ダイエット薬|脂肪吸収ブロック(オルリスタット)と食欲抑制剤(サノレックス)の違い | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2018/06/13

肥満外来とは

健康に悪影響を与える肥満を病気として捉え、成人病やその他肥満が関係する病気、生活の質の悪化を改善、予防するための病院での肥満治療、減量を『肥満外来』と言います。

肥満外来では肥満治療薬(ダイエット薬)の処方以外に、適度な有酸素運動なども進められます。ダイエット薬ではオルリスタット配合のゼニカルが主流で、食べた食事に含まれる脂肪分の約30%を排出して脂肪による摂取カロリーを抑えます。

適度な運動により新陳代謝や心肺機能の改善が期待できます。運動を続けること、筋力を増やすことで代謝が高まり、より多くの脂肪やカロリーが燃焼されます。

脂肪代謝を高めることも大切で、脂肪代謝が高くなればなるほど、日常の生活や運動で多くの脂肪が燃やされます。

ダイエット薬(肥満治療薬)の種類

医薬品として販売、処方されている「ダイエット薬(肥満治療薬)」には大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 「食欲軽減」タイプ: 食欲を抑制し、「満腹感」を感じさせることで食事量そのものを制限させる。代表的な医薬品にリダクティル(日本名サノレックス)があります。ただし、「中枢神経」に作用するため、副作用の懸念からアメリカおよび多くの国々で販売が停止されています。日本では依然としてサノレックス(成分マジンドール)が処方されることもありますが、米国で指摘されているマジンドールの健康被害のリスクが日本でも注視されており、このタイプのダイエット薬は最近では処方されることが減っています。
  2. 「脂肪吸収ブロック」タイプ: 食事で摂取した「脂肪」の吸収をブロックし、便として排出させることで脂肪吸収を抑えるタイプで、美容クリニックや肥満治療外来で必ず使用されるダイエット薬で、成分はオルリスタットです。ゼニカルという商品名で販売されています。
  3. 「食欲抑制ガム」タイプ: 食事前や食間、空腹時にガムを噛むだけで食欲が抑制されて空腹感を抑えることができます。お腹がすいて眠れないなどケースなどにも有効です。有名な商品は「フルファストガム(日本名:スリーエフ)」です。最近ではガムタイプのダイエット薬は使用頻度が減ってきており、美容クリニックでは一般的にオルリスタットを処方するケースが多いです。

主成分の「オルリスタット」は副作用が少なく、安全なタイプの肥満治療成分として日本および、米国FDA(米国厚生省の一機関)で認可されており、ポピュラーな商品に「ゼニカル」、ゼニカルのジェネリック薬の「オルリガル」「ビーファット」などがあります。

有効成分の「オルリスタット」の特徴

  • 食事から摂取した脂肪分の1/3を便として体外に排出され、自然に摂取カロリーを抑えられる。
  • 食欲を抑えるダイエット薬と異なり、脳神経への作用が全くなく、病院でも肥満治療に選択される。
  • 病院やクリニックでは必ず推奨される肥満治療(ダイエット薬)である。
  • 脂肪分の多い食事の際にだけ服用すれば良いため、毎回服用する必要がない。
  • 意識せずにカロリー摂取を抑えることができ、リバウンドやストレスが全くないダイエット法である。
  • 有効成分オルリスタット自体が体外に放出され、体内に残らないため、体への負担が小さく、副作用が低い。
  • 服用者の年齢や性別を問わない
  • 米国のFDAや日本でも成分オルリスタットの安全性が認可されている。

食欲を抑える『やせ薬』サノレックス(マジンドール)

脳の神経伝達物質に作用して食欲を抑制する薬(食欲抑制剤)は、高度肥満の患者に対して医師の管理のもとに使用する薬です。一般の人が自己判断で美容目的のダイエットに使用するのはたいへん危険です。

ダイエット補助薬の成分として使用されていた食欲抑制剤の中には、精神障害やうつ病、自殺傾向、心臓発作、脳卒中など、深刻な健康被害が問題になり欧米や日本では使用禁止になったものが多々あります。

食欲抑制剤とは

ヒトは食事をして血糖値が上がると脳内にセロトニンという神経伝達物質が増えて、満腹感を感じます。食欲抑制剤は脳のセロトニン受容体に作用して食事をしなくてもセロトニン濃度を上げ、食欲をおさえる働きがあります。

しかしセロトニンに対するこの作用は、抑うつ症状や睡眠障害を起こす場合があることが分り、いくつかの薬は承認後に販売中止になっています。 特にアメリカFDA(食品医薬品局)は、食欲抑制剤の危険な副作用のため米国での販売を厳しく制限しています。

精神障害の副作用の他に1990年代に欧米で出回ったフェンフルラミンという薬は、心臓弁膜症と肺高血圧の副作用があることが分米国FDAの要請で市場から回収されました。

