育毛剤フィナステリドとは? | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/06/12

フィナステリドとは

フィナステリドは21世紀に入って承認されたAGAの画期的な治療薬です。

これまで男性の若はげには有効な治療法はありませんでしたが、フィナステリドの開発によって医学的な治療のめどが立ち、「発毛外来」ができるきっかけになりました。

フィナステリドは脱毛の原因になる男性ホルモンのDHTの産生を抑制する作用があります。

男性ホルモンのテストテロンは5αリダクターゼという酵素によってDHTに変換されますが、フィナステリドはこの酵素を阻害することによってDHTが作られるのを防ぐのです。

フィナステリドは長期使用によって、AGAの人の約9割に、脱毛の停止や育毛の効果が認められています。

フィナステリド開発の背景

フィナステリドは脱毛を促進する悪玉男性ホルモンDHTを抑制する画期的なAGA治療薬で、病院に発毛外来ができるきっかけになった薬です。

フィナステリドもミノキシジルと同じで予期しなかった副作用が開発のきっかけになりました。

米国のメルク社が開発して1992年に前立腺肥大の治療薬として承認されたフィナステリドに、脱毛症を改善する効果があることが明らかになったのです。

これが育毛治療(脱毛防止)のパイオニア『プロペシア』の誕生です。今ではフィンペシアやエフペシアなど、安価なジェネリックが販売されています。

そこで男性型脱毛の治療薬として再開発されることになり、約5年間の研究と臨床実験を経て1997年に米国FDAに認可されました。

研究によると、フィナステリド(1mg)を服用した男性の90%に効果が認められました。

48%の人に脱毛の停止と毛髪の再成長が見られ、42%に脱毛が停止が認められたのです。

日本でも1年間の臨床試験を経て2005年に厚生労働省に承認されました。現在は世界70ヶ国以上で承認・販売されています。

現在、病院でのAGA治療(育毛外来)は、『フィナステリドの内服とミノキシジルの外用』が2本柱になっていて、日本皮膚科学会のAGA治療ガイドラインでもこの2つが推奨度Aに指定されています。

フィナステリドとDHTの関係

こういう男性に特有の脱毛現象は、男性ホルモンの1種のDHT(ジヒドロ・テストステロン)が関係していることがわかってきました。

そうだとすると、このDHTが生成されるのをおさえることで脱毛を防ぐことができるというのがAGA治療の考え方です。

髪が薄くなるのは遺伝的要素がおおきいといわれますが、そういわれると「禿げる体質の人はしかたがない」といわれているような気がします。

しかしこれを、遺伝的にDHTがそれほど作られない人とたくさん作られる人というふうに翻訳すると、もともとDHTが少ない人はもちろん何もする必要はないのですが、多く作られる人でもその生成をおさえることができれば薄毛の進行をとめられるということになります。

これが現在医学的に認められているAGA治療の中心的なアプローチになっています。

AGAの治療は、脱毛予防と発毛促進の二面作戦でおこなうのが効果的ですが、DHTの生成をおさえて脱毛を予防するのは、フィナステリドという成分の内服薬です。

これはもともと前立腺肥大の薬のとして使われていたものですが、脱毛を予防する効果があることがわかり、AGAの治療薬として承認されました。

フィナステリドを成分にするAGA治療薬には、プロペシアとそのジェネリック医薬品のフィンペシア、エフペシア、フィンカーなどがあります。

フィナステリドの初期脱毛

プロペシア(成分はフィナステリド)はAGA治療の第1選択薬として、発毛外来でもかならず処方される薬です。

プロペシアには、男性ホルモンのテストステロンがDHTに変換されるのを阻害する作用があります。

DHTは毛髪サイクルの成長期を極端に短くしてしまう「悪玉男性ホルモン」なので、それを抑制することにより毛髪の成長期間を確保することができます。

しかし、プロペシアを使用すると最初はかえって脱毛が増える「初期脱毛」があると言われています。そのために使用をためらう男性もいるという初期脱毛とはどのようなものなのでしょうか。

初期脱毛はプロペシアを服用する人すべてに起きるわけではなく、その確率は30%とも50%とも言われています。

初期脱毛が起きる場合は服用開始から1~2週間で始まり、1ヵ月くらい続くケースが多いとされていますが、個人差がかなりあります。

初期脱毛は薬が効いている証拠

なぜ初期脱毛が起きるのかくわしいメカニズムは分かっていませんが、初期脱毛は薬の成分にその人のヘアサイクルが反応していることなので、やがて初期脱毛が停止するとともに毛髪全体のヘアサイクルが正常化してきます。

