ヒルドイドを赤ちゃんに使って大丈夫? | くすりエクスプレスの教えてQ&A

海外医薬品・ジェネリック薬の個人輸入代行なら
安心のくすりエクスプレスにお任せください

皮膚科で処方される保湿効果のある外用薬のなかで、もっとも処方数が多いと言われているヒルドイドは、肌の保湿を目的として使用したり、血行の促進、炎症の抑制、ステロイド剤などの刺激の強い薬剤との緩衝材など、その使用用途は実に多彩です。

ヒルドイドの主成分であるヘパリン類似物質は、私たちの体内にあるムコ多糖類という成分の仲間であるヘパリンに非常によくにた構造の物質です。そのため、体から拒否反応が出にくく副作用も少ないとされ、安全性が高い保湿剤として様々な皮膚の疾患に対して処方されているのです。

そんなヒルドイドは子供や大人だけでなく、新生児や幼児を診ている施設でも処方されています。赤ちゃんは皮膚が大人の半分ほどの厚さしかありません。肌の厚みが薄いということは外的刺激に対してのバリア機能も弱いということになります。

赤ちゃんの肌は常に潤っているようなイメージがありますが、実は生後2か月も過ぎれば赤ちゃんの肌にある皮脂の量は大人の半分以下、水分量も半分近く減ってしまうといわれています。つまり肌が薄いうえに、肌を守るための皮脂や水分まで少ないという、まさにトラブルがいつ起きてもおかしくない状態で過ごしていることになります。

そのため、赤ちゃんによってはすぐに肌が乾燥してカサカサになってしまうこともありますし、乳児アトピー、乳児湿疹と呼ばれる乳児特有の肌疾患も決して珍しいものではありません。これらは母親の体内のホルモンに影響されてあらわれたり、肌のバリア機能が弱いために起こるもので、ほとんどの場合は1~2歳くらいまでには落ち着いていきます。

ヒルドイドはこちらからご確認ください>>

しかし、赤ちゃんの肌を守ってあげるためには、肌の保湿力を高めて少しでも外的刺激を押さえたり、炎症などの症状を抑えることしかありません。あまりに症状が重い場合はステロイド剤が処方されますが、そうでない場合はヒルドイドなどの保湿剤で様子を見ることも多いです。

ただし、赤ちゃんは自分で自分の肌の調子を伝えることができませんから、周りにいる大人がきちんと肌の様子を観察し、少しでもおかしいと思ったらすぐにヒルドイドの使用を中止して医師に相談することも大切です。

たとえば、皮膚に炎症を起こしている場合、皮膚の内部では毛細血管が広がっている状態です。そのため皮膚が赤く腫れたり痒みがでることがあります。このようなときにヒルドイドを使うと逆効果になるため注意しなければいけません。

皮膚に炎症を起こしているときはヒルドイドの血行促進作用が毛細血管をさらに拡張させてしまうことになります。そうなれば炎症はさらにひどくなることになりますので、ステロイド剤を使って広がってしまった血管を縮小させてあげる必要があります。

また、乳児アトピーなどで肌の表面が粉ふいたようになっていることがありますが、これは乾燥による粉ふきではなく炎症が起きていることが原因の粉ふきです。もちろん粉ふきが乾燥によるものだと勘違いしてヒルドイドを使えば悪化することになります。

周囲の大人が間違った知識でヒルドイドを使用すれば赤ちゃんの肌トラブルを悪化させることにありますので、用法・用量をしっかりと確認したうえで使用してください。赤ちゃんの体質によってはヒルドイド自体が合わない子もいるため、処方されてもまずは少しずつ様子を見ながら塗っていくなどの観察が重要です。

赤ちゃんの肌にヒルドイドを塗る場合は、指の腹や手のひらをつかい、力をいれずに優しく広げていってください。赤ちゃんの肌はとてもデリケートですし、皮膚トラブルを起こしているならさらに傷つきやすくなっていますので、強く擦りこんでしまうと肌を刺激してしまうことになります。

患部や症状によって1日1回~複数回を、なるべく肌が清潔な状態で塗ってください。赤ちゃんは口になんでもいれようとするため、塗り終わった薬を近くに置いておくときは赤ちゃんの手の届かない場所に置くことも忘れないようにしましょう。また、目の周りに塗る際は目の中に入ってしまわないように寝ているときに塗ってあげる等の工夫をしてみてください。

ヒルドイドはこちらからご確認ください>>