30~40代に多い、肝斑(かんぱん)と治療法 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/02/19

肝斑とふつうのシミの違い

ふつうのシミは紫外線の影響でできますが、肝斑は女性ホルモンの影響で濃くなったり薄くなったりするシミです。ふつうのシミは紫外線の影響が蓄積してできるもので高齢になるほど増えますが、肝斑は30~40代の女性に多く、閉経後はほとんどなくなります。肝斑のもう1つの特徴は、頬骨のあたりを中心に顔の左右対称の位置にできることです。

肝斑の発症には女性ホルモンが関係していますが、ふつうのシミと同じように紫外線を浴びると濃くなるので、UVケアは必要です。その他、精神的なストレスや乱暴な洗顔で角質を剥がすなど、肌のバリア層へのダメージも肝斑を悪化させる要因になります。

肝斑の治療

したがって肝斑の治療でも紫外線対策や日頃の肌に優しいスキンケアが大切ですが、それだけではなかなか効果が上がりません。また、ふつうのシミと同じレーザー治療をするとかえって悪化することがあります。

美容クリニックなどで行なわれる肝斑の治療は内服薬のトラネキサム酸を使って行なわれます。トラネキサム酸は止血剤や抗炎症剤として昔から使われてきた安全な薬ですが、肝斑の色素を薄くする効果があることが分って、最近はその目的で使われることが使われることが多くなりました。肝斑の治療に使われるときは保険適用外になります。

トラネキサム酸にはメラノサイトを活性化させるタンパク質分解酵素のプラスミンを抑制する抗プラスミン作用があります。この作用によって肝斑の色であるメラニン色素ができるのを予防するのがトラネキサム酸です。したがってトラネキサム酸は肝斑だけでなく、ふつうシミ(老人性色素班)や接触性皮膚炎、ニキビ跡などの色素沈着にも効果があります。

肝斑とトラネキサム酸

2007年からは一般薬局でもトランシーノのように『低用量』のトラネキサム酸配合のサプリメントが販売されるようになりましたが、美容外科などでは配合量の多い薬を使用します。トラネキサム酸は内服薬ですが、すでにできている肝斑の色素を漂白するものではないので、効果があらわれるまでに4~8週間かかります。

※美容外科で使用する高濃度のトラネキサム酸は個人輸入でも通販できますが、薬局や楽天では買えません。

肝斑とルミキシル

ルミキシルは近年クリニックでも推奨される美白剤で、ハイドロキノンの17倍の浸透力で、低刺激、肌の色抜けの心配がない画期的な美白医薬品です。

シミやくすみだけでなく、肝斑の治療にもトラネキサム酸との併用で効果が高まると言われており、美容クリニックでも人気の美白剤です。

肝斑とハイドロキノン

ハイドロキノンは美白剤の定番で、通常はトレチノインと一緒に使います。最近では、この2つの成分が両方配合されたコスメライトクリームという便利な美白医薬品も出ています。

肝斑の治療は基本的にはトラネキサム酸を使用し、同時にハイドロキノン+トレチノインのコンボや、ルミキシルを使うことでトラネキサム酸の単体よりも効果が高いとされます。

※美容外科で使用する高濃度のトラネキサム酸は個人輸入でも通販できますが、薬局や楽天では買えません。