておくのは、けっして幸せなことではありません。満足できるセックスはパートナーとの人間関係をよくするだけでなく、女性の生活の質をいろいろな面で向上させる力があるのです。

病院で不感症の相談に応じてくれますか

婦人科で相談することができますが、不妊治療や性感染症などの治療には経験が豊富で優れた技術があるクリニックでも、不感症の治療はあまり経験がない場合が少なくありません。 その理由は不感症の治療で病院を訪れる女性が非常に少ないことです。また、不感症の原因はメンタルな部分が大きいので、婦人科のノウハウでは対応しきれないという事情もあります。しかし、不感症専門というようなクリニックを探して受診すると、クリトリス包茎の手術をすすめられたりなど、見当違いの方向に行ってしまうこともあります。 原因がメンタルことにある場合は専門は婦人科ではなく心療内科とか精神科ということになりますが、実際にはそういう病院は敷居が高くて、なかなか受診するふんぎりがつかないようです。しかし、不感症の悩みが深刻な場合は、思い切って精神科をおとずれてカウンセリングを受けることが、原因を探るための近道になることがあります。 不感症の治療に関係がありそうな病院や施術所には次のようなものがあります。 ・婦人科 ・精神科、心療内科 ・漢方医 ・鍼灸院 ・指圧・マッサージ ・アロマ・エステなどのリラクゼーション ・スポーツジムなどのエクササイズ 何が不感症の原因になっているか分らないとどこに行けばよいのかも分らない、というのが困るところです。しかし「冷え症が原因では」など自分なりにある程度の見当がつく場合は、例えば漢方医に相談して体質改善をはかるなど、まず何かのアクションを起こしてみることが大切です。

不感症の治療薬というのはあるのですか

更年期で膣の潤い不足から性交痛が生じたり不感症になっている場合は、エストロゲンのホルモン治療で改善を期待することができます。ひと口に不感症といっても原因によって治療法(対策)も治療薬も違ってきます。 ストレスやトラウマから本人も意識していないようなセックスに対する嫌悪感があるような場合は、精神科医のカウンセリングで隠れたトラウマを暴くことが「薬」になることもあります。うつが原因の不感症なら抗うつ剤が処方されることもあります。 ストレスなどからくる睡眠障害も不感症の原因になることがあります。そういう場合は睡眠導入剤が不感症の治療薬の役目を果たします。薬ではありませんが睡眠を誘うメラトニンのサプリメントも効果があります。 冷え症による血行障害で不感症ぎみになっている場合は漢方薬などによる体質改善が効く場合があります。冷え症に効く漢方薬は当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)や田七人参などが有名ですが、漢方薬の処方はたいへん複雑で素人判断では無理です。漢方医や信頼できる漢方薬局に処方してもらう必要があります。 バイアグラと同じシルデナフィルを成分にした「女性用バイアグラ」といわれる薬もあります。シルデナフィルの血管拡張作用が女性の性器にも潤いを増したり、感覚を鋭敏にする良い影響を与えるという考え方です。 その他薬ではありませんが、男性の精力剤に相当する女性用のサプリメントがいろいろ販売されています。効果は人によって異なりますが、体質に合えば元気が出て性感もアップすることが期待できます。 また、女性の不感症の薬と呼ばれるものの中には、男性が女性に飲ませる媚薬の類もあります。飲むとたちまち女性の顔が赤みを帯びて目が潤んでくる、とういような効果が宣伝されていますが、その効果のほどは使ってみないことには分らないというしかありません。

セックスに興味を持ったり積極的になる良い方法はありませんか

セックスにあまり興味を示さない「草食男子」が話題になりましたが、「草食化」の傾向は女子にも見られます。国立人口問題研究所の調査では、独身女性の49%が男性とつきあっておらず、未婚率も5年前より10%も増加しているといいます。 20年近くも続いてきた就職冬の時代や、非正規雇用の増加、若者世代の低所得化など、若者を取り巻く環境は男性だけでなく女性にも厳しいものです。セックスをするより生活が先だという、厳粛な生物学的な優先順位が若者のセックス離れの根底にあるのかもしれません。 最近出版された「セックス嫌いな若者たち 」(メディアファクトリー新書)という本が話題になっています。著者は 産婦人科医の北村邦夫氏です。この本によると、男性も女性もネットなどのヴァーチャルな性的刺激の方が気楽で、リアルな異性との性交を疎ましく感じているといいます。 結婚前の女性に限らず、結婚して子どももいるがどうしてもセックスが好きになれないという女性もいます。これはやはり身体の問題ではなく、心のどこかでセックスを嫌悪しているからだと考えられます。そんな状態を改善するには、セックスへの自然な欲求を通せんぼしている心の扉がどこにあるのかを突き止めることが必要です。 また、セックスが好きになり、セックスで気持ち良くなるためには、男性の性欲や身体に対する嫌悪感や疎ましさがなくなることと共に、自分の心や身体に自信を持ち、受け入れることも大切です。そのためには突飛なようですが格闘技系のスポーツで肉体改造を志すというようなことが、改善のきっかけになることもあります。

