AGAについて知っておきたい必須項目 | くすりエクスプレスの教えてヘルスケア

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公開日: 2017/06/28

AGAへの対応の歴史が変わった1998年

AGA(男性型脱毛症)は1998年にフィナステリドという薬が発売されてからは、それ以前とは違う病気になりました。

つまり、「治らない病気」から「治る病気」に変わったのです。病院に発毛外来ができたのもこの薬の開発がきっかけです。有効な薬が見つからないうちはお医者さんも、「悩んでいないで相談しなさい」とは言えなかったのですね。

それまでは「若はげですか、それは遺伝ですよ」と言っていた皮膚科の医師が「AGAは病気だからは早く治療を始めましょう」と言うようになりました。

AGAもふつうの病気と同じように、早く病気に気づいて治療を始めるほど回復が早いのです。

フィナステリドは8割以上のAGA患者に脱毛防止や育毛の効果が認められていますが、その改善の程度は同じではありません。脱毛の進行があまり進まないうちに治療を始める方が大きな効果が期待できるのは当然です。

兆候は異様に多い脱毛から始まる

そこで大切なのはいかに早くAGAの兆候に気づくかです。そのポイントは次の7項目です。

・朝、枕カバーに大量の毛髪が着いている。
・シャンプーのときの抜け毛が異様に多い。
・頭に触れたときなど髪が以前より柔らかくなったと感じる。
・頭頂部の毛髪の厚みが減った感じがする。
・こめかみが以前より剃りこまれているように見える。
・頭に雨が当たったとき雨粒が直接地肌に当たる感触がある。
・頭頂部や髪の分け目などの地肌が目につくようになる。

兆候の1から7に進むにしたがって症状は進行しています。兆候が出始める年齢やその進行スピードは非常に個人差が大きいのですが、フィナステリドという薬は脱毛の進行が早い人にほど効果も高いという特性があるのが心強い点です。

進行が早い人にほどよく効くのが治療薬のフィナステリド

AGAの原因は、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素によってDHTという別種の男性ホルモンに転換されることです。

DHTは男性の発達のある時期には必要なホルモンですが、それ以降にあまり作られるとヘアサイクルを短くして脱毛を促進するという迷惑なパフォーマンスをするようになります。

AGAになりやすいのは、5αリダクターゼという酵素が頭皮(とくに頭頂部やこめかみ)に多い人、あるいはこの酵素の作用に敏感な人です。

しかし、フィナステリドはこの酵素の働きを阻害する薬(5αリダクターゼ阻害薬)なので、この酵素に敏感に反応する人にほど効き目があるという特徴があるのです。

つまりAGAになりやすいというザンネンな遺伝形質を受け継いでいる人は、そのかわりその治療薬はよく効くというメリットもあるわけです。大切なのはAGAの兆候に気づいたら、悩んでいないで1日も早く治療を始めることです。

加齢による薄毛の原因は、男性も女性もDHT

加齢による薄毛は、男性の場合はAGA(男性型脱毛症)と呼ばれて、思春期以降に始まって徐々に進行します。皮膚科学会のAGA治療ガイドラインによると、AGAの発症率は20代で10%、30代で20%、40代で30%、50代で40数%と加齢より増加します。

AGAの原因を同ガイドラインは「前頭部,頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンはⅡ型 5α-リダクターゼの働きにより,さらに活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合する」ことによると説明しています。

女性は閉経前後からDHTの影響が表面化する

実はこのメカニズムは女性の加齢による薄毛も同じで、FAGA(女性の男性型脱毛症)と呼ばれています。

へんな病名ですが、女性にも量は少ないが男性ホルモンは分泌されていて、それが男性と同じプロセスで脱毛をひき起こすというのです。

ただし女性の場合は髪の成長をうながす作用がある女性ホルモンの影響が強いので、若いうちは男性ホルモンの影響は相殺されて表面化しません。

しかし、閉経が近づいて女性ホルモンの分泌量が減ると、女性の場合は頭頂部の広い範囲で薄毛が進行することがあります。

20年前は希望のない時代

プロペシアで有名なAGA(男性型脱毛症)の治療薬フィナステリドが開発・承認されたのは1997年で、それからまだ20年もたっていません。

ということは現在50歳の男性は、30歳のときに脱毛と薄毛に悩んでいても効く薬がなく、医師にも「若ハゲ? それは病気ではありませんよ」と相手にされなかったのです。

それを思うと現在20~30代でAGAの兆候のある男性は恵まれています。特効薬と言ってよい薬ができて、『育毛外来』という病院で治療する薄毛治療がありますし、お医者さんも本気で相談に乗ってくれるからです。

AGA(男性型脱毛症)とは?