食欲抑制剤が処方される人

日本ではマジンドールと(日本名サノレックス)いう薬だけが厚生労働省に承認されていますが、医師による処方箋薬でBMI35以上という高度肥満の人だけに使用されるという制限があります。BMI35以上というと身長170㎝の人では体重101キロ以上にあたります。

サノレックスは、脳の食欲中枢と呼ばれる満腹感を感じさせる中枢神経に作用し、血圧と心拍数を高めて「擬似的に」満腹感を感じさせて食欲を抑制する作用があります。

成分マジンドールは、覚せい剤とよく似た構造で、脳の覚醒を引き起こす可能性がありますが、適量であれば覚醒の前に食欲を抑制する作用があるとされています。米国FDAではマジンドールの使用が日本より厳しく限定されて、ダイエット目的では処方されません。

食欲抑制剤と拒食症の関係

拒食症は精神障害によって自分の体型や体重を客観的に把握することができなくなる病気です。非常にやせているのにもかかわらず、セルフイメージとしては太っていてもっとやせなければならないと思うようになります。

食欲抑制剤によるダイエットはこのような精神障害を引き起こしやすいダイエット法と言われているので、使用には充分な注意が必要です。

脂肪吸収を抑えるダイエット薬オルリスタット(ゼニカル)

ゼニカル食欲抑制剤は脳の神経伝達物質に作用するため、特に米国FDA(食品医薬品局)はそれらのやせ薬の米国での販売を禁止しています。

その代わりに、服用の安全性が認められている肥満治療薬が、スイスの製薬メーカーロシュ社が開発して有名な『オルリスタット』配合のゼニカルです。

ゼニカルには同成分オルリスタット配合のジェネリック(後発薬)も多数開発されている人気の肥満治療薬で、国内外の肥満外来や美容クリニックでは必ず推奨されるダイエット薬です。

ゼニカルの成分オルリスタットを脂肪の多い食事と一緒に服用することで、摂取した脂肪分の30%を排出します。この作用で脂肪からの高カロリーを抑えて便として自然排出することができるのです。

体重を減らすために短期間に食事量を制限したり、同じものだけを食べたり、タンパク質や脂肪を含む食品を極端に減らす方がいますが、非常に健康被害のリスクが高い間違ったダイエット方法のため、決して真似をしないことが大切です。

ゼニカルの効果効能

欧米での肥満治療薬としてスイスの製薬会社ロシュ社(Roche)が開発したオルリスタット成分配合のダイエット薬がゼニカルです。

過剰な体重を減らすには『食事制限』によるカロリー摂取の調整と、『運動』による消費カロリーの向上の2点が理想とされてきましたが、食事制限はストレスや体重のリバウンド、偏った偏食による栄養失調のリスクなどがあるため長期間継続するのが困難という課題がありました。

また、運動による消費カロリーアップも社会生活や、家事子育てなどで適度な運動をする時間や体力的な余裕がない場合も多く、食事制限と運動は必ずしも皆に適用できる肥満治療とは言えないのが現状です。

多忙な現代社会に適用可能な肥満治療薬として開発されたのがゼニカルです。

ゼニカルは脂肪分の多い食事などで摂取する脂肪の30%の吸収を抑制して、摂取カロリーを抑えるダイエット薬です。

食事で摂取する脂肪を体内の小腸で吸収するために『リパーゼ』と呼ばれる酵素が必要ですが、ゼニカルの有効成分「オルリスタット」が、このリパーゼの作用を抑え込んで脂肪吸収を阻害します。

ゼニカルの成分オルリスタットの安全性は、米国FDAに効果と安全性のお墨付きがある上、ブロックされた脂肪分と一緒にオルリスタットが排泄され体内に残らないため副作用の心配もありません。

ゼニカルを飲むタイミング

重要なポイントは、ゼニカルは食事に脂肪分が多く含まれていなければ、飲む必要がないことです。軽い食事や炭水化物、たんぱく質、野菜中心の低脂肪食の場合はゼニカルの効果がないため服用は不要です。

脂肪分が多い食事は脳がおいしく感じるため、こってりとした料理や居酒屋や外食で揚げ物、焼肉、中華料理やイタリアンなど、脂肪の多い食事の<1時間前>か、食事中、遅くとも食後30分以内に1錠服用します。食物が胃で分解されてから小腸に行くまで時間がかかりますが、ゼニカルの服用が遅すぎると脂肪吸収ブロックの効果が薄まります。

ゼニカルは42錠入り、オルリガルは90錠入りでいずれも長持ちしますが、毎食ごとに服用するような無駄な服用法は避けて、実際に脂肪吸収ブロックの効果が高い食事の際にのみ服用しましょう。夕飯や外食でのビュッフェ、夜の飲み会など食が進む機会にはゼニカルが効果的です。