エストロゲンのホルモン療法は不感症に効きますか

おもにエストロゲン(卵胞ホルモン)を補てんし、補助的にプロゲステロン(黄体ホルモン)を補てんするのが、女性のホルモン療法です。ホルモン療法は更年期障害の治療に使われるほか、月経前症候群や月経困難症の治療にも使われます。 更年期障害の症状の1つに膣の乾燥があります。更年期になってエストロゲンの分泌が減少すると女性の多くは膣が潤いにくくなります。そうするとセックスのたびに痛みを感じるようになり、気持ち良くなるどころではありません。それがセックスレスのきっかけになることも少なくありません。 また、更年期障害が精神面に現れる、抑うつ感、理由のない不安感なども不感症の原因になります。子どもが独立した後の「空の巣症候群」から落ちこんでいる女性も少なくありません。エストロゲンの補てんはこういうさまざまな更年期障害を根本的に改善する効果があるので、性交痛はもちろん、精神面からくる不感症にも効果が十分期待できます。 ホルモン療法は頻尿や尿意切迫という泌尿器の症状も緩和するので、下の悩みを解消してセックスに気持ちが向きやすくなる効果も期待できます。 若い女性では強い生理痛や生理前のイライラなどの月経トラブルが不感症の間接的な原因になっていることがあります。このようなケースも、ホルモン療法でトラブルを解消することで不感症も改善することがあります。

女性用バイアグラとはどんなものですか

精力剤を女性用バイアグラと称して販売しているものもありますが、ずばりバイアグラの成分であるシルデナフィルを配合した、文字通りの「女性用バイアグラ」もあります。男性の勃起をサポートする成分が女性に何の関係があるのか不思議な感じがしますが、この薬の目的は女性の性感のアップ、つまり不感症の改善です。 バイアグラが勃起を助けるのは成分のシルデナフィルに血管拡張作用があるからです。この作用そのものは男女差がないので、女性の外陰部や膣の血管も拡張して性器への血行がよくなるはずです。 バイアグラを製造しているファイザー社もそう考えて、50人の女性に投与試験を行ったそうです。その結果は女性にも ・性欲の向上 ・膣の潤いの増加 ・性感の向上(不感症の改善) などの効果がみられたといいます。 シルデナフィルはまだ女性の不感症の治療薬として承認されたわけではありませんが、将来的にはその可能性があります。最近はED治療薬が前立腺肥大や動脈硬化の薬としても承認されるなど、血管機能の向上作用が認められてどんどん用途が広がっているからです。 女性の不感症は、見た目にはっきりわかる症状ではなく性交も可能なので、男性のEDほど本気で相手にされないところがあるのが実情です。しかし、不感症に悩む女性の数はEDの男性よりも多いと考えられているので、シルデナフィルへの期待も高まるところです。

漢方薬で不感症は改善しますか

漢方では不感症を「肝」の働きの不調と考えます。漢方でいう肝の働きは西洋医学の肝臓機能とは別物で、気の流れや自律神経を通じて感情や身体の機能を調節する働きです。 この肝の働きが「寒」と「滞」に傾くと、生理痛、下腹部痛、冷え症、不感症などがおきるといいます。なかなか難しいのですが、漢方ではやはり冷えと不感症の関係を重視しているということは言えそうです。 冷え症に処方される漢方は、当帰、生姜、人参などですが、その組み合わせはたいへん複雑で専門家に相談するしかありません。 漢方は体質改善にはとても有効な場合がありますが、そのためにはまず体質を診てから合う薬を調合しなければなりません。漢方では人の体質を「実証」と「虚証」、その中間の「中間症」に分けます。実証は強健な体質、虚証は虚弱体質です。冷え症はこの3つのどの体質に起きる症状で、同じ冷え症でも薬がそれぞれ違います。 例えば実証の冷え症には「桃核承気湯」、中間症には「加味逍遙散」、虚証には「当帰芍薬散」などが処方されます。 漢方ですべての不感症が改善するとは言えませんが、体質からくる不感症の場合は合う薬を飲むことで改善することが期待できます。