したがって、現在脱毛や薄毛に悩んでいる男性はAGAとその治療薬であるフィナステリドについて、ぜひ知っておく必要があります。そうしないと良い時代に生まれたかいがないのです。

AGAは男性ホルモンのテストステロンがある酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに転換されるのが原因です。DHTには毛髪サイクルを狂わせて、髪の成長期を極端に短縮する作用があるからです。

テストステロンをDHTに転換するのは、頭皮や前立腺に多く存在する5αリダクターゼという酵素です。

この酵素の量は遺伝的に決まっていて、多い人がAGAを発症します。よく男性ホルモンの多い人が若ハゲになるといいますが、正確にはこの酵素が多くでDHTが多く作られる人が薄毛になりやすいのです。

治療薬のフィナステリドはこの5αリダクターゼの作用を阻害してDHTが作られるのを防ぐ働きをします。

皮膚科が積極的に進める治療薬は2種類だけ

ガイドラインでは男性および女性のAGAの治療法を推奨度に応じて次の5段階にランク付けしています。

  • 推奨度A  行うよう強く勧められる
  • 推奨度B  行うよう勧められる
  • 推奨度C1  行うことを考慮してもよいが,十分な根拠がない
  • 推奨度C2  根拠がないので勧められない
  • 推奨度D  行わないよう勧められる

具体的には、推奨度Aに指定されている治療薬は、男性ではフィナステリドの内服と5%ミノキシジルの外用、女性では1~2%ミノキシジルの外用薬です。

女性のミノキシジルではリアップリジェンヌが有名ですが、値段の安いジェネリックならツゲイン2%があります。

推奨度Bには内服薬も外用薬も指定されておらず、男性の自毛植毛手術が指定されているだけです。

好意的な評価の最後にあたる推奨度C1には、外用薬の塩化カルプロニウム、t-フラバノン、アデノシン、サイトプリン、ペンタデカン、ケトコナゾールが指定されています。

つまり治療薬でガイドラインが積極的に推奨できるのは、男性ではフィナステリドとミノキシジル、女性では濃度の薄いミノキシジルだけだということになります。

AGAの発症年齢と治療薬

日本にはAGAを発症している男性は一千万人くらいいると推定されていますが、20代で発症するのはそのうちの6%、30代では12%といわれています。

つまり髪が薄くなる性質の人の約2割が20代、30代という若い年代でAGAによる脱毛が始まっているのです。

しかし、この早い発症にもフィナステリドの登場以降は希望が持てるようになりました。

というのは、DHTが作られやすいのは5αリダクターゼの活性が高いということで、そういう人には5αリダクターゼ阻害薬のフィナステリドがよく効くからです。

フィナステリドは2年以上の長期使用実験によれば、脱毛を止める効果が9割以上の人に確認されています。

20代、30代でAGA対策を始めれば充分な効果が期待できるのです。

フィナステリド配合のAGA治療薬と言えばプロペシアが有名ですが、フィンペシアやフィンカーなど低価格のジェネリックも販売されているため、ジェネリックに抵抗がなければ抜け毛治療はこれまでになく低価格になったと言えるでしょう。

「お医者さんに相談」すると薄毛はなおる?