つまり、初期脱毛は薬が効いている証拠なのです。

また、薬の作用とは別にプロペシアの服用を始めた当初は抜け毛の確認に熱心になるので、前よりも本数が増えたように錯覚するという例もあると思われます。

女性が毛穴の目立ちを気にすると、よけい毛穴が目立って見えるのと同じ理屈です。

初期脱毛後、効果が実感できるまでの期間

初期脱毛がいつ終わるかも気になりますが、プロペシアの育毛効果が「目に見えてくる」のはいつ頃なのかはもっと気になるところです。

早い人では3ケ月くらいから効果が現れてきますが、「増えた」という実感が現れるには半年から1年かかります。

プロペシアを1~2年使用することで「脱毛が止まる」人の割合は80~90%と言われています。

このような高確率で効果が認められるのは、AGAになる人はGHT変換酵素に敏感な人で、プロペシアはそういう人にこそ効果があるからです。

しかし、残念ながら目にも明らかに増毛効果が見える割合はそこまではいきません。使いはじめる人の年齢や脱毛の進行度合いがさまざまだからです。

フィナステリドの効果

前立腺肥大や男性の脱毛症を治療するフィナステリドは「5αリダクターゼⅡ型」という酵素を阻害する薬です。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型が全身に分布しているのに対してⅡ型は前頭部や頭頂部の頭皮と前立腺、生殖器だけに分布しています。

5αリダクターゼⅡ型は男性ホルモンのテストテロンをDHT(ジヒドテストテロン)に変換します。

DHTは思春期には生殖器の発育に重要な役割をするホルモンですが、それ以後は毛髪サイクルの成長期を短縮して脱毛を起こしたり、前立腺を肥大させるなどの悪影響があるので『悪玉男性ホルモン』とも言われています。

フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型の作用を阻害することによってDHTの産生を抑制し、脱毛を防ぎます。

1本の毛髪には3~5年の寿命があり、そのうちの退行期(2週間)と休止期(3~4カ月)を除くほとんどの期間は髪が少しずつ伸びていく成長期です。

DHTはこの成長期を極端に短くする作用があり、それがAGA(男性型脱毛症)です。

AGAになると髪の成長期が短くなるので、太く長い髪の毛が徐々に少なくなり、細く短い毛が増えてきます。

髪のボリュームがなくなり地肌が見えてくるのはこのためです。フィナステリドはDHTが作られるのを抑制することでヘアサイクルを正常にする効果があるのです。

フィナステリド効果の個人差

個人差という点では、まず頭髪が薄くなることに大きな個人差があります。

男性の一定割合が若いうちから毛髪が薄くなる原因は、男性ホルモンの1種のDHTが多いか少ないかによります。

またテストテロンからDHTが多く作られるかどうかは遺伝的に決定されています。

男性ホルモン受容体の感受性の強い遺伝子をもっている人は、5αリダクターゼという酵素が効率的に作用して多くのDHTを産生してしまいます。

この感受性の度合いには強い人から弱い人まで広い幅があり、感受性の強い人ほど若い年代から脱毛が進行する傾向があります。

しかし、この感受性の強い人は逆に5αリダクターゼを阻害する『フィナステリド』が効果を発揮しやすい人でもあります。

DHTの産生を抑制することで脱毛を止めることがより期待できる人なのです。

フィナステリドがAGAの症状のある人の約9割に効果が見られるのは、男性ホルモン受容体の感受性の強い人がAGAになりやすいからにほかなりません。

ただしその効果の程度にはやはり個人差があります。

その理由はホルモン感受性の違いの他にも薄毛を進行させる要因があるからだと考えられますが、まだ解明されていない点も多くあります。

フィナステリド配合のAGA治療薬には、プロペシアや、プロペシアジェネリックのフィンペシアが人気です。

フィナステリドで効果が出るまでの期間

AGAの原因であるDHTは毛髪サイクルの成長期を短くすることで徐々にに太く長い毛髪を減らして、か細く短い毛を増やしていきます。それによってしだいに地肌が目立ってくるのです。

この薄毛は数年から十数年という長い期間をかけて進行します。

フィナステリドはDHTが作られるのを抑制することで脱毛を防ぐ薬ですが、それによって毛髪サイクルが正常になったとしてもその効果が目に見えるには、やはりかなり長い期間が必要です。