オナニーではイケてもセックスでイケないのは何故

オナニーではオーガズムに達するけれど、セックスでは達しないという女性は少なくありません。これを不感症というなら、もしかすると女性の半数近くが不感症ということになるかもしれません。 しかしこれは不感症ではなく、セックスのムードつくりが下手だったり、技術不足だったりという「ヒューマン・エラー」です。また、それはかならずしも男性だけの責任ではありません。 男性にとっても女性にとっても、オナニーは気楽で手軽に快感を得られる行為です。自由に想像の翼を広げて、好きなシチュエーションで楽しむことができます。それに比べてセックスは生身の人間が相手だけに、めんどうくさいことも、気をつかうこともいろいろあります。 セックスはオナニーとはまったく違う、二人の人間の共同作業なのです。お互いに大人になって、相手を思いやる気持ちや、わがままを抑える気持ちがないと、いっしょにクライマックスに登りつめることはできません。相手があるからこそ素晴らしいのですが、わずらわしいと言えばこんなにわずらわしいことはないとも言えます。 ・感じるポイントの開発 ・感じるためのムードつくり ・感じるための心理的余裕の持ち方 こんなことが自然にできる大人と男と女になることが、感じるセックスのためには必要です。

不感症を改善するエクササイズを教えてください

有酸素運動やエクササイズ、スポーツは不感症の改善に効果があります。それは、どこの筋肉を鍛えるというようなことではなく、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質の分泌を促進するからです。 これらの脳内ホルモンのバランスが良くなることで、自律神経や感情の働きが安定します。セックスで気持ち良くなれないのは、身体の不調というより感情や神経のバランスのわるさがより深く関係しています。人は脳でセックスすると言ってもよいのです。 1日に5~10分程度の運動でも脳内の神経伝達物質のバランスは良くなり、 ・自律神経のはたらきを安定させる ・ストレスに強い体質を作る ・免疫力をアップする などの効果が期待できます。 運動は毎日しなくても、週に2~3回あるいは週末だけでも身体を動かすことで上記のような効果があります。また、運動には、気分の落ちこみを防ぎ、やる気をアップする効果もあります。 スポーツジムに通って器具を使う運動をしなくても、早歩き程度のウォーキングで充分に効果があります。ポイントはある程度心拍数が上がって、汗をかくくらいの運動をすることです。ぶらぶら歩く程度の散歩ではあまり効果が期待できません。

不感症を改善する食べ物はありますか

セックスで気持ち良くなるために、食生活で気をつけたいことは次の2点です。 ・糖質、炭水化物を摂りすぎない ・タンパク質を積極的に摂る 甘いもの、パン、麺類の食べすぎは、血糖値やコレステロール値を上昇させて肥満の原因になる他、血管機能や神経伝達機能を低下させる原因にもなります。これが進行すると動脈硬化や糖尿病になるわけですが、そこまでいかなくてもセックスの感度に影響を与えることはじゅうぶん考えられます。 また、糖質・炭水化物の摂りすぎは、冷え症の原因にもなります。東洋医学でよく言われる「体を冷やす食べ物」の中に、白砂糖と小麦粉が入っていることも覚えておいてください。 一方、タンパク質は血液や筋肉を作る材料であるとともに、神経の活動に欠かせないセロトニンなどの脳内ホルモンの材料でもあります。女性は月経で血液を失うので、鉄欠乏性の貧血になることがあります。鉄分は肉類などのタンパク質が豊富な食品に多いので、鉄欠乏性貧血の女性を調べるとタンパク質の摂取が少ない人が多いのです。 ファストフードやパン・お菓子などで食事を済ませている女性、あるいはダイエットで肉や魚を制限している女性は、タンパク質不足、アミノ酸不足になっていることがあります。これは身体だけでなく精神活動の安定にも悪い影響を与えるので注意が必要です。 柔らかくて消化の良い食べ物だけを選んで食べるのも、心身の活動を低下させる原因の1つになります。食物繊維を含んだ、よく噛んで食べなければいけない食品も積極的に食生活に摂りいれましょう。