ゼニカル(オルリスタット)の注意点

過去にゼニカルやジェネリックのオルリガルなどを服用した方ならわかりますが、服用後は普段よりも早く便意を感じます。お腹が下った下痢気味の感覚を覚えますが、オルリスタットが小腸内で作用しているしるしです。

便意が早く現れる以外にも、放屁(おなら)が出やすくなりますので、ゼニカル服用後の食後にはお手洗いに行けるようしておきます。

長時間の移動や運動のスケジュールを入れないようにします。実際の排便時に皆が驚くのが便に含まれる油の量です。実際に食べた食事に含まれる油分の3割ほどが便と一緒に排出されますので、便器の周りが脂で黄色くなるほどです。

食事に油分が少なかったり含まない場合はゼニカルの効果がないため、服用は不要です。

オルリスタットの注意すべき副作用

有効成分オルリスタットは小腸で脂肪吸収を抑えた後、便と一緒にすぐに排泄されるため、お薬自体の副作用は特にありません。しかし、脂肪吸収をブロックする際に、『脂溶性ビタミン(A、D、E、K)』の吸収もブロックします。脂溶性ビタミンは脂肪に溶けて体内に吸収されるビタミン郡です。

摂取した脂溶性ビタミンの一部が吸収されないため、ゼニカル服用時は総合ビタミン剤を適量服用すると良いでしょう。注意点の一つとして覚えておくことは、小腸で吸収されなかった脂肪が便として排泄されるため、脂肪をたくさん含んだ便が出ます。普段これほどの脂肪分が体に吸収されていたと考えると驚かれる方が多いでしょう。

糖質制限ダイエット

肥満の原因は高脂肪な食生活のほかに『糖質の取りすぎ』があります。近年注目を浴びているのが糖質を抑える『糖質制限ダイエット』で、要するに甘いものや血糖値を高める炭水化物を食べ過ぎないというダイエットです。

まず、糖質を取りすぎるとどうして肥満の原因になるのかを説明します。

砂糖や炭水化物に含まれる糖質は、ブドウ糖(グリコーゲン)に分解されて血管を通して血中に吸収されます。血液中に含まれるブドウ糖が増えると血糖値が高まりますが、それを抑えるのが『インスリン』というホルモンです。

ブドウ糖は筋肉、脳など体の活動エネルギーとして必須ですが、余分なブドウ糖はインスリンの働きで血中から排出されて、「皮下脂肪」として細胞に蓄えられます。

上記の理由のため、糖質を多く含む食べ物を日々沢山たべると、血糖値が高まり、インスリンの働きで余分なブドウ糖が血管外の細胞に排出されて皮下脂肪として蓄積されて体脂肪が増加するのです。

糖質制限ダイエットをサポートするサプリメント

特にアメリカでは低脂肪(ノンファット、ローファット)の食品がたくさん消費されていますが、同時に『糖質』の摂取が非常に多い国で、それが原因で若年層にまでも肥満や糖尿病の患者が急増しています。

最近では、糖質を抑える『糖質制限ダイエット』が主流になりつつあり、甘いものだけでなく、炭水化物から加工食品まで、糖質が高い食品を抑える目的で開発されたサプリメントが『フェーズ2(糖質ブロック)』と言う商品がよく使用されます。

フェーズ2は炭水化物、糖質の多い食事と一緒に服用することで糖質(炭水化物も分解されて糖質になる)の体内吸収を抑え、血糖値の急上昇を抑制します。

血糖値の上昇をコントロールしてインスリン分泌が抑制されることで、普段よりも炭水化物、糖質の摂取を抑えて肥満改善をサポートします。

普段から白米、スイーツ、うどん、揚げ物など炭水化物、糖質を多く含む食べ物を好まれる肩にはフェーズ2など糖質ブロッカーの服用が検討できます。

 

炭水化物が好きな方向けのダイエットサプリ「ガルシニア(Garcinia)」

糖質制限ダイエットにフェーズ2糖質や炭水化物が好きな方へ向けたダイエットサプリメントとして推奨されるのが、こちらの「ガルシニア(Garcinia)1,000mg」です。ゼニカルは食べた脂肪分をブロックしてカロリー制限をサポートしますが、ガルシニアは、食べた炭水化物に含まれる糖質の脂肪合成を防ぐ効果があります。また、食欲そのものを抑制する効果もあるといわれています。

「ローカーブダイエット(炭水化物制限ダイエット)」という肥満治療法がありますが、その手法や目的は「糖質制限ダイエット」と同じで、血糖値が高くなってインスリンの作用で余分なブドウ糖が脂肪細胞に蓄積されて皮下脂肪になるのを抑えることです。

甘いものやご飯もの、麺類などが好きなかたは「ガルシニア(Garcinia)1,000mg」を試してみてはいかがでしょうか。当商品は、天然の食部由来の成分が主原料の安全なサプリメントで、お薬と併用も可能です。