女性に多いトリコモナスとは? | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/08/24

原虫がひき起こす性感染症

ゾウリムシやアメーバのような単細胞の微生物を原虫といいます。原虫の中にはヒトや動物に寄生して病気を引き起こすものがあり、トリコモナス原虫もその1つです。

トリコモナス原虫に感染するのはほとんどの場合性行為を通じてですが、性交経験がない女性も感染することがあるので、女性の場合はまれに共同浴場の洗い場のイスやタオルなどからも感染することがあると言われています。

トリコモナス症の症状は?

男性の場合は尿道に感染しても尿で原虫が流されることが多く、ほとんど症状はありません。まれに前立腺や精嚢にまで感染が進むことがあり、その場合は潜伏感染となってパートナーの女性の病気の再発の原因にもなります。また、男性自身にも尿道炎や前立腺炎を起こすことがあります。

女性は感染するとトリコモナス膣炎を発症して、泡状で強い臭いがあるおりものが増加します。また、外陰部や膣に痒みや痛みがでます。感染は膣にとどまらず、子宮頸管、尿道、膀胱へも拡大することがあります。しかし、女性の場合も約半数は感染しても症状が出ないと言われています。

症状が出なくても、放置すると卵管にも感染が広がって不妊症の原因になることがあります。

トリコモナスの検査は?

女性は婦人科で膣の分泌物を顕微鏡で検査して原虫がいるかどうか確かめます。男性は泌尿器科で尿や前立腺液を検査しますが、感染していても原虫を確認できないことがしばしばあります。

女性が感染している場合は男性は感染が確認されなくても女性と同時に治療する必要があります。

トリコモナス膣炎の治療は?

男性も女性もチニタゾール(ハイシジン/ファシジン)という抗トリコモナス剤を1回に4錠まとめて服用します。妊娠中で飲み薬が使えない場合は膣剤を使用することもありますが、膣剤だけでは膀胱などに原虫が生き残って再発することがあります。

再発をくり返すときは内服薬と膣剤を併用することがあります。また、症状がなくても男性も治療をしないとピンポン感染をくり返すことになります。