薄くなるのも徐々になら、濃くなってくるのも徐々になのです。よく見ると効果が感じられるという程度でも半年はかかります。

一目で効果が実感できるまでには2年、3年とかかることを覚悟しなければなりません。

また、ある程度効果が上がったら継続して使用することが必要です。

フィナステリドでテストテロンの還元酵素である5αリダクターゼを阻害しないと、またDHTが作られて脱毛をひき起こしてしまうからです。

AGAの約9割の人に効果があると言われるフィナステリドですが、1年以上使用してまったく効果がない場合には使用の継続を検討する必要があるでしょう。

しかし、効果が見られた場合はそこで中止せずに使い続けることが大切です。

プロペシア

プロペシアとは「発毛外来」という診療科ができるきっかけになった薬です。

バイアグラができる前にED治療専門病院がなかったように、プロペシアができる前にはAGA(男性型脱毛症)を治療する診療科はありませんでした。

それまではEDもAGAも薬がなかったので、病院も「発毛外来」とか「ED外来」という看板を掲げられなかったのです。

今ではプロペシアと同成分フィナステリド配合の低価格ジェネリック薬としてフィンペシアが高い人気を誇ります。

つまり、プロペシアは医学的に有効性が認められた初めてのAGA治療薬(内服薬)なのです。

プロペシアは商品名で一般名(成分名)はフィナステリドです。

フィナステリドは脱毛の原因になる男性ホルモンの1種DHTを抑制することで脱毛を防ぐ効果があります。

1~2年の長期間服用した場合、AGAの人の約9割に脱毛を止める効果があることが確認されています。

男性ホルモンのテストステロンは「5αリダクターゼⅡ型」という酵素によって脱毛の原因になるDHTに変換されます。

よく「男性ホルモンの分泌が多い人にAGAが多い」といわれますが、正確には「DHTが多い人がAGAになりやすい」です。

男性ホルモンが多くても5αリダクターゼⅡ型が少なく、したがってDHTも少ない人はAGAを発症しません。

1本の毛髪は3~5年の寿命がありますが、そのうちの退行期(2週間)と休止期(3~4カ月)を除くほとんどの期間は成長期です。

DHTはその成長期を極端に短くしてしまう作用があります。その結果成長期に入ったばかりの細く短い毛髪が増えて、頭皮が透けて見えるようになります。

プロペシア(フィナステリド)は5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害することでDHTの産生を抑制し、脱毛を予防します。

フィナステリドは1992年に前立腺肥大の治療薬として承認されたものですが、脱毛を防ぐという「副作用」があることが明らかになって、1997年に米国FDAでAGA治療薬として承認され、日本でも2005年には承認されました。現在は世界70カ国以上で承認、販売されています。

日本皮膚科学会のAGA治療ガイドラインでは、内服薬のフィナステリドと外用薬のミノキシジルが「推奨度A」(強く使用を奨める)にランクされています。

フィナステリドはAGA男性の抜け毛を抑制する治療薬で、ミノキシジル(塗り薬・飲み薬)は、発毛を促進するAGA治療薬となり、男性の場合は両方を併用することで効果的な育毛・発毛が可能です。

フィナステリドの副作用と注意

プロペシアやフィンペシアの有効成分フィナステリドの副作用といわれるものの中で使用者がもっとも気になるのが勃起不全だと思います。

しかし、フィナステリドによる勃起不全の副作用といわれるのはそのほとんどが前立腺肥大の治療薬として1日5mgを投与した場合のものです。

AGA治療薬として1日1mgを服用する程度では、勃起能力への影響はプラセボグループと大きな差は認められません。

また性欲減退を副作用に上げる人もいますが、フィナステリドはテストテロンに作用する薬ではないので、性欲との関係は考えられません。

DHTという男性ホルモン1種に作用することから、そのようなイメージがあるのだと考えられます。

そのほか、胃部不快感、肝機能障害、乳房の女性化などの副作用も、ほとんどは5mg投与での副作用で、1mgではやはりプラセボグループとの大きな差はありません。

注意しなければいけないのはフィナステリドの使用は成人男性に限られるということです。

まだ生殖器などの発育の途上にある思春期の男性は使うことができません。フィナステリドが産生を抑制するDHTは第二次性徴の発現に重要な役割を果たすホルモンだからです。