薄毛の悩みは「お医者さんに相談しよう」という時代になりました。これはお医者さんに相談しないと薄毛は治らないという意味ではなく、医学的に根拠のある治療薬ができたということです。

その育毛薬は、

・抜け毛を予防する「フィナステリド」を成分にした内服薬
・発毛を促進する「ミノキシジル」を成分にした外用育毛剤

の2つです。

この2つを同時に使うことでAGA(男性型脱毛症)が改善することが医学的にみとめられて、病院に「発毛外来」という診療科が設けられるようになりました。

フィナステリドは、脱毛の原因になっているDHT(ジヒドロ・テストステロン)という男性ホルモンの生成をおさえることで、脱毛を予防します。

ミノキシジルは、すでに脱毛してしまった部分の毛根の血液循環をよくすることで、新しい毛の発毛をうながします。

この2つの薬(育毛剤)であるフィナステリドとミノキシジルは、2010年に日本皮膚科学会が発表したAGA治療(男性型脱毛症)のガイドラインで、推奨ランクA(強く勧められる)に位置づけられています。

重点をおくのは抜け毛予防か発毛促進か

抜け毛がふえて頭皮がすこし透けて見えるようになった、というAGAの初期の段階では脱毛予防に重点をおきます。

ある程度脱毛が進行してひたいや頭頂部の薄毛が目だっている場合は、発毛促進に重点をおきます。

ミノキシジルは血管を広げて血行をよくする作用がある成分で、もともと高血圧の薬として使われていました。

この作用が脱毛した後の活性の低くなった毛根を再び元気にすることがわかって、育毛剤として承認されました。

薄くなった頭皮をよく見ると、まったく毛髪がないわけではなく細く短い毛が生えているのがわかります。

これは元気のない毛根が、それでも一生懸命「発毛」し続けている状態です。しかしこの頼りなげな毛はそのままでは大きく育たず、うぶ毛のまま抜けていく運命にあります。

毛根がまったく活力を失う前に、血液を送りこんで元気にするのがミノキシジルです。

ミノキシジルを成分にする育毛剤は、製品によって1%、2%、5%、10%など成分の配合に差があります。成分の薄いものから使いはじめて、ようすを見ながら必要に応じて濃いものを使うようにします。

2%以下のミノキシジルは、女性の薄毛の育毛剤としても使うことができます。(脱毛予防のフィナステリドは女性は服用することができません)
ミノキシジルの育毛剤は、日本では大正製薬から「リアップ」の商品名で販売されています。そのほか個人輸入で「ツゲイン」、「ロニタブ」などのジェネリックを入手することもできます。

女性の育毛にはパントガールと呼ばれるミノキシジル塗り薬が有名ですが、女性用育毛剤ツゲイン2%と同じ成分の育毛剤です。

頭皮改善の育毛シャンプー

頭皮を清潔にしておくのはもちろんたいせつですが、洗浄力の強いシャンプーで皮脂を洗い流しすぎると頭皮の角質のなかにある細胞間脂質も失われて、乾燥肌の頭皮になります。アミノ酸系の洗浄力のおだやかなシャンプーを使用しましょう。

AGA(男性型脱毛症)の原因の1つに頭皮の湿疹や頭皮の脂性があります。どちらも毛根の発育を阻害し、脱毛しやすくなります。

この頭皮の湿疹、脂性の改善とフケ症の改善効果がある医薬品シャンプーが「ニゾラールシャンプー(ニゾラルシャンプー)」です。

ニゾラールシャンプーの成分は「ケトコナゾール」と言い、この成分が頭皮の湿疹、脂性、フケなどを改善して育毛を促進します。ミノキシジルの塗り薬で育毛している場合は、ニゾラールシャンプーで頭皮を健康し、更なる育毛効果を促進することが可能です。

ニゾラールシャンプーは週に2回ほどの使用でよいため、市販の育毛シャンプーと比較すると非常に費用対効果の高い育毛シャンプーです。

正しい頭皮ケアと生活習慣で育毛をフォローする

脱毛予防や発毛促進の効果をあげるためには薬や育毛剤の使用だけでなく、正しい頭皮のケアと皮膚への血行を促進する生活習慣がたいせつです。

睡眠不足、ストレス、喫煙は皮膚の毛細血管を収縮させる「三大悪役」です。生活習慣の面からもできるだけ育毛をサポートしてあげましょう。

髪を育てる栄養素が不足することは現代の食生活ではほとんどありませんが、極端にかたよった食習慣や食べすぎによる肥満は生活習慣病の原因になり、とうぜん育毛にも悪い影響を与えます。

頭皮がかたく動かないような状態、いわば「頭皮が頭蓋骨にぴったりはりついてゆとりのない状態」だと毛根への血行も阻害されます。指で側頭部から頭皮をもちあげるようなマッサージをすると血行が良くなります。