尖圭コンジローマと治療薬 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/06/07

性器にイボができる性感染症

尖圭(せんけい)コンジローマはセックスで感染する病気です。感染すると男女とも性器にイボができます。性器という特別な場所にイボなどができるとたいへん心配になりますが、イボは良性の腫瘍でガンではなく、痛みもでません。

しかし治療しないとイボは大きくなり、数も増え肛門周囲にもできてきます。

イボの色は赤やピンク色がふつうですが白っぽいものや黒っぽいものもあります。大きさは1~3mmから大きいものは2cm前後にもなります。

形は乳首、鶏のとさか、カリフラワーの頭などに似ています。男性は亀頭や陰茎にできるのですぐに気づきます。女性は大陰唇と小陰唇によくできますが、自分ではあまり見ないという人は気づくのが遅れる場合があります。

原因はウィルスで再発

尖圭コンジローマの病原体はヒトパピローマウイルス(HPV)です。HPVには100種以上の型がありますが、尖圭コンジローマを起こすのはそのうちの1つです。いちど感染すると治療してもウィルスは体内に残るので、再発することがあります。

性感染症(STD)としてはめずらしいものではなく、クラミジア性器ヘルペス淋病についで患者数が多く、全国では約4万人のウィルス保持者がいると推定されています。毎年男性は約3千人、女性は約2千人の患者がでていて、年齢層は男女とも20~30代が多くなっています。

膣性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。感染してから症状がでるまでの潜伏期間が3週間から8カ月とはばがあるので、いつ感染したかはっきりしないことがあります。

コンジローマの治療

治療は外科手術でイボを切り取るか、ベセルナクリームという抗ウィルス薬をイボにぬります。手術はウィルスを殺すために電気メスやレーザー光線による焼き切り、液体窒素による凍結などが選択されます。

抗ウィルス薬のベセルナクリームは強い薬なので、

  • 1日おきにぬること(週3回まで)
  • ぬってから長時間そのままにしないこと
  • イボ以外の部分には広がらないようにぬること

などの注意が必要です。そのため、夜寝る前にベセルナクリームをぬって朝起きたときに洗い流すというぬり方をします。

このときも、夜中にトイレに行って患部を触った手で目をこすったりしないように気をつけなければなりません。

薬をぬった後、患部を触った後はかならず手を洗う必要があります。もちろんベセルナクリームをぬった状態でセックスすることはできません。
薬をぬっていなくてもイボがでているときはパートナーに感染する可能性が高くなるので、セックスはひかえなければなりません。

ベセルナクリームをぬった部分が日に当たると日光過敏症をおこすことがありますが、あまり日に当たることのない部分なのでその心配はすくないでしょう。

尖圭コンジローマとまぎらわしいのが、思春期の男性にできる「陰茎真珠様小丘疹」です。これは亀頭のへりにそってリング状に白い1mm以下の小さな脂肪の粒がならぶものです。

思春期の男性の約2割にでる現象で、病気ではなく、数年で自然に消えてしまいますので箇所にベセルナクリームを塗らないように注意してください。