またフィナステリドは女性の育毛には効果がないばかりでなく、妊娠中の女性は胎児に重大な影響を与えるので決して服用してはいけません。

服用だけでなく薬に近づくこともさけるべきだと言われています。

フィナステリド体験レポート

1年目から効果が実感できるようになりました – 32歳 会社員

ロゲインジェネリック(ミノキシジル5%)とフィンペシア(フィナステリド)を使いはじめて1年半になります。

20代の前半から額の生え際の後退と頭頂部のボリュームが減ってきたことを感じていましたが放置、20代の後半にリアップを使用した時期がありましたが、値段が高いので中断していました。

30代に入って頭皮が明らかに透けて見える薄毛をいよいよ放置できなくなり、上記の2商品の使用を始めました。

使用後半年くらいたつとそれまで恐ろしく感じるほどだった脱毛の数が目に見えて減りました。朝枕カバーに着いた毛髪の量を見るとそれは一目でわかります。

それに気を良くして、使用を続行するとともにシャンプーなどのヘアケアも頭皮に優しいやり方を意識するようになりました。タバコは元々吸っていません。

このような育毛を続けて1年目くらいには地肌の目立ちが明らかに少なくなってきました。

それは行きつけの散髪屋にも、同僚にも言われたので私の勘ちがいではありません。というか勘ちがいかどうかというレベルではない明らかな変化だったのです。

現在は使用を始めてから1年半になります。まだ完全に地肌が見えなくなるまでは遠い道のりがありそうですが、その希望を抱かせる回復ぶりだと思っています。

デュタステリド

フィナステリド配合のAGA治療薬と言えばまず思い出すのがプロペシアでしょう。プロペシアにはジェネリック医薬品も購入でき、非常に人気の高い育毛治療薬です。

プロペシアやジェネリックのフィンペシア、エフペシア、フィンカーなどの成分は『フィナステリド』で、男性のAGA(男性型脱毛症)の原因を阻止して、抜け毛を抑制する育毛成分です。

これまではフィナステリドがAGAの脱毛抑制のスタンダードでしたが、近年イギリスの大手製薬会社『グラクソ・スミスクライン社』の育毛治療薬『アボダート(デュタステリド)』が育毛業界でも注目を浴びています。

今では国内外のAGAクリニックでアボダートの処方が普及しています。

国内ではザガーロと言う医薬品名で処方されるお薬です。

フィナステリド配合のプロペシアやフィンペシアと比較すると一般的な認知度はまだ高くはないですが、AGA(男性型脱毛症)の治療においてデュタステリド配合のアボダートがフィナステリド薬よりも抜け毛防止の効果が高いと言われています。

デュタステリドの効果

AGA治療成分デュタステリドは、プロペシア等の成分フィナステリドと似た作用により抜け毛を抑制します。

フィナステリドもデュタステリドも抜け毛の原因『5α-リダクターゼ』の作用をおさえて脱毛を阻止しますが、大きな違いがあります。

このAGAによる抜け毛の原因5α-リダクターゼは2種類あり、5α-リダクターゼIと、5α-リダクターゼIIに分類されます。

フィナステリドは5α-リダクターゼII型の作用を抑えて脱毛を阻止しますが、5α-リダクターゼIへの作用はありません。

実際は5α-リダクターゼIとII型両方の働きを阻止することでAGAの抜け毛を最も効果的に改善することができ、アボダートのデュタステリドは5α-リダクターゼI、II型の両方を抑え込むことでフィナステリド以上の脱毛抑制効果があるとされます。

アボルブ、ザガーロとアボダートは同じ薬剤

デュタステリド配合アボルブAGA治療の成分デュタステリド配合のアボダートは、日本ではアボルブという処方箋薬として販売されています。

しかし、アボルブはAGA治療薬としては認可を受けていないため、「前立腺肥大症」のお薬として処方されます。

デュタステリド成分が本来は男性の前立腺肥大症の治療薬として開発されたからですが、世界的には男性の抜け毛の原因AGA(男性型脱毛症)の治療薬として有名です。

よってデュタステリド配合薬はアメリカや韓国ではアボダート、日本国内ではアボルブという名称で親しまれていますが、いずれも効果効能は同じです。

例えばアメリカ、韓国ではデュタステリドが前立腺肥大症の治療薬として以外に、男性のAGA治療薬として承認済みですが、日本では前立腺肥大症の治療薬としてのみ承認されています。

いずれにしても、アボルブをAGAクリニックなどで処方するとアボダートより大幅に割高になるため、あえて抜け毛防止にアボルブを処方箋購入するメリットは少ないでしょう。